ドリリウム

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水槽用キャノピーをリメイクしつつ作り方を解説

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水槽の上部を覆い、照明や機材、配管を綺麗に隠してくれる「キャノピー」の最も簡単な作り方を解説します。

 

以前、DIYを始めて間もないころにキャノピーを自作していたのですが、これの出来があまりに悪いということでリメイクします。

リメイクしつつ、構造を解説します。

おそらく水槽に被せるキャノピーの構造としては最もシンプルなものだと思います。

 

以前のキャノピーの製作記事はこちら:【自作キャノピー】水槽上部の囲い「キャノピー」の作り方【光漏れ防止・配線隠し・照明隠し】

 

▼出来が悪い現在のキャノピーがこちら

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構造

まず始めに構造を解説します。

極めてシンプルで、強度的にはボンドだけでも十分OK。

材料はホームセンターで揃います。カットしてもらうと手軽で良いです。

 

まずは枠組みです。

これは水槽のサイズにピッタリ合うサイズとします。

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例えば我が家の水槽は一般的な60cm水槽で、幅60cm・奥行30cmです。

だからこの枠も60cm×30cmで製作します。

15mm角程度の角材を使うと良いと思います。

ホームセンターに行くと2x4材などと並んで19mm角の角材が売られていて、おそらく一般的に手に入りやすい素材としては最も安価だと思います。

19mm角ともなれば強度はバッチリ。

 

次にこの枠組みを覆う板を用意します。

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ホームセンターでカットを依頼する場合には、板の長さに注意が必要です。

枠組みの周りをピッタリ覆う場合には、板の厚みも考慮して長さを計算しないといけません。

 

斜めから見るとこんな感じです。

これがキャノピーの外から見える部分であり、照明や配管を隠してくれる部分です。

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最後に枠組みを板で覆えば完成です。

枠組みと板はボンドで固定するだけで十分な強度が得られます。枠組みが水槽の縁に乗るわけです。

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必要に応じて配管用の穴をあけたり、照明にあわせて寸法を微調整するとなお良いでしょう。

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出来の悪いキャノピーの分解

まずはキャノピーを分解します。

作りなおしても良いのですが、既存の部品をすべて再利用するリメイクで進めたいと思います。

 

長年の使用で、特に水面に近い部分は真っ黒です。カビでしょうか?

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角の金具はサビサビ。

接着はボンドだけで十分と先述しましたが、当時は不安で金具をつけたんだと思います。

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構造はシンプルなので、分解も簡単です。

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材料は角材4本と板4枚です。

部品の清掃と補修

板は防腐剤が塗布されており、汚れも目立ちます。角材は黒い汚れがひどいです。

研磨したり、カンナをかけて綺麗にしていきます。

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また、ボルト用に開けた穴は木工パテを利用して塞いでいきます。

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板の拡張

リメイクする際にどうしてもやりたかったことがあります。

その1つが板の拡張です。

 

このキャノピーを自作した当初は、何も考えておらずに水槽ぴったりサイズで作っていました。

しかし、水槽用照明って水槽よりちょっと幅広なんです。

だから、キャノピーが乗ったままだと照明が乗らなかったんです。

 

そこで、板の横幅をちょっとだけ拡張します。

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手持ちの板をちょうど良いサイズにカットして、板に継ぎ足します。

 

同様に配管用に短くしていた辺の板も拡張。

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こちらは配管用の穴をあけなおします。

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組み立て

板の拡張と配管用の穴あけができたので、組み立てていきます。

ボンドだけで強度は十分と言いましたが、今回はビス止めします。

なぜならボンドの乾燥を待つのが面倒くさいからです。

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板を貼り合わせれば完成。

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塗装

今回やりたかったのがまさにコレ!

キャノピーにピッタリな塗料を発見してしまって、キャノピーのリメイクを決意したわけです。

 

まずはオイルステイン(白)で下塗りをします。

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通常では不要な手順ですが、白いステインが余って邪魔なので積極的に消費しています。

 

ステインの乾燥を待って、魅力的な塗料を塗ります。

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その塗料がこちらです。

 

パステルサンドという色で、これを見て一目惚れでした。

完成

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完成しました。

パステルサンドは土塗りの壁のような感じですごくいい感じです。

この塗料、水性で塗りやすく強度が高いと良いことづくめです。

 

今後色々なものに使っていきたいです。

 

【2019年6・7月】鉢植えレモンの生育状況 - 摘果が済んで、果実がゆっくりと育ち始めた

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鉢植えレモンの生育状況です。

毎月、その月にあった変化やトピック、悩みや気づきを発信しています。

前回5月の記事はこちら:【2019年5月】鉢植えレモンの生育状況 - 剪定で細った樹形が膨らみ、落果も過ぎ去った? 

 

前回から変化が大きくなかったため、6月はスキップして今回6・7月分の記録を残します。

実の発育は緩慢だが順調 &「果実袋」をかけてみた

 前回5月時点の記録で載せていた果実の様子がこちら。

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ここから約2ヶ月経過した現在、ここまで大きくなりました。

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すごく立派ないちごくらいに育ちました。

果実は病気や虫によって害されることがあるらしく、果実袋が有効のようです。

 

レモンや柑橘用の果実袋は見つからなかったため、サイズが近い「桃」用の果実袋を購入してみました。 

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サイズは良さそうですが、想像と違って紙製で平べったい作りです。

固定は付属の針金を使いますが、これがレモンにはうまく適用できません。

 

そこで、袋の口を紐で縛ることにしました。

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ちょっと無理やりな気がしますが、これで十分に役目を果たしてくれそうです。

 

成長の経過が観察できないのが残念なところですが、健やかな成長のために仕方ありません。 

摘果完了&ジューンドロップはやっぱり5月だった?

