ドリリウム

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【はてなブログ】独自ドメイン化したのにアクセスできない!

2019年10月7日

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はてなブログを独自ドメイン化した時に発生するエラーのなかで「まさに!」という情報が見つからないエラーに遭遇したので記録に残します。

 

独自ドメイン化したのは、このブログとは別に運営するブログではてなブログProで2年ほど運営を続けてきました。

長らくはてなブログのサブドメイン(hateblo.jp)を使用してきましたが、思い立って独自ドメイン化することにしました。

 

長くサブドメインを使ってきて、あとから独自ドメイン化することへの賛否はありますが、経過や結果も数か月経った後に報告したいと思います。

独自ドメイン化の手順

はてなブログの独自ドメイン化の手順は簡単な3ステップで終わります。

難しいことはありませんが、念のためおさらいしておきます。

①独自ドメインを取得

独自ドメインを取得します。

お名前.com やムームードメインなど好きなところで取得してください。

私はお名前.com を使用しています。

.workドメインが無料になるキャンペーンをやっているようですが、.netドメインを取得しました。.workって微妙だよね。だから無料なんだろうけど。

②DNS設定

はてなブログの公式ヘルプにある通りにDNS設定を行います。

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③はてなブログ設定

さいごにはてなブログの設定>詳細設定ページで独自ドメインを設定します。

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ドメイン設定状況は「有効」なのにアクセスできない!

ひとつめに発生した問題がはてなブログの詳細設定ページに表示される「ドメインの設定状況」です。

多くの解説サイトでは、ここが「有効」となればもう全てOK。もう新しいURLでアクセスできるよ。と言っているのですが、私の場合「有効」になってもアクセスできませんでした。

接続がどうしてもタイムアウトしてしまいます。

 

httpでアクセスすれば「このドメインは、お名前.comで取得されています。」と表示されます。

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また、古いURLでアクセスしようとしても新しく取得したドメインへ飛ばされてしまって、結果的にブログが全く開けない状態になってしまいました。

原因

原因は、DNS設定の反映が出来ていなかったためです。

ドメイン設定状況:有効 = DNS設定反映済み

という認識は間違っているみたいです。

 

DNS設定の反映が済んでからはてなブログ側の設定を行わないと、ブログに全くアクセスできない時間ができてしまう可能性があります。

対策

DNS設定が反映されたかどうかの確認は簡単です。

例えば私が今回独自ドメイン化したサイトのURLが以下の通りです。

https://diy-kagu.hatenablog.com/

 

はてなブログ側の設定をしない状態で新しいURLにアクセスします。

DNS設定が反映されていない場合には、ブラウザの既定のエラーページが表示されます。

DNS設定が反映されている場合には、はてなブログのエラーページが表示されます。

 

そのため、新しいURLにアクセスしてはてなブログが開けば準備完了です。

はてなブログの設定を行ってください。

ドメイン設定状況が「有効」「エラー」を繰り返す!

先の症状と併発していたのがこの問題です。

「ドメイン設定をチェック」ボタンを押下すると、「有効」になったり「エラー」になったりするのです。

押すたびに変わります。

 

結局原因は先述の通り「有効」なのにDNS設定が反映されていないため、ボタンを押すたびに結果が変わっていたみたいです。

 

なぜDNS設定が反映されていないのに「有効」になってしまうかは謎のままです。

一度は新URLで表示されたのにまたアクセスできなくなった!

 これまた謎な現象ですが、すべての設定が完了し、問題も解決して新しいURLでブログが見られるようになりました。

翌朝アクセスすると、記事の冒頭に載せているエラーでまたアクセスできない!

 

あれこれと原因を探します。

DNS設定は問題なし、nslookupをしても設定が確認できる。

はてなブログの設定も問題なし。

 

わからないまま調査を続けていると、ふとした拍子にブログが表示されました。

 

いつも間にかアクセスできなくなって、いつの間にか正常に戻った状態です。

 

念のためお名前ドットコムさんに問い合わせてみました。

はてなブログのサポートはいつもそっけないので今回はパス。

 

すると非常に丁寧に確認してくださいました。

結論として以下の引用にある通り、設定後はしばらく不安定になることが原因っぽいです。(そもそも不安定になる原因はわからないけど)

また再度、弊社にて確認いたしましたところ、現在該当ドメインにて
web表示が確認できている状況でございました。

誠に恐れ入りますが、ネームサーバー変更のお手続き後、
インターネット情報のアクセスが不安定となりますため、また、
情報反映までに24~72時間ほどお時間が掛かりますため、
しばらくお時間をあけて動作確認をお願いいたしたく存じます。

 

 

今のところ再発はありませんが、設定直後はこんなこともあるのかもしれません。

【ルノー・ルーテシア3】MOMOタイヤ「OUTRUN M2」を取付&レビュー

先日AUTOWAY(オートウェイ)さんをフル活用してタイヤ交換を済ませたという記事を掲載しました。

 

その後しばらく走行を重ねましたので、MOMO社の販売する格安タイヤ「OUTRUN M-2」(下図)と本場フランスのコンパクトハッチバック・ルーテシアの組み合わせをレビューしたいと思います。 

