2020年1月1日加筆修正
価格帯別の軽量スピニングリールトップ5をまとめました。
スピニングリールの重量は非常に重要なスペックです。
基本的に高額なリール程軽い傾向がありますが、「予算内で一番軽いやつが欲しい」という方のため、価格帯ごとの重量ランキングを製作しました。
価格帯は「1万円以下」「1万円~2万円」「2万円~3万円」「3万円~5万円」「5万円以上」の5カテゴリーに分類しています。
ただし、小型リール(シマノ クラブデミ等)やチヌ、ワカサギリール(シマノ ワカサギスペシャル等)など用途が限られており極端に軽量なリールは除外しています。
また、オープン価格で発売されているリールは1万円以下に分類しています。
ベイトリールの価格帯別 軽量リールランキングTOP5はこちら。
スピニングリールの番手別 軽量リールランキングTOP5はこちら。
1万円以下部門
5位 |
4位 |
3位 |
SHIMANO サハラ 1000 |
Abu Garcia カーディナル S1000 |
Abu Garcia カーディナル SX1000S |
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1000番/215g |
1000番/208g |
1000番/206g |
2位 Abu Garcia カーディナル2 S1000(100番/203g)
商品ページ
1位 SHIMANO サハラ 500(500番/175g)
1万円以下の低価格モデルではSHIMANOのお手頃定番リールであるサハラの500番が1位になりました。
500番というトラウト、メバリング、アジング等の繊細な釣りに使用される低番手です。
サハラ500は5000円台と言う低価格ながら175gという重量はかなり軽量です。
フラッグシップモデルの500番は、150g前後であることから重量の面では大きく見劣りしないレベルまで迫ってきていることが伺えます。
1万円~2万円部門
5位 DAIWA フリームス LT2000S(2000番/190g)商品ページ
4位 SHIMANO ソアレ BB C2000PGSS(2000番/190g)商品ページ
3位 DAIWA フリームス LT1000S(1000番/185g)商品ページ
2位 SHIMANO ナスキー 500(500番/175g)
商品ページ
1位 SHIMANO ソアレ BB 500S(500番/160g)
1万円~2万円モデルではSHIMANOのソアレBBの500番が1位になりました。
価格的に競合するDAIWAのフリームスは25gの差があります。
番手の違いはもちろんのこと、これほど差があるとすると、おそらくメーカーごとにリールに対する考え方の差がありそうですね。
2万円あたりまでのモデルは、流通も多く実売価格ではお手頃なことが多いです。
こうした量販グレードではSHIMANOがかなり健闘していることが伺えます。
2万円~3万円部門
5位 Abu Garcia Revo LT 2000SH(2000番/185g)商品ページ
4位 Abu Garcia Revo PRM 2000SH(2000番/183g)商品ページ
3位 DAIWA タトゥーラ LT2000S-XH(2000番/170g)商品ページ
2位 DAIWA カルディア LT2000S(2000番/170g)
商品ページ
1位 DAIWA カルディア LT1000S-P(1000番/170g)
定価3万円までのモデルではDAIWAのカルディア LT1000S-Pが1位となりました。
この価格帯は、エントリーモデルを脱してステップアップする際に選ばれることが多いミドルクラスに位置しています。
定価2万円以下ではSHIMANOが健闘していましたが、ここへ来て逆転しています。
1位~5位の比較ではほぼ重量差がなくなり、SHIMANOはランク外になりました。
3万円~5万円部門
5位 SHIMANO ストラディック CI4+ C2000S(2000番/160g)商品ページ
4位 SHIMANO ソアレ CI4+ C2000SSPG(2000番/160g)商品ページ
3位 Abu Garcia Revo MGXtreme 1000S(1000番/155g)商品ページ
2位 DAIWA セオリー 1003(1000番/155g)
商品ページ
1位 SHIMANO ソアレ CI4+ 500S(500番/140g)
定価3万円~5万円のリールではSHIMANOのソアレ CI4+ 500Sが1位になりました。
定価2万円以下のエントリーモデルではSHIMANO、3万円以下のミドルクラスではDAIWA、そしてこのアッパーミドルクラスとも言える価格帯では各メーカーが入り乱れている印象です。
やはり重量ではSHIMANOがDAIWAの一歩上をいく印象でしょうか?Abu Garciaがかなり健闘していることも伺えます。
Abu Garciaのリールはマイナーな印象がありますが、少し興味を持てる結果です。
5万円以上部門
5位 DAIWA プレッソ LTD 1025(1000番/155g)商品ページ
4位 SHIMANO ヴァンキッシュ C2000S(2000番/155g)商品ページ
3位 SHIMANO ヴァンキッシュ 1000PGS(1000番/155g)商品ページ
2位 DAIWA イグジスト FC LT2000S-H(2000番/155g)
商品ページ
1位 DAIWA イグジスト FC LT1000S-P(1000番/150g)
5万円以上のフラッグシップモデルになるとDAIWA イグジストが1位2位を独占しています。
ただし、3位以下との重量差は誤差の範囲で、2020年現在の上限がここにあることが伺えます。
現時点でも重量面で不満を感じることは少ないです。
最近では各社重量よりもそれ以外の性能を研ぎ澄ますことに集中しているようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
リールの重量は重視される一方で、エントリーモデルでさえもかなり軽量化が進められ、最軽量モデルとの差は35gにまで迫っています。
リールは重心が手元に近いことから、ロッドほど重量差を感じることもありません。
更に軽さだけでいえば3万円~5万円のモデルが最軽量となっています。
今後リールの軽量化は更に進むのか、あるいは違う方向への進化が始まるのか楽しみです。