 前回5月の記録で落果を報告しました。

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ちょっと早いジューンドロップかな?なんて言っていましたが、そのとおりだったみたいです。

暖かい地域では5月ころに訪れるんですね。

 

この5月の落果以降、7月まで目立った落果は確認できませんでした。

 

単純にジューンドロップが終わったせいかもしれませんが、もしかすると摘果が原因かもしれません。

落果や栄養不足の原因は、果実が多すぎるためであることが大半らしいです。

葉っぱ20~30枚に対して果実が1つが適正と言われています。

 

そこで、状態の悪い果実を優先して果実を摘み取りました。

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結実間もない6月時点でこのように状態の悪い果実ができるということは、果実が多すぎることを表してくれているのかもしれません。

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殺虫剤をベニカXネクストに変更

これまで殺虫剤としてベニカXファインスプレーを約1ヶ月おきに使用していました。

 

ちょうど6月に底をつきてしまったため、買い換えようとすると何やら新しいベニカシリーズが登場しています。

 

しかも、「最強」らしいです。

 

価格は倍近く違いますが、試しに購入してみました。

ベニカXネクストスプレーです。

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今のところ、目立った病気や虫害は確認されていません。

単純に運の問題なのか、毎月使用しているベニカスプレーのおかげなのか、よくわかりませんが継続使用していきます。

夏芽が出ない?

レモンには春芽・夏芽・秋芽があります。

その名の通り、春芽は春に出る芽。夏芽は夏に出る芽。秋芽は秋に出る芽です。

 

春芽は果実をつけるとっても優秀な芽です。

しっかりと育ててやる必要があります。

しかし、夏芽と秋芽は生育が悪く果実もつきにくいと言われており、芽が出た時点で摘んでしまうと良いとされています。

 

そこでこの6月・7月と注視していたのですが、さっぱり夏芽がでてきません。

 

春芽は顕著ににょきにょきと出てきたのですが、夏芽はほぼ確認できません。

また、同様に6月後半以降は蕾もほとんど出てこなくなりました。

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たまに小さな芽や葉が確認できる程度です。

もしかすると、下手くそすぎる剪定(知識も不十分で大失敗の剪定)のお蔭で、夏芽を出す枝を落としてしまったのかもしれません。

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夏の追肥

レモンは一般的に、初春にたくさんの肥料を与え、同量の肥料を春~秋に2~3回に分けて与えます。

2回に分ける方法が一般的のようですが、特に手間ひまかけても苦はないので私は3回与えることにしています。

 

1回目は5月に与えましたので、7月に入ってから追肥を行いました。

規定量の3分の1です。

 

使用する肥料はオススメのタブレットタイプの肥料です。

 

次の追肥は9月の予定です。

最後に

7月時点の全景です。

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とにかく剪定があまりにも下手で、砂時計のような極端な形になっています。

来年の剪定では、結実を諦めてしっかりとした剪定が必要かもしれません。

 

 

【顎の激痛】顎のガコガコを放置して惨事になった記録

2019年7月21日

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顎、ガクガクしてますか?

口を開けた時にアゴがガクガク・ガコガコあるいはゴリゴリ・ジャリジャリ鳴っているのって、アゴが外れているらしいです。

正確に言うと、アゴが正しい位置に戻っているらしいです。

 

上顎と下顎の骨が引っかかっている部分にある関節円板っていう軟骨みたいなものと骨の噛合が悪くなっているらしいですよ。

口を開けた時にガコって鳴った後の状態が正しい状態っていうのがミソです。

アゴの激痛で夜も眠れない

さて、アゴがガコガコなるように鳴ったのが子供の時。

おそらく中学生くらいのときには既にガコガコしていました。

しかし、特に問題なく20代を過ぎ、30過ぎた今突然のアゴの激痛に襲われました。

 

私はヘビーな頭痛持ちなので、最初は頭痛を疑いました。

次に親知らずを疑いました。

 

しかし、そのいずれにせよ痛すぎます。

鈍い疼くような痛みです。

ドクンドクンと痛みが脈打つ感じではなく、ずっと痛みが続く感じ。

傷を縫って治療したの後の痛みをずっと強くさせたような痛みです。

 

頭痛持ちのお蔭で、痛み止めの薬には事欠きません。

市販のノーシン、バファリン、イブなどから処方されて余っていたロキソニン、セレコックス、カロナール、トラムセット、ボルタレン、ロルカムなど手持ちを次々試しますがほとんど効果が見込めません。

 

痛みはアゴから歯に伝播したように広がって、歯まで痛み始めます。

その状態でうがいをすると、水が歯に沁みてこれまた痛い。

 

そんな状態で眠れるわけもなく、半ば意識を失うように一瞬だけ眠ることができました。

そして目覚めると、いつの間にか痛みは少し引いていました。

 

その後しばらく痛みが再発することはなく、軽い痛みや違和感を感じる日もありましたが痛み止めさえ飲めば気にならない程度でした。

 

そして1週間ほど経った頃、再度激痛がやってきます。

流石にこれは病院に行かないといけないと決心しました。

 

