ドリリウム

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【治験】片頭痛の新薬の治験に参加します

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片頭痛の新薬の治験に参加することになりました。

 

就業困難レベルの酷い頭痛持ちの私としては、新薬の効果に期待するとともに、治験という珍しい体験をレポートしていきたいと思います。

治験参加のキッカケ

私は長らく頭痛に悩まされてきました。

頭痛の症状やこれまでの経緯は「私の頭痛歴」の項で後述しますが、比較的重い部類の頭痛持ちだと思います。

 

通院した病院の数も10ではききません。

整体や針、ネットで見つかる頭痛関連の対策も一通り試してきました。自分なりの対策も続けています。

最終的に通い続けているのは、いわゆる「頭痛外来」です。

 

「頭痛外来」はその名の通り頭痛専門の診療を受けることができますが、過去に記事(下記)にしたことがある通り、あまり目立った治療をしてくれるわけではありません。

【頭痛外来】頭痛外来にしばらく通ってみてわかったこと

 

しかし、普通では手に入らない偏頭痛専用の薬を処方してもらえるために長く通い続けています。

片頭痛用の薬としては「マクサルト」や「エレトリプタン」を処方されてきました。

頭の血管を収縮させる効果があり、コレ単体で効果がある人もいれば、ロキソプロフェンなどの鎮痛剤と併用することで効果がある人もいます。

 

私は頭痛発生時は緊張性頭痛、片頭痛、目の痛み、嘔吐など様々な症状が現れるため、片頭痛薬+鎮痛剤+吐き気止めをセットで処方されています。

 

この片頭痛薬は処方できる数に限度があり、月に10錠処方されています。

たいてい、1~2ヶ月で使い切ってしまうため、その都度通っています。

 

そうして、今日も今日とて薬をもらうために頭痛外来に通ったところ、治験への参加を勧められました。

 

時間に余裕もあって頭痛の症状の程度が重く、若かったためだと思います。

 

頭の血管を収縮させるこれまでの片頭痛薬とは違った形で効果を発揮する新薬で、頭痛に悩む人、頭痛外来の先生たちにとってはかなり期待の詰まった薬のようです。

頭痛の苦しみを知っている人であれば、効果がありそうなものはなんでも試したいと思うはずです。

私もすぐに承諾しました。

私の頭痛歴

 私の頭痛が始まったのは、7~8年前になると思います。

具体的な時期はわからず、しばらく頭痛に悩まされてからようやく自分が頭痛持ちであることに気が付きました。

それでも当時は「頭痛で病院に通う」という考え方がなく、自分で鎮痛薬を飲みながらなんとか耐えしのいでいました。

 

しばらく経ってからようやく病院にかかるようになったもののあまり効果的な対策は見つからずに多くの病院を周り、多くの薬を処方され試してきました。

そして、3~4年前にようやく頭痛外来に初めてかかるようになりました。

 

私の頭痛の症状は、大きく分けて9つあります。

  • 頭痛(片頭痛・緊張性頭痛)
  • 肩の痛み
  • 首の痛み
  • 嘔吐
  • 目の痛み・開眼困難
  • 光・臭い・音への過敏
  • 寒さ・暑さ
  • 発汗
  • 過換気

詳しくは以下の記事で解説しているのですが、症状が悪化して意図せず救急のお世話になったことが何度かあります。

diy-kagu.hatenablog.com

治験の予備知識と流れ

私の持つ治験の知識といえば「新しい薬を試すリスクがあるアルバイト」程度のものです。

今回のように医師から提案があるとは思っていませんでした。

 

実際のところそれ以上の知識がなく、医師からの提案時に聞いた以下のようなことしかわかっていません。

「治験コーディネイター」から説明を受ける

治験の第一ステップは、治験コーディネイターと呼ばれる方からの詳細な説明を受けることです。

当然ながら治験にはリスクがありますから、ここで詳細な説明を受けて、同意する場合には署名して参加するのだそうです。

医師(病院)と製薬メーカーの中間に立つ人のようです。

薬を処方されるが、偽薬も含まれる

次に薬を処方されます。

治験コーディネイターからの説明を受ける日とは別日になります。

薬は有効成分の含有量が違ういくつかのパターンがあるらしく、ランダムに配布されるそうです。

有効成分がたっぷりはいった薬、有効成分がちょっと入った薬、有効成分がほとんど入っていない薬、などいくつかのパターンを用意するそうです。

更に、これらに加えて有効成分が全く入っていない薬も配布されるそうです。

 

やはり期待の新薬ともなれば、プラシーボ効果が生まれて「効いた気になる」ことは珍しくないようです。

そのために、あえてなんの効果もない薬を紛れさせることで、より正確なデータを取ろうという考えがあるそうです。面白いですね。

 

ちなみに、薬代はタダみたいです。

薬の効き具合を細かく記録する

次に処方された薬を飲んだ際には、詳細な記録を付ける必要があります。

頭痛薬の場合には、薬を飲んだ後4時間の間の記録を30分ごとにするそうです。

記録用のスマートフォンが配布されそうです。

つづく

 医師から治験の提案を受け、参加を決めたという内容でした。

これから複数回に渡って通院して治験に参加するわけですが、都度レポートしていきたいと思います。

 

私の場合、既存の片頭痛薬であるマクサルトやエレトリプタンを飲んでも効果はそれほど大きくなかったです。

頭痛の前兆が見られたらすぐに飲まなくては効果が見込めず、ひどくなってから飲んでもほとんど効果がありませんでした。

しかし、望んだタイミングで薬を飲むことができるわけでもないため、頭痛が一度ひどくなってしまうともう絶望しかありませんでした。

 

この新薬がより高い効果を発揮することに期待して、治験に参加してみたいと思います。

ブログを書いている人

カタミチ

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