MOMO OUTRUN M-2 185/60R15 84H

 

 MOMO OUTRUN M-2の詳細を読み解く

まず始めにMOMO OUTRUN M-2とはどんなタイヤであるのかメーカーが公表している情報から読み取ってみたいと思います。

残念ながら日本国内ではメーカーの公式ページが見つからず、販売店のWebサイト上に以下のような記載が見つかるのみです。

OUTRUN M-2(アウトラン エムツー)は、排水性に優れている為、ドライ、ウェット両方で安定した走行が可能。また転がり抵抗も抑えている為、燃費性能にも貢献。高いグリップ性能と環境性能を高い次元で融合させたタイヤです。 

AUTOWAY商品ページより引用

 海外に目を向けるとMOMOのグローバルホームページで英語の記載を見つけることができます。

Outrun M2 - MOMO

The MOMO OUTRUN M2 is developed for today's sport coupes and sedans with value and performance in mind. Wide circumferential ribs improve overall stability, handling, and traction, while lateral tread grooves enhance performance on wet roads. The optimized tread design enhances rolling resistance for confident fuel-efficient driving, and an advanced all-season rubber polymer further enhances the performance of the tire during inclement weather conditions. With sizes ranging from 14 to 16 inches, T, H, and V speed ratings, and a 50, 000 mile limited warranty, the OUTRUN M2 is the perfect choice reliable year-round performance.

簡単に翻訳すると以下のような感じです。

タイヤのメーカー解説なんてどこの国のものであっても大体ふわっとしたことしか書いていないものですが、ここにもありきたりな説明が並んでいます。

  • スポーツクーペやセダンを始めとした乗用車向けのタイヤ
  • 横溝による排水性の向上
  • 縦溝による安定性、直進安定性の向上
  • トレッドパターンの改善による横揺れ防止
  • 燃費の改善
  • オールシーズンタイヤ(※1
  • 80,000km保証(※2
  • 低騒音設計

※1 ちょっとした雪もOKらしい。雪NGのサマータイヤは別にある。

※2 カタログの保証欄を見る限り、日本で購入したタイヤには適用されないっぽい

 

MOMOタイヤのラインナップを見ても、OUTRUN M-2はMOMOのスタンダードタイヤであることがわかります。

乗用車向けタイヤのパフォーマンス表示を一覧にしてみました。

    ハンドリング 燃費 ウェット性能 低騒音
TOPRUN M30 EUROPA サマー 6 5 5 3
OUTRUN M20 サマー 6 4 - 4
TOPRUN M30 オールシーズン 6 5 6 4
OUTRUN M3 オールシーズン 5 4 5 3
OUTRUN M2 オールシーズン 4 4 4 4

ハイパフォーマンスモデルに比べるとハンドリングやウェット性能が一歩劣るものの、燃費や低騒音は遜色ありません。

このパフォーマンス表示からもやはりスタンダードタイヤ(ややコンフォート寄り)ということがわかります。

MOMO OUTRUN M-2を試す

なお、タイヤの素人レビューの例にもれず前のタイヤは溝も減り経年劣化もあるタイヤです。

客観的な評価とはならない点をご了承ください。

元々のタイヤはブリジストン・ネクストリーというこれまたベーシックなお手頃タイヤです。

製造は5年前の2014年。

劣化や溝はまだまだ問題ないレベルでしたが、タイヤ側面に傷が入ったため今回交換しました。

 

私は空気圧調整魔なので、空気圧は毎月1回以上はチェックしており空気圧の差はありません。

静音性

静音性は明らかに変化しました。

安い中国製のうえ、ややスポーティな味付けを謳うこのタイヤは快適性の面で不安がありました。

しかし、消耗したブリジストン・ネクストリーと比べると明らかに静かです。

するすると滑るように滑らかに車が進んでいきます。

少なくとも国産のエントリーグレードタイヤとはそこまで大きな差がない品質があるのではないかと思います。

乗り心地

静音性と同様に明らかに快適になりました。

これまでは路面のざらつきがモロに伝わってきて、ざらざらという乗り心地だったものが劇的に滑らかになりました。

大きな段差もこれまでに比べるとねっとりと段差をトレースして衝撃を柔らかく吸収してくれていることがわかります。

ハンドリング

劣化した古いタイヤと新しいタイヤで目に見えて変わる点といえば静音性と乗り心地です。

その点、ハンドリングはタイヤの性格や品質に依存する傾向があります。

結果はというと、ブリジストン・ネクストリーに比べるとややダイレクト感が落ちた印象です。

きちんとタイヤからの情報はフィードバックされ、それを感じられるのですが、一枚膜を挟んだかのような感じです。

 

昔のスポーツカーに比べて今のスポーツカーが誰にでもなりやすくなったように、昔ながらのハンドリングがちょっと現代的なハンドリングに変わったような感じです。

ウェット性能

あえてグリップとは分けています。

ウェット性能は劣化したブリジストン・ネクストリーよりグッと向上しました。

新品時の比較はできませんが、欧州設計のタイヤは国産タイヤよりウェット性能を重視する傾向にありますから、このMOMO OUTRUN M-2も安いながらに欧州の血脈をほんのちょっとかんじられます。

