ドリリウム

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こんにちは。カタミチ(@katamichi2h)です。

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【レモン栽培】とてもわかりやすい剪定の解説【柑橘類の育て方】

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美味しいレモンを収穫し、木をより良い状態に保つための剪定の方法を解説します。

 

▼レモンの育て方全般について、季節ごとに作業項目をまとめた記事はこちら。

 

▼その他の一般家庭における自家栽培レモンの育て方や栽培手法などは【レモンの自家栽培方法】カテゴリーからご覧ください。

【レモンの自家栽培方法】の記事一覧

なお、レモン以外にもミカンやユズなど柑橘類全般に適用できる育て方のポイントです。

実は簡単なレモンの剪定

レモンや柑橘類の剪定について調べると、専門用語も多くわかりにくい解説がとても多いです。

もちろん農家さんのように、最大効率で収穫を得られる必要がある場合はともかく、それを除けば実はそれほど難しいものではありません。

 

レモンの剪定は大きく分けて「年1回の剪定」と「日々の剪定」に分けることができます。

「年1回の剪定」によって木の形を整え、「日々の剪定」によって年1回の剪定時の木の負担を予防します。

剪定は木の枝を切り落とすわけですが、一度に多くの枝を切り落とすと木への負担が大きくなります。これを防ぐために日々の剪定によって負担を分散するという訳です。

「日々の剪定」は木の生育が特に良いリスボンなどを除けば必ずしもやる必要はありませんし、リスボンであっても「年1回の剪定」で十分と言えば十分です。

※ここでは便宜上「日々の剪定」と言っていますが、内容としては「芽かき」です。

年1回の剪定(初春・2~4月ころ)

年1回の剪定は春の初めころ、2~4月に行います。

時期に幅があるのは地域によって適切な時期が異なるためです。

比較的温暖な地域では2月ころ、関東周辺では3月ころ、それより北の地域では4月以降になります。

桜が咲く春まで待つ必要はありませんが、冬を越して「厚手のダウンを着ると流石に暑いかなぁ」という時期が頃合いでしょう。

レモンの木の状態としては、枝の途中から小さな芽が芽吹き始めます。

剪定ばさみを用意する

剪定には必ず剪定ばさみを使用します。

剪定ばさみ以外を使用すると、力が要るため怪我の恐れがあるほか、切り口が非常に汚くなります。

剪定は繊細な作業であり、汚い切り口は木に不要な負担と病気のリスクを負わせることになります。一度買えば長く使うことができます。レモンの木も大事にすれば長く付き合える果樹です。 

可能な限り剪定ばさみを用意してあげてください。

剪定の必要性を見極める

さて、適切な時期(2~4月)になったらご自身のレモンの木をよく観察してください。

剪定が必要なケースは以下の3つです。

  • 高く/広く枝が伸びすぎている
  • 枝葉が密集している
  • 実をつけにくい長い枝がある

逆に以上3つのケースのいずれにもあてはまらない場合には剪定は不要です。

それぞれ解説しながら剪定方法を紹介していきます。

ケース1:高く/広く枝が伸びすぎている

レモンを始めとした果樹は放っておけばどんどん大きくなります。

ある程度の大きさの限界がありますが、レモンの場合は3m以上の高さまで成長します。

もちろんいくらでも大きくするスペースがあり、管理することができるのであれば大きくしても構いません。

しかし、鉢植えでは限界がありますし、庭上でもスペースに限度があるでしょう。

 

そこで、背が高く伸びすぎた枝や横に伸びすぎた枝を剪定して木の形を整えます。

また、希望する木の形があればこの時に形を整えます。

 

この時のポイントは、枝の根元から切り落とすことです。

 

例えば以下の図を見てください。

葉は省略していますが、木の大きさを赤い枠内に抑えたいとしましょう。

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この時、収穫量を最大化したい&スペースに余裕がある農家さんであればある程度答えとなる理想的な形が存在します。