が、なんだかんだと予定が重なって病院にいけず、激痛→しばらくは軽い痛みを繰り返しながら1ヶ月以上経過してしまいました。

その間、ずっとロキソニンを飲み続けていました。

まずはかかりつけの歯医者に相談

アゴが酷く痛むときには、必ずセットで歯が痛くなります。

素人判断では、アゴの痛みが広がって歯の神経も過敏になっているのかなぁ?と思っていましたが、とりあえず歯医者にかかることにしました。

 

まずは歯の検査を徹底的に行いましたが、異常はありません。

 

比較的すぐに紹介状を出していただき、大きな病院で検査してもらう流れになりました。

どうやらアゴ周辺のレントゲンを取るには、小さな歯医者さんにはない設備が必要になるみたいです。

大きな病院で検査

早々に予約をとって大きな病院へ行ってきました。

問診とレントゲンを済ませた結果はというと、ちょっと曖昧なものでした。

 

アゴの周辺に目に見える異常はないそうです。

 

アゴの関節部に炎症が起きているとすれば、諸症状には説明がつくとのことで、消去法的にアゴの関節に問題があるという結論になりました。

 

また、周辺の筋肉に負担がかかることで痛みが発生することもあるそうです。

そのため痛み止めと筋肉を弛緩させる薬を処方されてその日は終了。1週間後に経過を観察する流れになりました。

 

あわせて勧められたのが「円盤整位運動療法」です。

いわゆる顎関節症の治療として一般的なもので、冒頭に説明したアゴの関節の位置を整える運動です。

 

これとあわせてマウスピースの製作も勧められました。

円盤整位運動療法

円盤整位運動療法の手順は簡単です。

 

  1. ガコっと鳴るまで大きく口を開く
  2. 下顎を限界まで突き出して、そのまま口を閉じる
  3. 口が閉じて歯が合わさったら、突き出た下顎を引き戻す

 

1でアゴ(円盤)の位置が正しい位置に戻り、2でその位置をキープしながら口を閉じ、3で正しい位置にアゴを持っていきます。

 

3でどこまで引き戻せばいいかは試行錯誤が必要です。

引き戻しすぎると次に口を開く時にガコっと鳴ります。

正しい位置だと口を開く時にガコっと鳴りません。

引き戻し方が足りないとシャクレます。

 

程よい位置を見つける必要があります。

この手順からも分かる通り、基本的にアゴがガコガコなる人は下顎を引っ込めすぎみたいです。

 

この運動を日常に取り入れて繰り返すことで、正しい位置に癖をつけるわけです。

 

ただ、この運動は理論上は効果があるとされていますが、実際には効果が出る人とそうでない人がいるそうです。

マウスピース療法

マウスピースは顎の位置を矯正するものではなく、単純に強く歯をかみ合わせた時のクッションでしかありません。

これにどういう意味があるかというと、例えば無意識に歯をかみしめていたり、寝ている間に歯ぎしりをしているような人は、歯が削れてしまうそうです。

これは知覚過敏の原因になるほか、強くかみしめるということは、顎や周辺の筋肉にも負担を与えます。

 

やや間接的な方法ではありますが、顎の痛みには一般的な療法のようです。

 

もちろん保険適用で、マウスピースの洗浄・除菌剤をあわせても4000円程度で済みました。

マウスピースは透明で薄いシリコン製で、型を取って作成するためおそろしくフィットします。装着しても問題なくしゃべることができ、1~2mも離れると装着していることが確認できないほど透明&ピッタリ&薄いです。

 

ちなみにこんな歯形も一緒にもらえます。

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完治は難しい

運動療法・マウスピース療法・痛み止めの使用を続けて3週間ほど。

痛みが発生し始めてから7週間ほど経過しました。

 

激しい痛みの発生はなくなり、痛み止めも減らし始めていますが、完治はしていません。

 

お医者さんによれば、この顎の痛み(顎関節症)というのは完治が難しいそうです。

また、酷く痛む時期となんともない時期を繰り返すことが多いそうで、大抵の場合には痛む時期は1カ月も続かないそうです。

 

お医者さんとしても対応が難しく、治療としては運動療法とマウスピース療法を勧めつつ、痛み止めを処方するしかないそうです。

余談:声がでない

この顎が痛くて動かせない7週間以上の間、声を出す時はできるだけ顎=口を動かさないように心掛けてきました。

人間、意外と口を動かさなくても喋れるものです。

 

快方に向かってきてからも癖が抜けずに口を動かさずに喋ることが多かったです。

この頃から気が付き始めましたが、声がすぐにかすれてしまいます。

 

具体的にはよく喋れば10分、誰かと喋っていても30分もすると声がかすれます。

普通の声量で、普通のペースで喋るだけですぐに声がかすれてしまうのです。

 

 

顎が痛いからと言って喉に影響が出るとは思えません。

耳鼻咽喉科へ行ったところ、喉に異常は見られませんでした。

 

顎が痛い期間は出来るだけ喋らないようにしていたため、よく喋るようにすれば改善するのではと考え、ブログネタを動画にしてYoutubeに投稿してみるようにしたのですが、今のところ改善が見られません。

動画は10~20分程度ですが、この間の喋っている時間は5分にも満たないです。

これでも時折声がかすれて出なくなります。もちろん動画上は編集が効くので問題ありません。

 

なんだか声も弱弱しく、声の出し方がおかしいのかと試行錯誤してみたりもしますが改善が見られず地味に不便です。

しばらく改善が見られなければ、別の病院にかかってみたいと考えています。

さいごに

完治とはいきませんでしたが、症状は落ち着いて原因がはっきりとしました。

そもそも顎への負担や顎の関節の位置の問題ですから、運動療法とマウスピース療法は継続していきたいと思います。

 

おそらくこつこつと続けて、顎をゆっくりと矯正していけば、いつかは完治させられるのではないかと考えています。

【脂粉】小鳥から落ちる白い粉…一体なに?+鳥類の皮膚雑学

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小鳥を飼育していると、小鳥から白い粉が落ちていることに気がつくはずです。

ケージの中では意外と気が付きませんが、放鳥すると部屋の所々に白い粉を見つけて「なんだこれ?」と最初は疑問に思われることでしょう。

飼育期間が長くなると、段々とその白い粉が小鳥が毛づくろいをした場所に溜まっていることに気がつくはずです。

 

この小鳥から落ちる「白い粉」、一体何者なんでしょうか?病気なのでしょうか?