 

流れが早いカーブの途中にマンホールがある道があるのですが、雨が降っていると前のタイヤではたまに空転して制御が入っていました。

しかし、新しくしてからは一度も滑る感じや空転する感じはなく、もちろん制御も入っていません。

グリップ感がしっかりとしていて、限界がグッと上がった印象です。

グリップ

ウェット性能以外についてはそれほど大きく変わりませんでした。

元々ブリジストン・ネクストリーはまだ溝もあって年式もそう古くありませんでした。サイドに小さな亀裂を見つけて交換したわけですが、もともとあまりグリップは落ちていなかったものと思われます。

そんななかで先述のウェット性能の差があることが、ウェット性能の高さの証左になると思います。

まとめ

まとめると、必要以上の基本性能を備えており、特にウェット性能は高い。またオールシーズンタイヤということで軽い雪やみぞれ程度には対応できる。

価格なりの部分もあるが、価格以上に性能や価値のあるタイヤだと思います。

 

僕は長らくミシュランタイヤを好んで使用してきましたが、格安タイヤもここまできているかと驚かされました。

 

予算に余裕がない人だけでなく、多くの人に勧められるタイヤだと思います。

 

MOMO OUTRUN M-2 185/60R15 84H

 

【2019年9月】鉢植えレモンの生育状況 - 収穫間近で葉に異変現る。病気?

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鉢植えレモンの生育状況の記録です。

毎月、もしくは隔月でその月にあった変化やトピック、悩みや気づきを記録に残しています。

 

前回8月分の記録はこちら:【2019年8月】鉢植えレモンの生育状況 - 台風で倒れた!対策とその他いろいろ - ドリリウム

果実の生育は順調

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果実の生育は至って順調です。

台風での落果から変わらず果実が5つ実っている状況です。

若干の変色は見られますが、もう既にお店に並んでいるレモンと同じくらいのサイズ感です。

もうそろそろ黄色くなってくれるかな?

夏芽?秋芽?

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夏芽が出てこないことを不安がっていた時期がありましたが、相変わらずポツポツと新しい芽が出てきます。

9月なので秋芽というのか、まだ夏芽なのかわかりませんが、とりあえず見つけ次第除去しています。

葉の異変

全体的に調子は良く、葉も綺麗なのですが、一部の葉に異変が見られ始めました。

本やネットで調べても該当しそうな病気や虫が見当たらず、単純に変色しているだけかもしれません。

 

異変その1がこちら。

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黄色~灰色のような色が葉の中央からじんわり拡がっています。

 

裏面はこんな感じで、黒い斑点が少しだけ見られます。

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1カ月に1回、防虫スプレーをしていますが、葉の表面に赤みがかった黒い点々が見られます。虫のような気がしますが、小さすぎてわからないうえ動いているかも確認できません。

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異変その3。

葉に枯れ色の斑点が見られます。

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表面はこんな感じで、大きな斑点もあれば小さなものもあります。

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異常のある葉はすぐに取り除いた方が良いと思い、すべて気が付いた時点で切り落としています。

何か深刻な病気や虫でなければ良いのですが。

 

【250ccでタンデム】夫婦で散々二人乗りしてきてわかったこと

バイクの二人乗り「タンデム」には危険がいっぱいです。

250ccのバイクでタンデムをし続けてわかったこと・学んだことをまとめておきたいと思います。バイクは主にSUZUKI ST250という水冷単気筒の性能も価格も低いバイクです。

 

スポーツタイプに比べればタンデムシートが広く乗りやすいと言える反面で、低価格故のブレーキやサスペンション性能の低さ、そして19馬力という出力の低さがネックになります。

こんな条件のもとタンデムを繰り返して色々な場所へ出かけてわかったことを列挙していきます。

250ccでタンデムして気付いたこと

①ストップ&ゴーでバランス取りが大変

夫婦そろって身長が高めでバイク自体が軽量なせいか重心の高さを強く感じます。後ろに一人乗っている以上にバランスがとりにくく感じます。

250ccのバイクは軽量ですから多少傾けても片足が地面についていれば簡単に持ち直すことができます。そのため普段はバイクの角度(バランスとり)が雑になりがちです。タンデムになることで雑なバランス取りが許されなくなりますから、ストップ&ゴーは特に気をつかう必要があります。

走行中は問題ないですがストップ&ゴーを繰り替えす市街地の走行では肉体的な疲労というより気疲れしてしまいます。

②ブレーキを効かない+効かせられない

250ccのバイクの車重はライダーを含めても200kgに満たない重量です。

ここに一般的な成人(仮に50kgとする)を乗せるとなると30%近く重量が増すわけです。そうするとブレーキとタイヤの限界性能がはっきりと落ちます。ただでさえ安価な250ccのなかでもスポーツバイクや最新の技術を投入したモデルを除けば、ブレーキ性能はそれほど高くありません。ブレーキの効きは明らかに悪くなるためいつも以上に車間距離を取って、遠くの信号にも気を使う必要があります。

もちろんブレーキを強く掛ければはやく止まることもできますが、バランスを崩す原因になったり同乗者の快適性を損なうことを考えると現実的ではありません。またフロントタイヤへの負荷も一気に高まりますから空気圧調整やタイヤの状態には気をつかう必要があります。

