ドリリウム

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こんにちは。カタミチ(@katamichi2h)です。

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【鳥】ガラス越しの日光浴は無意味!?小鳥飼育の必需品「UVB電球」で小鳥を日光浴させよう【実は難しい日光浴】

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小鳥の飼育には日光浴が欠かせません。

しかし、窓ガラス越しの日光浴は効果が極めて低く、日光浴のためには窓を開けなくてはなりません。

 

 

小鳥の健康な生育にはカルシウムが重要で、多くの人がボレー粉を与えているでしょう。

しかし、ボレー粉やカルシウムサプリを経口摂取しただけではカルシウムが効率よく吸収されません。

カルシウムを吸収するにはビタミンDが必要です。

 

ビタミンDや食事で摂取することが困難ですが、日光を浴びることで体内で生成することができます。

だから、小鳥の飼育には日光浴が重要となります。

ビタミンDを生成する紫外線B波(UVB)

日光浴が重要と言っても、ガラス越しでの日光浴にはあまり効果がありません。

 

日光に含まれる紫外線には多くの分類がありますが、その中でも近紫外線がビタミンDの生成に大きく影響しています。

更に近紫外線のなかにはA波B波・C波という3種類の紫外線が含まれます。

A波は窓ガラスを透過しますが、B波は窓ガラスで遮断されやすい特性を持っています。(C波はそもそも地表にほとんど到達しません)

 

ビタミンDを生成するために必要なのは、B波なのです。

 

このことから、小鳥の日光浴にはB波が必要である、ということがおわかりいただけたと思います。

 

なお、B波はUVBとも呼ばれます。

A波はUVA、C波はUVCです。

当記事では、以後B波をUVBと呼称します。

日光浴によるUVBは不安定

参考までに、日光浴でUVBを十分に浴びようとすると、1日あたり最低でも15分程度の日光浴が必要です。

もちろん窓ごしではいけませんから、窓を開けた状態で小鳥に日光を浴びせます。

 

時間も重要です。

紫外線が最も強まるのは午前10時から午後2時です。

特にUVBはこの時間以外(朝・夕)には減少してしまいます。

 

また、紫外線は夏に強まり冬に弱まります。

 

また、窓ガラスを透過できないUVBは雲にも遮断されてしまいます。

 

  • 時間帯による増減
  • 季節による増減
  • 雲による増減

以上の3つの要素により、UVBの量は大きく変動します。

つまり、理想的な夏の晴天下であれば15分も日を浴びれば十分ですが、それ以外の環境では30分かもしれないし、1時間かもしれないし、2時間かもしれません。

 

時間・季節・雲による影響があるため、正確にどれだけ日光浴をすれば十分か判断することは困難です。

手軽にUVBを照射できるUVB電球が便利! 

そこで活躍するのがUVBを照射する電球です。

決して高額なものではなく、ごく一般的なE26口金に取付可能な電球が、ペット用品の大手「ジェックス」さんから発売されています。

主な用途は爬虫類の飼育用となりますが、小鳥飼育にも使用可能です。

具体的には以下の商品です。

13Wと26Wタイプがあります。

26Wタイプの方が紫外線量が多く、明るく、発熱が大きいです。

 

我が家では13Wタイプを午前中いっぱい点灯させています。

この商品は13Wタイプも26WタイプもE26という一般的な口金を採用しています。

 

1000円以下で買えるオシャレなクリップライトも多く、インテリアやケージのデザインとの兼ね合いで選択しても面白いかもしれません。

 

我が家では、ガラス水槽を使用して小鳥を飼育しています。

ガラス水槽を使った小鳥飼育の様子はこちら。

そのため発熱の少ない13Wタイプを選択しました。

13Wなら何時間つけても発熱はほとんどありません。直接触れて、ようやくほんのり暖かさを感じる程度です。

 

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我が家の例ですが、電球がクリップライトから大きく飛び出しています。