白い粉の正体は「脂粉」

タイトルにある通り、この白い粉の正体は「脂粉」と呼ばれるものです。

ネットでは皮脂やフケのようなものと言われることが多いです。

 

しかし、実際にはちょっとだけ違っています。

 

せっかくなので、脂粉の正体を説明しつつ、鳥類の皮膚や脂質関連の知識をいくつか紹介しましょう。

鳥類の皮膚

鳥類の皮膚は我々人間を含む哺乳類の皮膚とそれほど変わりません。

しかし、哺乳類の皮膚に比べると弾力に欠け、羽毛で覆われているために薄いです。

 

また、人間のように「皮膚腺」を持ちません。

「皮膚腺」とは、汗を出す「汗腺」や皮脂を出す「皮脂腺」、母乳を出す「乳腺」などを指します。

つまり鳥の皮膚は基本的に乾燥気味です。

脂粉の正体、尾腺の皮脂

鳥類には皮膚線がありませんが、限られた部位にいくつかの腺を持ちます。

その一つが「尾腺」です。

 

鳥は必ずお尻のあたりをクチバシで触れてから毛づくろいを行います。

これは尾腺から分泌される脂肪分たっぷりの皮脂をクチバシにつけているのです。

この尾腺から分泌された皮脂を羽全体に塗りつけているわけです。

 

この皮脂を羽全体に塗りつけることで、羽の防水性や保温性を高めています。

毛づくろいがうまくできない雛は、この作業ができないために羽の防水性や保温性が低いというわけです。

 

実はこの尾腺から分泌される皮脂の効果はまだわかっていないことも多く、今後新たな発見があるかもしれないちょっとだけ未知の代物なのです。

鳥類の皮膚病

鳥類の皮膚は薄く乾燥していると説明しました。

それでは皮膚が弱いのでは?と思われがちですが、実は鳥類と皮膚病は無縁です。

皮膚に問題が発生する場合、外傷に起因するものや他の病気の症状の一つとして発生することはあっても、皮膚病自体になることは極めて稀と言われています。

脂粉が多すぎる場合は栄養欠乏かも?

脂粉、というか白い皮膚片があまりにも多く落ちる場合には栄養不足がひとつの原因として考えられます。

 

例えば、ビタミンA欠乏症になると皮膚が過剰に乾燥して皮膚片が落ちることがあります。

穀物や果物あるいはそれらを含む配合飼料やペレットを与えている限りは滅多に発生しません。

思い当たるフシがあれば、餌を変えてみるなど対策をしてみましょう。

鳥における脂質欠乏

鳥類において、必須の脂質としてリノール酸が挙げられます。

脂質が不足すると一部の脂溶性ビタミンの吸収不良による栄養不足、脂質が過多になるとこれまた一部の栄養が吸収しにくくなります。

ただし、ごく一部の鳥類を除けばペット用に飼育される小鳥に関しては脂質欠乏が起こることは稀です。

市販の鳥用の餌を与えている限りは心配する必要はないでしょう。

 

【JavaScript】テーブルの動的な操作(行の追加・削除/列の追加・削除/1行ずつループ/全セルループ)

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JavaScript/jQueryを使用したテーブルの動的な操作方法を解説します。

 

BLOGTOOLS.製作時に使用した技術やコードの一部を解説しています。

この操作はテーブルタグの自動生成機能のプレビューおよびデータ入力用に使用しました。

1行ずつループ

始めに1行ずつループする方法を解説します。

//すべての行のデータを配列で取得
var rows = $("#drereum-table tbody").children();
//行数を取得
var rowsNum= rows.length; //1行ずつループ
for(var i = 0; i < rowsNum; i++){
    //行を取得
    var row = $(rows[i]);
    //セルの配列を取得
    var cells = $(row.children());
    //セルの数(列数)を取得
    var colNum = cells.length;
}

色々な書き方が出来ますが、これが最も平易な書き方だと思います。

不要な行もありますが、わかりやすさ重視です。

 

まずはすべての行データを取得します。

ここではdrereum-tableというIDのテーブルの全行データを取得しています。

var rows = $("#drereum-table tbody").children();

rows変数にはすべての行が1行ずつ配列で格納されています。

 

つまり、rows変数のlengthをチェックすればそのテーブルに含まれる行数が取得できます。

var rowsNum= rows.length;

 

行数がわかりましたから、ループで1行ずつチェックしてみましょう。

for(var i = 0; i < currentRowNum; i++){}

なんの変哲もないループ処理です。

 

ループに入りました。

それでは1行分のデータを取得しましょう。

var row = $(rows[i]);

rows配列には全行が配列で格納されています。

他にも色々な取得方法が可能です。

 

row変数に行データが格納されていますから、そのなかのセルの情報を見てみましょう。

var cells = $(row.children());

cells変数には1セルずつが配列になって格納されています。

 