③パワー(馬力・トルク)は問題ない

250ccでタンデムするとパワー不足なんじゃないの?と私も最初は思っていました。

しかし、実際にやってみるとそんなことはありません。もちろん一人で乗っている時に比べると遅くなりますが、そもそもバイクというのは普通の車と比べれば高い加速性能を持っています。

街中には660ccで1000kgの車を走らせる軽自動車がたくさん走っています。

これに比べれば250ccで200kg程度のバイクなら全く加速が問題になることはありません。

④タイヤとサスペンション性能の限界・コーナリングが危うい

一人分重くなるということは、先述したブレーキ同様にタイヤとサスペンション性能の限界も下がります。

タンデムと言っても一度走り出してしまえばいつもと変わりません。そのままいつもの感覚でコーナーに入るとヒヤリとするはずです。なぜならバイクを倒し込んだ時の挙動がいつも以上に不安定でタイヤのグリップの限界が近いことが手に取るようにわかるからです。

タンデム走行時にコーナーを曲がるときは、いつも以上にしっかりと減速してからコーナーに入るようにしなければなりません。一人で走っているときのようにバランスを加速で調整するなんてことも難しくなります。

結論:とにかく疲れる(精神的に)

250ccによるタンデム走行はとにかく気疲れします。

大きな排気量のバイクと比べると軽量でキャパシティが低いためタンデムしたときのデメリットが顕著になります。バイクは法を犯さない範囲でも十分に走ることを楽しめる乗り物です。タンデムをするとその楽しさをほとんど丸っきり失うことになります。

タンデムに強いこだわりがない限りは特に250ccのバイクのタンデムはおすすめできません。

250ccでタンデムするときのポイント

①市街地を避ける

ここまで説明したように、タンデムで厄介なのが停車中・ブレーキング・コーナーの3点です。信号や交通量の多い市街地はこうした厄介なポイントが多いため市街地を避けた経路選択を心掛けたいです。

②いつも以上に周囲の様子を気にかける

想定が困難な不意の急制動や急旋回を避けるためにも、いつも以上に周囲に気を使う必要があります。特に前方はいつもの2~3倍は遠くの様子を確認するつもりで気を配りましょう。

これはタンデムをすることでバイクの限界性能が落ちる点、というよりは同乗者に不快感や恐怖感を与えないための気配りです。

③サスペンションと空気圧の調整

バイクはほとんどの車種が最低でもサスペンションのなんらかの調整機構が備わります。安くて低機能な私の愛車、ST250であってもプリロード調整が可能です。タンデムをする際には後輪にかかる荷重が大きく変化します。事前に最適な設定を見つけるか、いつもより高い荷重を想定した設定にしておくと良いでしょう。

 

また、タイヤの空気圧も重要です。

バイクは車以上に空気圧に敏感です。少しでも空気圧が落ちれば大半のライダーはその違いに気が付きます。更にタンデムをするとなるとその影響はグッと増します。

バイクにはタンデム走行時に推奨される空気圧設定が記載されているはずです。記載に従って空気圧を調整しておくと良いでしょう。

 

手軽に空気圧が調整できるコードレスタイプのコンプレッサーがあるととっても便利です。

こちらは私が実際に使用している製品です。

【AKY-988G】2019年モデルのバイク用ドライブレコーダー徹底レビュー・一体なにが進化した?

2019年10月14日

3台目のバイク用前後ドライブレーコーダーである「AKY-988G」を取り付けましたのでレビューします。

これまでDV188AKY-868Gとバイク用ドライブレコーダーを乗り換えてきて、この度最新のバイク用前後ドライブレコーダーである「AKY-988G」を取り付けました。

 

これまでの使用経験を踏まえて「AKY-988G」をレビューしていきます。

AKY-988Gは第3世代・中国製ドライブレコーダー

カメラが別体で2つ付属するバイク用の前後ドライブレーコーダーの原点といえるのがDV188です。

 

従来のドライブレコーダーはアクションカムの延長線上にあるようなモデルが多く、バイクの外観を損ねる上、ドライブレコーダーとしての機能も不十分でした。

こちらのデイトナ製ドライブレコーダーが良い例です。

 

 

そんな不満を解消しつつ、中国製ということで怪しい保証や品質と共に低価格に販売され始めたのがDV188です。

 

後継モデルと比べるとカメラが小さく低価格と未だに競争力のある製品だと思いますが、現在では販売しているお店もかなり減りました。

▼検索すると未だに販売されていますが、数は少ないです。

 

そしてその後継モデルとなるのがDV688であり、(多分)それを基にAKEEYO社が独自仕様で販売したのが私がこれまで使用していたAKY-868Gです。

 

AKY-868GDV688と比べると本体の防水性がない代わりにGPS機能や低価格を実現していました。いずれも見た目はほとんど同じで、本体は太いコードが4本も出ているうえに野暮ったいデザインでした。

つまり、防水性が求められるような場所に取り付ければバイクの外観を損なうわけです。

主にこの点を理由に私はDV688ではなくAKY-868Gを選択しました。

 