これは、E17口金のソケットにアダプタを介して取り付けているためです。

逆にこれのお蔭で上方向の光がフタに反射されて全体に広がり、照明を兼ねてくれています。

▼こんな感じ。ちょっと明るく写っていて、実際にはここまで眩しくありません。

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なお、点灯・消灯の管理はプログラムタイマーを使うと簡単です。

これを使って朝7時に点灯し、12時に消灯するように設定しています。自動的に点灯・消灯が管理されることで小鳥の体内時計も整えられるためおすすめです。

補足:UVB電球と日光の紫外線量

日光による紫外線量は季節により変動しますが、多い時期ではUVAが1000kJ/m2、UVBが25kJ/m2ほど降り注ぎます。

逆に少ない時期にはその半分以下まで落ち込みます。

特に紫外線量が少ない12月には、UVAが350kJ/m2、UVBが4kJ/m2ほどまで減少します。

 

ここでは正確性は重要ではないので、間をとってキリよく以下の通り仮定してみましょう。(最も多い時期と少ない時期の中間の数値をキリよく四捨五入しています)

  • UVA:700kJ/m2
  • UVB:15kJ/m2

これは一ヶ月間に降り注いだ紫外線量の累計です。

 

一方で、先程紹介したジェックス エキゾテラ レプタイルUVB100の紫外線量は以下のとおりです。

13Wモデルと26Wモデル両方のデータを示しています。照射する距離によって紫外線量は異なります。

UVA 13W 10cm 630μW/cm2
20cm 210μW/cm2
30cm 90μW/cm2
26W 10cm 1000μW/cm2
20cm 270μW/cm2
30cm 120μW/cm2
UVB 13W 10cm 105μW/cm2
20cm 35μW/cm2
30cm 15μW/cm2
26W 10cm 170μW/cm2
20cm 45μW/cm2
30cm 20μW/cm2

単位が違っていますね。

単位を揃えて、1ヶ月照射し続けた場合の紫外線量を計算してみました。

UVA 13W 10cm 630μW/cm2 163.296kJ/m2
20cm 210μW/cm2 54.432kJ/m2
30cm 90μW/cm2 23.328kJ/m2
26W 10cm 1000μW/cm2 259.2kJ/m2
20cm 270μW/cm2 69.984kJ/m2
30cm 120μW/cm2 31.104kJ/m2
UVB 13W 10cm 105μW/cm2 27.216kJ/m2
20cm 35μW/cm2 9.072kJ/m2
30cm 15μW/cm2 3.888kJ/m2
26W 10cm 170μW/cm2 44.064kJ/m2
20cm 45μW/cm2 11.664kJ/m2
30cm 20μW/cm2 5.184kJ/m2

 

グラフにまとめると以下の通り。

UVAの量は、太陽光に比べて劣りますが、元々UVAはオマケです。

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UVBについては、13Wモデルですら最も紫外線が強い夏場の太陽光のUVB量を上回っています。

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ただし、これは照射距離が10cmの場合のデータです。

 

一般的な60cm幅のガラス水槽や、小鳥用のケージを使った場合、照射距離は20cm程度になることが多いでしょう。

 

照射距離を20cmと仮定すると以下の通りとなります。

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30cmまで照射距離を離すと以下の通り。

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このことから、パワーの少ない13Wモデルであっても、太陽光に遜色ないUVBの量があることがわかりました。

最も紫外線量が増える夏場の晴天下で15分間の日光浴を基準と考えれば、13WのUVB電球(照射距離20cm)で、45分~1時間も点灯させれば十分なUVBを浴びることができることがわかります。

まとめ

小鳥の日光浴について考えてみました。

純粋な日光浴のみで安定した効果を得ることが難しいことがおわかり頂けたと思います。

特に産卵を行うメスはカルシウム不足に陥りやすく、安定した効果の得られるUVB電球の使用が望ましいです。

 

とはいえ、そこまでシビアに考えるほどカルシウムとUVBの量に繊細な鳥は多くありません。

あまり日光浴を浴びせられない環境の方や、生活が不規則な方、より大切に小鳥を育てたいと言う方にはオススメしたいです。

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