【比較】バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」「DV688」「AKY-868G」の機能と違い
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バイク用前後ドライブレコーダー「DV188」の上位モデル「DV688」の販売が開始されました。私は実際に約5カ月前に「DV188」を購入し、現在も継続して使用しています。また、「DV688」とは違う方向性に「DV188」を進化させた「AKY-868G」という商品も販売が開始されています。この記事ではこの3機種の違いを徹底比較し、魅力的な1台を探っていきたいと思います。
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DV188/DV688について
始めに、DV688はつい最近デビューしたDV188の新バージョン、あるいは上位モデルにあたる存在のようです。様々な中国の販売会社を経由して、Amazonの日本サイトを中心に販売されています。販売会社が異なると、商品名が僅かに変わっていることがあるのですが基本的にすべて同一製品です。また、似たような部品を使った異なる製品と言うややこしいものも存在します。
DV688を例にとります。
▼例えば私が以前DV188を購入したBlueskyseaが販売しているDV688はこちら。
▼そして、写真や売りとなる機能、使用部品が同一か類似していて、似たような部品の組み合わせて作られているのがこちらのAKY-868Gです。AKEEYOというメーカーで、Newvision JPという会社が販売しています。
ただし、こうした製品は全く同一の場合もあれば一部違いがある場合もあります。ここで例にあげたBlueskysea DV688とAKEEYO (Newvision JP) AKY-868Gの違いは後述しますが、彼らも彼らなりに同じ部品を使いながらも独自性を出すために頑張っているようです。
DV188/DV688機能比較
主要な機能を一覧にしました。
DV188 | DV688 | AKY-868G | |
---|---|---|---|
販売会社 | Blueskysea他 | Blueskysea他 | Newvision JP |
メーカー | 不明 | 不明 | AKEEYO |
価格 | 13,289円 | 19,777円 | 15,200円 |
解像度 | 1080p 25fps | 1080p 30fps | 1080p 27.5fps |
画角 | 130° | 130° | 140° |
Gセンサー | あり | あり | あり |
GPS | なし | なし | あり |
防水 | カメラのみ | カメラ・本体 | カメラのみ |
こうして比較するとDV188とDV688の機能差が思いのほか少ないことに気づかれるかと思います。実際に、販売ページを見てもDV188に比べて本体が防水になっていることを一番の売り文句にしているようです。また、映像素子にSONY製のより良いものを採用することで、解像度は変わらないものの映像、特に夜間の映像がより良いものになっていることが伺えます。
また、その他の違いではカメラが大型化しました。
このDV188の良い点は、とにかくカメラが小さいことでした。以下の商品写真からその小振りさがわかるかと思います。最低限の構成です。
一方のDV688では、このようにカメラの台座がGoPro対応になっています。これは「その方が便利だから」ではなく、販売上の都合でしょう。カメラの製造元が、GoPro対応にした方が1つの製品で色々な需要が見込めるためにそうしたように見えます。
DV688とAKY-868Gの違い
似たような部品を使って作られているわけですが、
その1 AKY-868GにはGPS機能がある
DV688にもGPSモジュールが追加される予定があるようですが、AKY-868Gには既にGPS機能が備わっています。
その2 AKY-868Gの本体はDV188と同一っぽい
DV688とAKY-868Gの一番最初に目につく違いは本体です。
DV688には本体防水機能が備わりますが、AKY-868Gには本体防水機能が備わらず生活防水となっています。この仕様とデザインを見るに、AKY-868Gの本体はDV188の本体と同一製品のように見受けられます。
その3 AKY-868Gは27.5fps録画
これはよく日本を研究しています。
DV688は30fpsとなっていますが、30fpsでは信号機の点灯状態が確認できない場合があり、国内メーカーの自動車用ドライブレコーダーでも避けられています。
その4 AKY-868Gは安い
現在、AKY-868GはDV688に比べて4000円ほど安く販売されています。
その5 AKY-868GはMicroSDカード付属
AKY-868Gには、MicroSDカードが付属します。嬉しいですが、品質は・・・?
総評:正統進化のDV688だが競争力は微妙
総評としては、DV688はDV188に比べて映像素子と本体防水機能が加わっただけ。競争力があるのはAKY-868Gであると判断しました。
そもそも、ドライブレコーダーの本体を外装に取り付けることはありません。DV188もDV688も本体の見てくれはお世辞にも良くなく、太い配線が4本も出ています。DV188やDV688を防水性が求められる場所に設置しようものなら、本体と配線でバイクの見た目が最悪になります。
私自身、DV188を半年近く使用していますが、本体に防水機能が欲しいと思ったことはありません。生活防水で十分です。水密性が確保された場所に設置しているわけではありませんが、西日本豪雨のなか2週間以上雨ざらしにされてもなんともありませんでした。雨の中の走行も、激しい波しぶきを被りながらの走行も経ていますがなんともありません。なんならモニターもなくして小型化してくれたほうがずっと嬉しかったです。本体が小さければより水が入りにくい場所に設置できるでしょう。
一方でAKY-868Gは、DV188に比べて映像素子が進化したものの本体の防水性はDV188のままです。しかし、それにより価格上昇を抑え、GPS、MicroSD付属、そしてなにより27.5fps録画に対応しています。私にはAKY-868Gの方がよく日本の事情を調査して製品開発をしているように感じられます。
DV188を購入した当初、「価格と性能を考えると、半年ももてば十分だ」と言っていました。そろそろ半年も近づき、おもしろそうな新製品も出てきたということで、暑さが和らいだころにDV688あるいはAKY-868Gを試してみたいと考えています。
ここまでの私の評価では、AKY-868Gの方がずっと良さそうですので、こっちを買ってみようと考え中です。やはり後発商品に分があるのは仕方のないことですね。
AKY-868Gを購入しました。
▼開封・取り付け
▼レビュー
▼AKY-868Gが更に画質向上!
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