▼ここら辺の比較は以前徹底的に行っています。

diy-kagu.hatenablog.com

 

そしてその後継となるAKY-988Gが最近発売になったわけです。

 

正直に言ってしまえば、ドライブレコーダーとしての性能はDV188の時点で既に十分満たしていました。

ドライブレコーダーに過剰な画質は不要です。

何が起きているか、信号は何色か。

その程度がわかれば十分なのです。

 

AKY-868G(DV688)DV188に比べて画質を大きく向上させ、GPS機能を付与しました。

今回のAKY-988Gは一体何が進化したのか徹底的にチェックしていきたいと思います。

AKY-988Gと旧モデルの違い

AKY-988Gの進化したポイントや気づいた違いを紹介します。

先に結論を述べれば、性能的な進化は軽微なものの使い勝手や運用面を考えた様々な改良が施され、より洗練された製品になった印象です。

①本体のデザイン向上

私が最も大きく変わったと感じるのが本体のデザインです。

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これまでのモデルは本体のデザインが非常に野暮ったく、とても目につくところには置けないものでした。

しかし、今回のモデルから液晶部分が拡大し、デザインも一新されたことで「ギリギリ許容範囲内」のデザインに変更されました。

また、本体から出る配線はこれまで通り4本ですが、心なしか細くなっているようです。(勘違いかも)

 

▼こちらがAKY-868G(DV688)の本体デザイン。DV188もほぼ同じです。ダサい。

②本体の防水性向上

本体のデザイン改善にあわせて、本体に防水機能が追加されました。

これまでのモデルでは、本体を見える場所に取り付けるメリットはほとんどありませんでした。

しかし、今回から次に説明する「速度や時間表示機能」が追加されたため価値のある防水性となっています。

③速度や時間表示機能の追加

こちらの画像をご覧いただければわかる通り、走行中は速度や時間を表示する機能が追加されました。

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速度は重要ではありませんが、バイクに乗っていて時間が気になることが多々あります。

個人的にはかなりありがたい機能です。

③カメラの台座の変更

カメラは旧モデルと同じ大きさですが、台座が薄く細長い金属製に変更されています。

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実は旧モデルも途中からこのタイプの台座に変更されました。

DV188は更に薄い金属製で、曲面にも取り付け可能でした。

しかし、これが2世代目のAKY-868G(DV688)では分厚い樹脂製になってしまったため、曲面に対応できなかったのです。

 

この新型は細長い金属製となったことで、曲面にも対応できるようになりました。

④ハンドルに取り付け可能なリモコン

本体のデザインが改善したといっても本体を見えない場所に取り付ける人は多いと思います。

そんな時に便利なのがリモコンです。

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これは旧モデルにも存在したのですが、両面テープで取り付けるタイプでした。

新型ではハンドルにクランプ出来る構造になっています。

⑤USB給電が可能に

新型ではUSBタイプの電源ケーブルが付属されるようになりました。

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これにより特別な配線をせずともモバイルバッテリーや既存のUSBプラグから給電することが可能になりました。

⑥サポート体制の進化

従来のAKEEYO社のサポートはメールやLINEを使ったものでした。

いつから始まったのか不明ですが、今回のAKY-988Gのパッケージを見ると日本国内に拠点と電話回線を用意したようで、サポート体制が劇的に改善しています。

説明書の日本語も自然なものになり、全体的に「中国製品らしい悪さ」がなくなっています。

⑦高感度性能の向上

性能の進化としては唯一この一点が明記されています。

これまで以上に暗所性能が向上しているようです。

詳しくは実際に走行している様子を動画にしているので、この記事後半のリンクからチェックしてみてください。

取付と注意点

今回はヘッドランプの斜め上あたりにフロントカメラを取り付けました。

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使用したのはエーモンのエアロ用両面テープです。

 

特に取り付けについて難しい点はないのですが、付属の両面テープは劣化している場合があるのか接着力が弱いことがあるので、強力な両面テープの使用をオススメします。

そのなかでも、振動や屋外での使用を想定されたエアロパーツ用両面テープは最適です。

 

配線はヘッドランプの後ろに通して、

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タンクの下を這わせてシート下の本体までひいています。

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リアカメラはテールランプのステーに取り付けました。

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テールランプやナンバープレートが取り付けられている金属ステーはかなり柔らかい鉄製で、簡単に穴が開きました。そのため両面テープ+付属のネジで固定しました。

 

配線はリアシート下(タイラップが見えている)を通してシート下の本体までひいています。

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本体は結局露出させずにシート下に収納しました。

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リモコンやGPSセンサーは不要であれば取り付けなくても問題なく動作します。

レビュー

機能や操作性については旧モデルから順当に進化しており、特に言及する点はありません。

「中国製品らしさ」もなくなってかなり洗練された製品であると思います。

 