もちろんcells変数のlengthをチェックすることで列数も取得することができます。

var colNum = cells.length;
全セルループ

1行ずつループすることが出来たということは、更にループ処理をひとつ加えることで全セルをループで回すことができます。

//すべての行のデータを配列で取得
var rows = $("#drereum-table tbody").children();
//行数を取得
var rowsNum= rows.length; //1行ずつループ
for(var i = 0; i < currentRowNum; i++){
    //行を取得
    var row = $(rows[i]);
    //セルの配列を取得
    var cells = $(row.children());
    //セルの数(列数)を取得
    var colNum = cells.length;
    for(var j = 0; j < colNum ; j++){
        //セルを取得
        var cell = $(cells[j]);
    }
}

先程の「1行ずつループ」の処理に赤字の4行を追加しています。

 

1行ずつループの処理は先程説明したとおりですが、次にもう1つループを追加して行内の全セルをチェックしていきます。

for(var j = 0; j < colNum ; j++){}

なんの変哲もないループです。

 

該当行内のセルの情報は、既にcells配列に含まれていますから、その中身をチェックすればセルの情報を確認したり変更したりすることができます。

var cell = $(cells[j]);
行の追加

「1行ずつループ」の処理ができれば行の追加処理も簡単です。

行を追加する方法は、シンプルにappendメソッドを追加して「<tr><td></td>....</tr>」というタグを追加しても構いません。

やってみるとこんな感じになります。

$("#drereum-table tbody").append("<tr><td></td><td></td><td></td></tr>");

基本的に行の構成が変わることはなく、上の行をコピーする方が簡単です。

 

シンプルに最終行をコピーして最後尾に追加するのであれば、以下の1行で済んでしまいます。この方法が一般的みたいです。

$("#drereum-table tbody tr:last-child").clone(true).appendTo("#drereum-table tbody");

以下のセレクタで、drereum-tableというIDのテーブルの最終行が選択できます。

$("#drereum-table tbody tr:last-child")

次にcloneメソッドで最終行をコピーして、appendToメソッドでdrereum-tableにコピーした内容を追加しています。

 

複数行まとめて追加する場合にも、この処理を繰り返すことで実現可能です。

 

また、セルに入力フォームがある場合には、新しい行の入力フォームの中身は空にしたいものです。

1セルずつループさせる方法でも構いませんが、やはりセレクタを用いた方法がシンプルでよく使われるみたいです。

$("#tag-table tbody tr:last-child input").val("");

このセレクタでは、最終行のすべてのinput要素のvalueに空白を設定しています。

 

例えばinput要素のname属性で指定したり、

$("#tag-table tbody tr:last-child input[name='dream']").val("");

input要素のtypeで指定することも可能です。

$("#tag-table tbody tr:last-child input[type='text']").val("");
行の削除

行の削除は追加に比べるととっても簡単です。

//すべての行のデータを配列で取得
var rows = $("#drereum-table tbody").children();
//行を削除
rows[2].remove();

drereum-tableというIDのテーブルの各業をrows変数で取得し、その中の2番目の要素(3行目)を削除しています。

 

ループさせながら行を削除すると行数が変動するためエラーの原因になります。

どうしてもループさせる場合にはループごとにループの上限回数を見直す必要があります。

列の追加

テーブルの列を追加するケースはあんまり多くないと思います。

行の追加と同じようにシンプルにタグを追加していく方法とセレクタを使ってまとめて処理する方法があります。

ただし、セレクタを使う場合には選択したセルを一様にコピーしてしまいます。

そのためよほどシンプルな機能でもない限り不都合が出ることが多いです。

 

列を追加する場合には、「1行ずつループ」の処理を使って1行ずつセルを1つ追加していく処理をする方が結果的に利便性が高まると思います。

//すべての行のデータを配列で取得
var rows = $("#drereum-table tbody").children();
//行数を取得
var rowsNum= rows.length; //1行ずつループ
for(var i = 0; i < currentRowNum; i++){
    //行を取得
    var row = $(rows[i]);
    //行に1セル追加
    row.append('<td></td>');
}
列の削除

列の削除をするには、「1行ずつループ」を使ってループさせながら特定行だけを削除していきます。

セレクタを使う場合、列の構成が決まっていればよいのですがそうとも限りません。

列の追加・削除まで行うパターンでは、構成が動的に変化していてセレクタを使っても結局シンプルにことが済まない場合が多いです。

「列の追加」と同様にシンプルにループさせたほうが利便性が高いことが多いと思います。

//すべての行のデータを配列で取得
var rows = $("#drereum-table tbody").children();
//行数を取得
var rowsNum= rows.length; //1行ずつループ
for(var i = 0; i < currentRowNum; i++){
    //行を取得
    var row = $(rows[i]);
    //セルの配列を取得
    var cells = $(row.children());
    //セルの削除(3列目を削除)
    cells[2].remove();
}

【JavaScript】テキストエリアをクリックすると全選択&コピーする方法

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BLOGTOOLS.製作時に使用した技術やコードの一部を解説しています。

 

コードをコピーする際などにありがちな、テキストエリアをクリックすると中身が全選択されてコピーも完了するという機能を実装する方法を解説します。

 

コード自体は極めて簡単で、2行で済みます。

イベントを追加しても4行です。

 $(".result").on("focus", function(){
$(this).select();
document.execCommand("Copy");
});

