ドリリウム

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【ドラレコは無意味】「煽り運転」の対処方法と実効力のある対策を紹介

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2019年8月13日更新

 

あおり運転による事故が大きな注目を集め、それと同時にドライブレコーダー(以下ドラレコ)の重要性も認識され始めています。

しかし、その一方で「あおり運転対策はドラレコを装着すればOK」と誤認させるような記事や情報があふれています。

 

もちろんドラレコはあるに越したことはない装備ですが、対策としての効果は乏しいです。

 

この記事では、実際にあおり運転の被害に遭ったことを想定して、具体的な対策を紹介しつつ、ドライブレコーダーがどの程度役に立つのか紹介します。

 

【注意】この記事は筆者のあおり運転被害、通報、事故などの実体験とその際に警察官や保険会社とお話しした情報を基にしています。都道府県により警察の対応は異なる可能性があります。

あおり運転被害に遭った時の適切な対処方法

あおり運転被害に遭った時の適切な対処方法を紹介します。

この対処方法の流れを見て頂くと、ドラレコが直接的な対策になり得ないこともよく理解していただけるでしょう。

①加害者に道を譲る

まず始めに冷静になりましょう。

そして、交通量の少ない道であればハザードランプを点灯して左側に寄り、あおり運転の加害者に道を譲ります。

駐停車禁止区間であっても構いません。緊急時ですから遠慮することはありません。

もし道路沿いにコンビニなどの店舗があれば、そこへ入るのも良い手段でしょう。

回避が困難な場合

1車線の高速道路や、狭く混雑した1車線の道路上では加害者に道を譲るほどスペースが確保できなかったり、周辺交通を著しく妨害してしまうこともあるでしょう。

例えば1車線の高速道路では、一定距離ごとに避難スペースが設けられています。

設けられていない場合でも、高速道路は路肩を広く取っているため、左側に寄ることで十分に後続車両に道を譲ることが出来ます。

 

冷静になって周囲を確認し、退避してください。

 

次に、混雑した道や狭い道で後続車に道を譲ることが難しい場合です。

このケースでは無理に譲る必要はありません。そもそもそうした道では譲ったところで何も変わらないことが多いためです。

速やかに②の対策へ進みます。

②ドアをロックする

「①加害者に道を譲る」で道を譲った後は、停車したまま鍵をロックしましょう。

基本的に速度が遅いことを理由に加害者も停車して、暴言や暴力を振るうことはないでしょう。

しかし、念には念を入れてドアをロックしておきましょう。

万が一の際の安心感、心の余裕につながります。

①加害者に道を譲る」と同時あるいはその前に行っても構いません。

③警察に通報する

次に、その場で速やかに警察に通報します。

もし停車した場所が周辺交通の妨げになると考えられる場合には、移動して構いませんが、通報は出来るだけ早くした方が良いでしょう。

通報は110番もしくは#9110番です。

#9110番は緊急性を伴わない相談窓口です。

あおり運転が悪質と感じたのであれば躊躇わずに110番通報して良いです。

後日の通報では警察の対応が変わります。即通報する方が効果的な対応をしていただけます。

 

なお、この際に警察はドラレコの映像を証拠として扱いません。

ドラレコの映像がありますと言っても原則採用されません。

※今後、あおり運転の厳罰化が進み状況が変わる可能性はあります。

 

実際に私が危険車両を通報した時の状況や通報後の流れを以下の記事で紹介しています。

 

▼危険車両を通報した体験談

違反車両を通報してみた話(あおり運転、車線逸脱、信号無視)

▼危険車両の通報手順と流れ

煽り運転の通報の手順と流れを解説【危険運転は放置せず通報しよう!】

④心を落ち着けて再出発

その場で少し落ち着きましょう。

あおり運転の被害や警察への通報で冷静さを失っている可能性があります。近くにお店や自動販売機でもあれば飲み物でも買って、飲み終えるまで休憩すると良いでしょう。

あおり運転被害に遭った時に絶対してはいけないこと

あおり運転の被害に遭うと、恐怖や苛立ちを感じて冷静さを失っていることが多いです。

その1 速度を上げて引き離そうとする

「煽られているから自身も速度を上げて、煽られないように速度を上げよう。」

そう考えてしまう人がいるかもしれません。

しかし、これは絶対にしてはいけないことです。

 

基本的にあおり運転をするドライバーは、制限速度を守りません。

煽られたからといって、速度超過の罰則は自身に付くのです。

更に、恐怖から速度を上げていった場合には冷静な判断が出来ず、追突や自転車や歩行者との事故、カーブを曲がり切れずにガードレールに激突するなど事故につながる可能性があります。

 

あおり運転が原因で事故に発展した場合でも、基本的に自身の責任がなくなることはありません。

くれぐれもあおり運転の被害に遭った時は冷静になり、道を譲りましょう。

その2 減速する(急ブレーキを踏む、エンジンブレーキを強くかける)