昼間・晴天時の走行映像

50m程度離れた車両でも1フレームを切り出してズームすることで4桁の大きな数字を判別できる場合があります。

ドライブレコーダーとして考えれば十分以上の画質です。

やや色味に癖がありますが、くっきりと映るためドライブレコーダーとしてはアリだと思います。

昼間・雨天時の走行映像

晴天時とほぼ変わらない映像で録画することが出来ています。

撮影時は本降りで、天気予報では激しい雨と表現されていました。

ただ、フロントの雨粒は全く気にならないのですが、リアはたまに雨粒が映像にかぶることがありました。

設置場所(雨がかからない、もしくは風が当たる)を検討しても良いかもしれません。

トンネルの走行映像

光量が安定せず、夜間よりも過酷なケースもあるトンネルでの走行です。

予想以上に綺麗に撮影が出来ており、車種や周囲の状況は当然のことながら、ナンバーまで多くの場合識別可能でした。

動いている映像を見るとぼやけているナンバーでも、動画編集ソフトに取り込んで1フレームずつ進めながら見ることでナンバーを確認することができます。

夜間・晴天時の走行映像

夜間の走行ではナンバーの視認性が著しく低下します。

対向車や後続車など、相手のヘッドライトのせいで目視ですら確認できないわけですから仕方がありません。

前走車のナンバーや停車中の周囲の車のナンバーなどは確認できるほか、そもそも非常に綺麗に録画されているという印象です。

まとめ

総括すると、従来の中国製品らしい「雑さ」がなくなり、機能が洗練され、サポート体制が向上し、画質が向上しました。

 

画質に関しては、光の向きによってはやや自然な映像とは言えない処理が施されています。

しかし、この処理のお陰で映像が鮮明になっています。

アクションカム的な使い方を想定されるのであれば不向きですが、記録としてはあらゆるシチュエーションで鮮明に映るため良い方向に進化したと感じます。

 

一方で価格が従来モデルと比べて1万円以上値上がっています。

  • AKY-868G:15,288円(2019年9月23日時点)
  • AKY-988G:28,000円(2019年9月23日時点)

本体を露出させずに使用する場合や、画質はほどほどでも良いという場合には旧モデルをあえて選ぶという選択もアリだと思います。

 

また、新型は登場間もないため、今後値段が段々と下がっていくものと思われます。

 

 

【相談】4年落ちの1シリーズを検討しています。この車両の評価をお願いします。

当ブログをご覧の方から質問をいただきましたので、内容を一部公開用に修正のうえ掲載します。

相談

既に契約済みで納車待ちとなっているものです。

このような相談できるサイトがあることを存じ上げなかったので、事後のご相談となってしまいました。

 

購入した車両の詳細は以下の通りです。

評価を頂けると嬉しいです。

 

  • モデル:1シリーズ
  • 年式:2015年(後期)
  • 修復暦:無し
  • 車検:無し
  • エンジン:3気筒 1,500cc
  • 走行距離:70,000km
  • オーナー:ワンオーナー
  • 装備:ファストトラックPKG付き
  • 整備記録:2017年12月までのBMWディーラーでの整備記録はありました。
  • 色:白
  • その他:タイヤ別途購入

 

  • 車両本体価格:約130万円
  • 整備費用:約4万円
  • 諸経費:約15万円
  • 法定費用等:約7万円

オプションとして40,000円で以下の整備パッケージを申し込みました。

  • エンジンオイル交換
  • オイルフィルター交換
  • ワイパーラバー交換
  • ブレーキパッド、ローターを規定値以下で交換
  • バッテリーチェッカーにて良好以外の場合交換
  • その他整備士判断にて交換または補充

回答

1シリーズをご購入とのことで回答させて頂きます。

2015年式とまだまだ新しい車両です。

現時点では不具合や直近で不具合が生じる可能性は低いでしょう。

エンジンやトランスミッションなどの駆動系など、まだまだ登場間もないもののためこれといって弱点と呼べる点も見つかってはいません。

 

あえて今後の注意点をあげるとすれば、エンジンのメンテナンスです。

エンジンは最新の3気筒ターボエンジンで、燃費性能を重視したターボエンジンとなります。

極めて低回転からトルクを発揮し8速ATと組み合わせられることで、普段は低回転だけの使用で事足りてしまうでしょう。

これにより燃費は向上する反面、オイルの劣化は早まります。

そのためオイル交換に関しては、車両のインジケータを頼らずやや早めの交換を心がけると良い状態が長持ちするでしょう。

 

走行距離は、一般的にはやや多いと言われる距離です。

しかし、走行距離が少ないよりは多い方がエンジンの状態が良いことが多いです。

なぜなら渋滞路の走行や近所の買い物と言った短距離の移動は「シビアコンディション」と言われ、エンジンへの負荷が高いからです。

一方で、信号の少ない道や高速道路を長距離走行する場合はエンジンを筆頭にタイヤ、ブレーキ、サスペンションに至るまであらゆる部品への負荷や消耗が少なくなります。

2015年式で7万km走行となると、「シビアコンディション」で使用されていたわけではないと推測できます。

走行距離で確かな判断が出来るわけではありませんが、中古市場では走行距離が価格に直結します。その点で非常に良い選択をされたと思います。

 

全体を通してまだまだ新しい車両で特に心配する点はないでしょう。

先述のオイル交換を始めとして、一般的な整備を怠らなければ長く付き合っていくことができる良い車両だと思います。

 

是非大事にしてあげてください。

よりよいBMWライフの助けになれば幸いです。

 

【相談】BMWの購入を検討しています。わからないことだらけなのでアドバイスいただけると助かります。

当ブログをご覧の方から質問をいただきましたので、内容を一部公開用に修正のうえ掲載します。

相談

代車でBMWに乗り、その操作性にすっかり魅了されました。

人生最後の車としてBMWを考えています。

今の車は車検を取ったばかりなので再来年までに買い替えを考えています。

お手伝いいただきたく思います。

回答

メールでの回答しかできませんが、是非お手伝いさせて頂ければと思います。

 

BMWと一言に言いましても、車の種類は多種多様です。

代車としてお乗りになった車のことで、何か憶えてらっしゃる点はございますでしょうか?