このコードの例では、resultというクラスを持つテキストエリアを対象としています。

resultクラスを持つテキストエリアにフォーカスが入る=クリックすると中のコードが実行されます。

 

1行目の「$(this).select();」のthisはイベントの発生元であるテキストエリアを指します。

この1行により、テキストエリア内の文字がすべて選択されます。

 

続けて2行目の「document.execCommand("Copy");」を実行することでクリップボードへのコピーが行われます。

「"Copy"」の部分を「"Paste"」や「"Cut"」とすることで貼り付けや切り取りも可能です。

Javascriptからクリップボードを始めとしたローカル環境へのアクセスは厳しく制限されていますが、入力フォームへのごく簡単な操作であれば実行可能です。

しかし、あらゆる環境で成功するわけでないため、失敗するとfalseが返ってきます。

【治験】片頭痛の新薬の治験に参加します

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片頭痛の新薬の治験に参加することになりました。

 

就業困難レベルの酷い頭痛持ちの私としては、新薬の効果に期待するとともに、治験という珍しい体験をレポートしていきたいと思います。

治験参加のキッカケ

私は長らく頭痛に悩まされてきました。

頭痛の症状やこれまでの経緯は「私の頭痛歴」の項で後述しますが、比較的重い部類の頭痛持ちだと思います。

 

通院した病院の数も10ではききません。

整体や針、ネットで見つかる頭痛関連の対策も一通り試してきました。自分なりの対策も続けています。

最終的に通い続けているのは、いわゆる「頭痛外来」です。

 

「頭痛外来」はその名の通り頭痛専門の診療を受けることができますが、過去に記事(下記)にしたことがある通り、あまり目立った治療をしてくれるわけではありません。

【頭痛外来】頭痛外来にしばらく通ってみてわかったこと

 

しかし、普通では手に入らない偏頭痛専用の薬を処方してもらえるために長く通い続けています。

片頭痛用の薬としては「マクサルト」や「エレトリプタン」を処方されてきました。

頭の血管を収縮させる効果があり、コレ単体で効果がある人もいれば、ロキソプロフェンなどの鎮痛剤と併用することで効果がある人もいます。

 

私は頭痛発生時は緊張性頭痛、片頭痛、目の痛み、嘔吐など様々な症状が現れるため、片頭痛薬+鎮痛剤+吐き気止めをセットで処方されています。

 

この片頭痛薬は処方できる数に限度があり、月に10錠処方されています。

たいてい、1~2ヶ月で使い切ってしまうため、その都度通っています。

 

そうして、今日も今日とて薬をもらうために頭痛外来に通ったところ、治験への参加を勧められました。

 

時間に余裕もあって頭痛の症状の程度が重く、若かったためだと思います。

 

頭の血管を収縮させるこれまでの片頭痛薬とは違った形で効果を発揮する新薬で、頭痛に悩む人、頭痛外来の先生たちにとってはかなり期待の詰まった薬のようです。

頭痛の苦しみを知っている人であれば、効果がありそうなものはなんでも試したいと思うはずです。

私もすぐに承諾しました。

私の頭痛歴

 私の頭痛が始まったのは、7~8年前になると思います。

具体的な時期はわからず、しばらく頭痛に悩まされてからようやく自分が頭痛持ちであることに気が付きました。

それでも当時は「頭痛で病院に通う」という考え方がなく、自分で鎮痛薬を飲みながらなんとか耐えしのいでいました。

 

しばらく経ってからようやく病院にかかるようになったもののあまり効果的な対策は見つからずに多くの病院を周り、多くの薬を処方され試してきました。

そして、3~4年前にようやく頭痛外来に初めてかかるようになりました。

 

私の頭痛の症状は、大きく分けて9つあります。

  • 頭痛(片頭痛・緊張性頭痛)
  • 肩の痛み
  • 首の痛み
  • 嘔吐
  • 目の痛み・開眼困難
  • 光・臭い・音への過敏
  • 寒さ・暑さ
  • 発汗
  • 過換気

詳しくは以下の記事で解説しているのですが、症状が悪化して意図せず救急のお世話になったことが何度かあります。

diy-kagu.hatenablog.com

治験の予備知識と流れ

私の持つ治験の知識といえば「新しい薬を試すリスクがあるアルバイト」程度のものです。

今回のように医師から提案があるとは思っていませんでした。

 

実際のところそれ以上の知識がなく、医師からの提案時に聞いた以下のようなことしかわかっていません。

「治験コーディネイター」から説明を受ける

治験の第一ステップは、治験コーディネイターと呼ばれる方からの詳細な説明を受けることです。

当然ながら治験にはリスクがありますから、ここで詳細な説明を受けて、同意する場合には署名して参加するのだそうです。

医師(病院)と製薬メーカーの中間に立つ人のようです。

薬を処方されるが、偽薬も含まれる

次に薬を処方されます。

治験コーディネイターからの説明を受ける日とは別日になります。

薬は有効成分の含有量が違ういくつかのパターンがあるらしく、ランダムに配布されるそうです。

有効成分がたっぷりはいった薬、有効成分がちょっと入った薬、有効成分がほとんど入っていない薬、などいくつかのパターンを用意するそうです。

更に、これらに加えて有効成分が全く入っていない薬も配布されるそうです。

 

やはり期待の新薬ともなれば、プラシーボ効果が生まれて「効いた気になる」ことは珍しくないようです。

そのために、あえてなんの効果もない薬を紛れさせることで、より正確なデータを取ろうという考えがあるそうです。面白いですね。

 