煽られていると感じるほどの状況で急ブレーキを踏むと、ほぼ確実に加害者は貴方の車に追突します。

 

しかし、いくら相手があおり運転をしていたとしても、事故に遭った時の責任は貴方にも残ります。

例えば貴方と加害者の車両の修理代、代車の費用、治療費などは貴方も支払う必要があるのです。

 

この責任の割合は過失割合と言われ、一方が完全に停車している場合を除いてどちらかの責任がゼロになることはほぼありません。

もちろん任意保険に加入していれば保険会社が支払うことになりますが、100%加害者の責任とはなりません。

 

さらに、もし貴方の車が少し古い(10年落ち程度)の場合には、修理代が出ない可能性もあります。

なぜなら、車の「修理代」が車の「市場価値」を上回ると保険会社から「修理代」が支払われないからです。

修理代が市場価値を上回った場合、最大で車の新車価格の10%しか保証されません。

新車価格200万円の車であれば20万円もらえるだけです。

あとは自腹で修理するなり、20万円で新しい車を探す羽目になります。

 

▼私が事故の被害に遭った時の体験談を記事にしています。

トラックに突っ込まれて10キロ歩いた話と教訓 - 中古でいいからちゃんとした車を買おう

 

とにかく面倒くさく、働きながら治療等を含めた事故後の処理をすべて済ませるのは労力がかかります。

あおり運転でドラレコが活きるケース

よくあおり運転の被害に遭ったり、危険車両を発見した時にドラレコの映像をYoutubeなどにアップロードする人がいます。

 

もちろん啓蒙や問題提起のための材料とするのであれば構いませんが、単純な恨みからくる行動であることが大半です。これは全く意味を成しません。

 

「あおり運転被害に遭った時の適切な対処方法」で説明した通り、速やかに警察に通報することが唯一の効果的な対処方法です。

 

それではあおり運転対策にドラレコを装備することは全く無意味なのか、と言われればそんなことはありません。

 

ドラレコが活きるのは主に事故が発生し裁判に発展した時です。

例えば以下のようなケースが考えられるでしょう。

  • 加害者に道を譲ったものの加害者が怒り心頭で暴力を振るってきた
  • あおり運転の恐怖から冷静な対処ができずに事故を起こした
  • 死傷者が出るような人身事故に発展した

基本的に、道路交通法および施行令の違反でドラレコが警察の証拠として採用されることはありません。

 

そんな時に警察や保険会社の対応に納得できずに裁判を起こしたとしましょう。

そうするとドラレコの映像が判断材料として採用されることがあります。

 

また、加害者が直接暴力を振るってきた場合など、交通法規違反や自動車事故ではなく暴力事件などに発展すればもちろんその映像は警察の証拠として採用されます。

 

更に、時折ニュースで交通事故の加害者が「過失運転致死傷」や「危険運転致死傷罪」などの罪に問われているのを見かけると思います。

これは事故(特に人身事故)において加害者が刑事責任を問われているケースです。

この場合にはドラレコの映像が採用されることがあります。

 

実際に私も追突事故の被害に遭った時、警察署で事情を聴かれる中で「被害届を出されますか?」と聞かれました。

被害届を出せば相手は刑事責任に問われたでしょうが、その時はケガも軽微で相手も職業ドライバーでしたのでかわいそうに思い被害届は出しませんでした。

煽られないために交通法規を守ろう

余談ですが、あおり運転の原因として煽られる側がルールを守らず他車の進路を妨害しているケースを耳にします。

 

優先車線を走行する車にブレーキを踏ませるような運転はしてはいけませんし、優先車線を誤るのは以ての外です。

交差点や駐車場出口での優先車線への侵入には気を使いましょう。優先車線のない交差点では左から来る車を必ず優先します。

 

ただし、当然ながら進路を妨害されたからと言ってあおり運転をしてはいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ドラレコはあおり運転の対策としてはあまり役に立たないことがお分かりいただけたと思います。それ以上に、冷静に道を譲り速やかに警察に通報することを徹底することこそが実効力ある対策と言えます。

ドラレコが活きてくるのは最悪の事態が起こった 後 だけです。

事故に遭わず、あおり運転をするドライバーを減らし、より良い道路交通を守るためにも、積極的に通報することを心がけましょう。

現在、あおり運転だけで警察に通報する人は少ないのが現状です。

しかし、事故に発展してからでは遅いのです。より多くの人が被害に遭った時に警察に通報することで、よりよい道路交通が実現するはずです。

 

より直接的な効果、予防効果が期待できるステッカーの活用をオススメします。

 

 

危険ではないけどお行儀が悪い運転の違法性を検証する「これって違反?」シリーズもあわせてご覧ください。もしかするとあなたも知らずに違反しているかも?

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