また、何か車についてご希望などはございますでしょうか?

 

とても簡単な解説ですが、BMWには以下のようなラインナップが存在します。

 

  • 1シリーズ:BMWのなかで最も小柄な車体です。フ
  • 2シリーズ:1シリーズに次いで小柄です。利便性や快適性を重視した形状ですが、その反面操作性が劣ります。
  • 3シリーズ:日本では販売台数が最も多い車種です。セダン、ワゴン、クーペなど車体形状の選択肢が豊富です。
  • 5シリーズ:世界的に最も販売台数が多い車種です。日本車で言えばトヨタ・クラウンなどと同程度の大きさがあります。
  • 7シリーズ:BMWのなかで最も豪華・高級な車種です。
  • X1、X3、X5:Xから始まる車種は「SUV」と呼ばれます。背が高く操作性は劣ります。
  • Z4:クーペやカブリオレ、いわゆるオープンカータイプの車種です。

 

 

BMWの操作性の良さは、世界的に高く評価されています。

しかし、近年では環境問題など様々な要因から、BMWの操作性も多少は犠牲になってしまいました。

(犠牲になったと言っても、他社より優れています)

非常に雑な言い方をすれば、古ければ古いほど操作性に優れています。

一方で、古い車両は維持費が高額になります。

 

そこで2010年前後の車両を購入すれば、維持費が高額にならず、操作性も良いバランスの取れた車選びができるのではないかと思います。

2010年前後であれば、車両価格も100万円を切るものも珍しくありません。

 

例えば、以下の3車種は幅広くお勧めできる車種になります。

外観の良し悪しは賛否両論ながら小柄な車体で操作性の評価も高い1世代前の1シリーズ:

diy-kagu.hatenablog.com

 

あるいは1世代前の3シリーズ:

diy-kagu.hatenablog.com

 

やや操作性が劣るものの、価格も安く新しい現行世代の1シリーズ:

diy-kagu.hatenablog.com

 

【相談】5年落ち程度の6シリーズ(F13)を検討していますが、維持費が不安です。

当ブログをご覧の方から質問をいただきましたので、内容を一部公開用に修正のうえ掲載します。

相談

6シリーズ F13 の購入を検討しています。

5年落ちぐらいの 640iを検討しているのですが、維持費が不安です。


BMWは5年目あたりから故障が多くなって来て維持費がかかるとよく聞きます。

本当なのでしょうか?

 

この問題がクリア出来れば即購入をしたいと思っています。

回答

F13をご検討とのことで回答させていただきます。

当サイトでは、故障について多少大袈裟に表現している部分がございます。

しかし、実態としては5年程度で故障が目立ち始めることは滅多にありません。

 

新車から10年程度であれば、国産車と同じように故障知らずで乗られている方が大半です。運悪く故障を経験される方もおられますが、これは国産車でも同じことです。

 

車の状態や故障の発生は、運の要素と乗り方の2つに影響されます。
5年落ち程度であれば、多少悪い乗り方をされていたとしても、影響は軽微です。

以下の記事で、中古BMWの選び方を解説させていただいております。

【中古BMW】車選びのコツとチェックポイント

よろしければ参考にしていただければと思います。

【相談】Z4(E89)を探しています。10年落ちの安い車か認定中古車で悩んでいます。

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相談

BMW Z4 35iを探しています。

以下の2通りの選択肢で悩んでいます。

 

①8~10年落ち程度の安いものを買う

②認定中古車を買う(残価ローンを利用)

 

数万円単位の修理であればさほど困らない程度の経済状況です。

しかし、現時点ではまとまったお金がなく頭金として出せる金額は70万程度です。

維持やメンテナンスコストを考えた時、この2つならどちらが良い選択になるでしょうか?


また、Z4 35i(E89)は徐々に在庫が少なくなってきていると感じます。
M sport等のオプションが欲しいと考えていましたが、在庫の少なさを考えるとあまり選り好みはしない方が良いでしょうか?