ちなみに、薬代はタダみたいです。

薬の効き具合を細かく記録する

次に処方された薬を飲んだ際には、詳細な記録を付ける必要があります。

頭痛薬の場合には、薬を飲んだ後4時間の間の記録を30分ごとにするそうです。

記録用のスマートフォンが配布されそうです。

つづく

 医師から治験の提案を受け、参加を決めたという内容でした。

これから複数回に渡って通院して治験に参加するわけですが、都度レポートしていきたいと思います。

 

私の場合、既存の片頭痛薬であるマクサルトやエレトリプタンを飲んでも効果はそれほど大きくなかったです。

頭痛の前兆が見られたらすぐに飲まなくては効果が見込めず、ひどくなってから飲んでもほとんど効果がありませんでした。

しかし、望んだタイミングで薬を飲むことができるわけでもないため、頭痛が一度ひどくなってしまうともう絶望しかありませんでした。

 

この新薬がより高い効果を発揮することに期待して、治験に参加してみたいと思います。

【PHP】文字入り画像を描画する方法

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PHPで1から画像を描画したり、画像内に文字を埋め込む方法を紹介します。

 

ブログに便利なツール集「BLOGTOOLS」内のA4用紙比イメージはがき比イメージを自動生成するために使用しました。

xs147277.xsrv.jp/blogtools

 

例えばこんな風に、商品を紹介する時に寸法をA4用紙やはがきと手軽に比較するために作成しました。

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こんな画像を作る方法を紹介します。

ステップ1 画像を作る

画像を作るにはimagecreateメソッドを使用します。

$image = imagecreate(500, 500);

引数は、第一引数が幅、第二引数が高さです。

返り値は画像リソースのIDです。失敗するとfalseが返されます。

 

実際に使用する際には、事前に画像の幅と高さを計算してから画像を生成します。

ステップ2 四角を描く

次に、ステップ1で作った画像に、imagefilledrectangleメソッドを使って四角を描いてみましょう。

$image = imagecreate(500, 500);
$black = imagecolorallocate($image, 0, 0, 0);
imagefilledrectangle($image,10, 10, 50, 50, $black);

imagefilledrectangleの引数は以下の通りで、シンプルです。

  • 第1引数 :画像リソースID
  • 第2引数:X座標(始点)
  • 第3引数:Y座標(始点)
  • 第4引数:X座標(終点)
  • 第5引数:Y座標(終点)
  • 第6引数:色ID

画像リソースIDにはimagecreateメソッドで生成した画像リソースIDを指定します。

色IDはimagecolorallocateメソッドで取得します。

第1引数に画像リソースIDを指定し、続く引数はそれぞれR・G・Bです。

0~255の10進数もしくは16進数でも指定可能です。

ステップ3 文字を描く

次に文字を描いてみましょう。

特に日本語(2バイト文字)を描画したい場合には、TTF(True Type Font)ファイルを用意する必要があります。ネットでフリーのTTFフォントを探すか、インストール済みのTTFファイルを使いましょう。

imagettftextメソッドを使用します。

 //画像リソース生成
$image = imagecreate(500, 500);
//フォントファイル
$ttf = "/fontfile.ttf";
//文字色
$fontcolor = imagecolorallocate($image, 255, 0, 0);
//文字を描画
imagettftext($image, 40, 0, 100, 100, $fontcolor, $ttf, "文字を入れるよ");

 imagettftextメソッドの引数は以下の通りで、これまたシンプルです。

  • 第1引数:画像リソースID
  • 第2引数:フォントサイズ
  • 第3引数:文字の角度
  • 第4引数:文字を入れるX座標
  • 第5引数:文字を入れるY座標
  • 第6引数:色ID
  • 第7引数:フォントファイルのパス
  • 第8引数:文字

ステップ3.5 描画した文字の大きさを取得する

画像を生成する際には事前に適切な幅と高さを計算しておく必要があります。

自分で描く図形などは幅や高さがわかりますが、文字の幅や高さは計算する必要があります。

imagettfbboxメソッドを使用します。

 $ttf = "/fontfile.ttf";
$textbox = imagettfbbox(40, 0, $ttf, "文字を入れるよ");
 $width = $textbox[4] - $textbox[6];
 $height = $textbox[1] - $textbox[7];

 imagettfbboxメソッドの引数は、フォントサイズ、文字の角度、フォントファイルのパス、文字をそれぞれ指定します。

すると文字を描画した際の画像の大きさを配列で返してくれます。

配列の中身は以下のとおりです。

0 左下X座標
1 左下Y座標
2 右下X座標
3 右下Y座標
4 右上X座標
5 右上Y座標
6 左上X座標
7 左上Y座標
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右上のX座標から左上のX座標を引けば、幅が取得できます。

左下のY座標から左上のY座標を引けば、高さが取得できます。

 

【Amazonアソシエイト】謎の警告「The connection used to load resources from https://ws-fe.assoc-amazon.com.....」ってなんだ!?

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当ブログではAmazonアソシエイトを利用しています。

ふとChromeの開発者ツールでこんなエラー(警告)が表示されていることを発見しました。

The connection used to load resources from https://ws-fe.assoc-amazon.com used TLS 1.0 or TLS 1.1, which are deprecated and will be disabled in the future. Once disabled, users will be prevented from loading these resources. The server should enable TLS 1.2 or later. See https://www.chromestatus.com/feature/5654791610957824 for more information.

これって一体なんなんでしょうか?