回答

8~10年落ちのZ4をご検討とのことで回答させていただきます。

【認定中古車とそれ以外の違いについて】

認定中古車とそれ以外の中古車の大きな違いは走行距離、内外装の状態、そして整備状況です。
このくらいの年式の車両ですと、保証期間は1年か半年程度であってないようなものです。

走行距離について

認定中古車には過走行の車がほぼ存在しません。

内外装の状態について

明確な規定はありませんが、認定中古車として流通する車両は内外装の状態が良いことが多いです。
ただし「悪くはない」というだけで、必ずしも「良い」わけではありません。

整備状況について

認定中古車は、基本的にディーラーで過不足ない整備を受けてきています。

しかし、BMWのオイルがロングライフ化してエンジン寿命が縮まっていることからも分かる通り、エンジンの状態は良いものも悪いものも混在しています。

車の状態や故障の発生は、運もありますが乗り方や整備状況に依るところが大きいです。

 

認定中古車は過不足ない程度の整備が施されていますが、特別良い整備状況というわけではありません。

乗り方は認定中古車だからと言って良いか悪いかはわかりません。

つまり、認定中古車は状態の劣悪なハズレ車両がないという安心感があります。

一方で、安心感があるものの決して良い車ばかりではないということです。

詳しくはこちら:【BMWの選び方】認定中古車に騙されるな!認定中古車の本当のトコロ。

 

維持費を心配する場合には、認定中古車かどうかよりも現物の車両の状態をよく見極めると良いでしょう。
(もちろん予算が許すのであれば認定中古車のなかから選ぶ方が、ハズレがないぶん手っ取り早いです。)

以下の記事で、中古BMWの選び方やチェックポイントを解説させていただいております。

【中古BMW】車選びのコツとチェックポイント

 

よろしければ参考にしてみてください。

 

【Z4 35iについて】

Z4のなかでも35iは高額なグレードであるため、販売台数が少ないです。
元々中古車市場における流通量が少ないため、需要が少し増えれば一気に在庫が減ってしまいます。

もちろん待てば希望に沿う車両は見つかるでしょうが、あまり欲を出して細かく条件をつけすぎるといつまでも良い車に出会えないかもしれません。

M Sportについては、可能であれば元からついた車両を選択することをオススメします。


もし将来的に別途購入して取り付けようとすると、大変高額だからです。

逆にM Sportにそれほど魅力を感じないのであれば、M Sportなしの方が中古価格も割安なのでオススメです。

 

【相談】15年落ちの3シリーズを購入しましたが、どう思いますか?

当ブログをご覧の方から質問をいただきましたので、内容を一部公開用に修正のうえ掲載します。

相談内容

中古車サイトを通じて遠方より以下のような車両を購入しました。

事後の相談となりますが、この車両を評価していただけますでしょうか?

  • モデル:318i ツーリング ハイライン(E46)
  • 年式:2004年
  • 走行距離:12.1万km
  • 車両価格:10万円
  • 支払総額:約35万円(車検2年付・陸送費込)

私で4オーナー目です。

 

内装も特に汚れや傷も全く無くドリンクホルダーや小物入れ辺りもベタベタしておらず新品に近い状態です。レザーシートも擦れや割れも無く綺麗です。

最大のポイントは、欧州車に見られる天井落ちも全く無くとても綺麗です。

内装は、満点です。

 

外装は、ブラックサファイヤなのですが特に目立つ傷や塗装の焼け、剥がれはありません。

強いて言えば、ウィンド周りのシルバーモールが近くから観ると変色していますが磨けば綺麗になりそうな感じですし、ちょと離れればわからない程です。

 

エンジンは始動・加速共に良好ですが信号待ちで止まるとアイドリングで凄い振動がし、エンジン警告灯が点灯してしまいます。Nに入れると収まります。

 

この1年の整備記録としては、ラジエター等水回りオイル漏れクランクセンサー燃料ポンプ交換済だそうです。

ただ、納車された当日にオルタネータが故障しましたが電装系は保証対象外ということで自費で修理して55000円(オルタネータ本体+テンショナー本体+工賃)掛かりました。(購入店とは、別のショップにパーツ持ち込みで直しました。)

他にも手を入れないといけない所はあると思います(まず点火系)が結構破格で購入できたのでは無いかと思うのですがどうでしょうか?

ご意見を頂ければとありがたいです。

回答

年式や走行距離を考えると内装の状態が素晴らしく良いものとお見受けします。

E46は大変魅力的な車ですので、魅力を知って買うのであればとてもお買い得だと思います。

E46に搭載されるエンジンは高い評価を得ている一方で不具合もちらほらとあるのが難点ですね。

修理が必要な個所もあると思いますが、良い車を買われたと思います。

多少のエンジン不調であれば修理も容易ですが、特に内装を交換しようとすれば大変な金額になってしまいます。

年式や走行距離を考えればどこに不具合があってもおかしくありませんが、不調の原因としては点火系や吸気漏れ、エンジン周りのセンサー類が最有力候補だと思います。

診断機の診断結果を見ながら、ひとつずつ原因を潰していくと良いと思います。

診断機を購入されたということはご自身で整備されるのかもしれませんが、BMWは部品の入手性が良い点も魅力です。

特にE46であればありとあらゆる部品がネットで手軽に購入できると言っても過言ではないと思います。

 

また、直接の原因ではないでしょうがエンジンマウントの交換も検討されても良いかもしれません。

E46後期型に搭載されるエンジンは、調子が良ければアイドリングであっても振動はほとんど感じられない非常に滑らかな回転をするエンジンです。

 

より良いBMWライフの手助けになれば幸いです。

ブログを書いている人

カタミチ

ご意見・お問い合わせ等:syufukc@gmail.com

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