特に気にする必要はない

いきなり結論ですが、これは特に気にする必要のない警告です。

 

ふんわりと和訳するとこんな意味合いになります。

Amazonアソシエイトの広告を取得する方法が古くて危ないよ!将来的にもっと安全な方法に移行してね!

 

もちろん、Amazonアソシエイトの広告を取得する方法は利用者が独自に実装しているわけではありません。

Amazonが採用している方法が、Google的には良くない方法だと判断されているだけです。

 

将来的に「もっと安全な方法」へ移行するかどうかはわかりませんが、いずれにせよAmazon側が適切に対応してくれます。

特に我々利用者が気にする必要はありません。 

【小鳥・爬虫類に】温度を上げない超低消費電力LED電球はこれだ!W数の少ない電球を探せ。

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小鳥や爬虫類を飼育している水槽に照明を付けたいけど、気温は上げたくない!

そんな時に最適な照明を紹介します。

 

我が家では、ガラス水槽を利用してキンカチョウを飼育しています。

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キンカチョウを始めとした多くのペット用の小鳥は比較的高温に強く、低温に弱いです。

これは爬虫類や多くのペット用小動物に共通する点です。

 

低温対策としては、ヒーターが各メーカーから販売されており、選り取り見取りです。

しかし、高温対策は飼い主を悩ませる難題です。

 

高温に強いペットとはいえ、日本の夏は別格です。

都心部の室内は40度を超えることも珍しくありません。

夜間でも全く室温が下がらず、昼間の気温も小動物が耐えられる気温ではありません。

 

そのため、ペットを飼育している方は基本的にエアコンを常時使用し、室温を一定に保っています。

 

とはいえ、出来るだけ水槽内の温度は上げたくないものです。

飼育環境は様々ですが、水槽を始めとした密閉空間では、小さな熱源でも容易に温度上昇を招いてしまいます。

その最たるものが照明です。

 

日光浴のためのUVB照明や、観賞用のLED電球や蛍光灯など、形態は様々ですがすべて発熱します。

LEDは発熱が少ないと言われますが、発光部の発熱が少ないだけで触れられないほどに高温になることに変わりはありません。

 

いずれも発熱の目安としてW数(ワット数)が参考になります。

W数が少なければ少ないほど発熱は少ないです。

最も発熱が少ない電球

どこにでもあって価格が安い入手性の良い電球としては、オーム電機製の1.1W電球が最も消費電力・発熱の少ないLED電球です。

1.1Wという驚異的に少ない消費電力で、発熱はほとんどありません。

長時間点灯させた状態で触れても、ほとんど熱を感じないほどの低発熱です。

水槽内の温度への影響はほぼないと言って差し支えないでしょう。

 

これは実際に我が家で使用しており、こんな感じです。

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1.1Wは発熱が少ない分、明るさも少ないです。

とはいえ60cm水槽程度であれば十分に照らし出してくれます。

写真のように、クリップライトを使って照明を上に向けて、間接照明として使っています。

 

1.1Wは流石に明るいとは言えませんが、水槽内を優しく照らしてくれます。

昼白色と電球色がありますので、電球色を選ぶことでより雰囲気のあるライティングができるかもしれません。

発熱が少なくてもっと明るいのがいい!

1.1Wなら発熱しないことはわかったけど、もっと明るいのがいい!

 

という方にはこちらがおすすめです。

 

消費電力は2Wですが、25形相当ということで水槽内であれば十分に明るく照らし出すことができます。

25形相当であれば2W~4W程度の消費電力が多いです。

当然W数が高い方が明るいのですが、最低ラインの2Wクラスでも十分な明るさです。

 

ちなみに4Wクラスの電球であっても、平気で触れられる程度の発熱です。

水槽内の温度への影響はかなり軽微と言えるでしょう。

最も発熱の少ないUVB電球

観賞用としては1.1WのLED電球が低発熱でベストな選択です。

それでは日光浴のためのUVB電球ではどうでしょうか?

 

これは残念ながら選択肢が少なく、入手性を考えると最も低発熱なUVB電球はこちらです。

GEXの13Wタイプで、これまた我が家で使用しています。

UVB電球には13Wと26Wタイプがありますが、13Wでも十分な日光浴の効果が見込めます。

具体的なUVBの量やその他のポイントは以下の記事で紹介しています。

【鳥】ガラス越しの日光浴は無意味!?小鳥飼育の必需品「UVB電球」で小鳥を日光浴させよう【実は難しい日光浴】

 

 使用すると、こんな感じになります。f:id:katamichinijikan:20190613155502j:plain

先程の1.1W電球と比べるとずいぶんと明るいことがわかると思います。

カメラの設定を統一していませんが、見た目の差は写真で感じられる差と同じくらいです。

 

長時間使用すると手でギリギリ触れられる程度まで発熱します。おそらく50度前後でしょうか。

 

一般的な40W電球は、手では絶対に触れられない温度まで上がることを考えれば、普通の電球より発熱が少ないことは確かです。

 まとめ

水槽内の温度上昇を招かない低消費電力・低発熱の電球を紹介しました。

発熱量は、基本的にW数が目安です。

 

W数の少ない電球を選べば発熱が少ないです。

その一方で光量も減るため、多くの人にとってベストな選択肢は商品電力が2W~4Wの25形相当のLED電球になるのではないかと思います。

 

「LED電球 25形」と検索すれば様々なバリエーションのなかから選択可能です。

以下に各通販サイトの検索結果リンクを載せておくのでチェックしてみてください。

ブログを書いている人

カタミチ

ご意見・お問い合わせ等:syufukc@gmail.com

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