しかし、自家栽培であれば好きな大きさを決めて頂いて構いません。

単純に「ここは長すぎて見た目のバランスが悪いな」みたいなポイントがあればそこをカットすればOKです。

カットする場所は、図中で示している通り枝の根本です。

▼悪い例:枝を残し過ぎている

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▼良い例:枝の根本

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ケース2:枝葉が密集している

レモンは葉が多ければ多いほど良いのですが、あまりにも葉が多すぎると日が当たらない葉や、密集した葉に囲まれて風通しの悪い葉が出てきてしまいます。

このように密集しすぎた葉がある場合には剪定の必要があります。

日差しを遮っている枝や密集しすぎた枝を根元から切り落とします。

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ケース3:実をつけにくい長い枝がある

果樹において、長く伸びすぎた枝は果実をつけにくいため不要とされます。

基準としては40cm以上の長い枝はほとんど実りが期待できないため、根元から切り落として構いません。

40cmに満たないものの30cm程度の枝もやや長い部類と言えます。

30cm程度の枝がある場合には、枝の先端から3分の1程度の位置で切り落としてください。こうすることで、枝の途中から新しい芽が出て翌年実をつけます。

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なお、木が若く枝葉が充実していない場合や、木の大きさが自身が理想とする木の大きさに満ちていない場合には剪定せずそのまま成長させてしまって構いません。

剪定のやり方まとめ

剪定のやり方をまとめると、以下のようになります。

  1. 伸びすぎて長い枝は根元から切り落とす
  2. 密集して日差しや風通しを悪くする枝は根元から切り落とす
  3. 長すぎる枝(40cm以上)は根元から切り落とす
  4. 長い枝(20cm以上)は先端寄りの3分の1の位置で切り返す
余談:なぜ2~4月に剪定するのか?

なぜ剪定はこの時期なのでしょうか?

それは、レモンの成長サイクルに起因します。

レモンは冬を除いてほぼ通年成長を続け、新しい芽があらわれ枝葉が育ちます。

そして冬になると動物でいう冬眠のように、成長をとめて栄養の吸収もほとんどなくなります。

 

冬以外の盛んに成長する時期は、根から吸い上げた水を木の隅々まで行きわたらせるために流動が激しくなります。

人間で言えば、隅々まで血を行きわたらせるために心臓がフルスピードで拍動しているようなものです。

この時期に枝を切ってしまうと、切り口がなかなか塞がらずに木が痛む原因になります。

 

一方で冬は成長も止まり、剪定には良い時期のように思えます。

しかし、レモンは寒さに弱い木ですから、冬場に枝葉が減ると風通りがよくなりすぎて越冬が難しくなります。

 

以上のような理由から、成長も緩やかで寒さも和らいだ時期である2~4月ころに剪定を行うと良いとされています。

しかし、以上の理由を見て頂いてわかる通り木への負担が多少増えるだけで実は時期を外して剪定してもすぐに木がどうこうなるというわけではありません。

レモンは比較的丈夫な果樹ですから、時期を外したところで問題が起こらないことが多いくらいです。

日々の剪定(夏~秋)

日々の剪定では、不要な芽を摘み取ります。

レモンは冬以外の時期は常に成長を続けます。

▼このように、新しい芽がどんどん出てきます。

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こうした芽は基本的に放置して成長させれば良いのですが、芽吹いた時点で将来的に剪定が必要になると予想できる場合があります。

剪定の条件は、先述した通り以下の3点です。

  • 高く/広く枝が伸びすぎている
  • 枝葉が密集している
  • 実をつけにくい長い枝がある

1番目と3番目は成長してみないとわかりませんが、2番目は芽が出た時点でおおよそ予想がつきます。

新しい芽が出たら、その芽が成長して枝になった時のことを想像してみてください。

「ここに枝が新しく増えたら日が遮られるな」

「ここに枝が増えたら密集しすぎるな」

という風な予想がつく場合には、芽の小さなうちに摘み取ってしまいましょう。

 

もちろん成長してから剪定しても構いませんし、わからないのに無理に摘み取る必要はありません。

しかし、小さな芽のうちに摘み取ってしまえば木への負担は小さく、年に1度の剪定で生い茂り過ぎた木を前に頭を悩ませる必要もなくなります。

 

次に、夏と秋に出てきた芽は摘み取ります。

時期があいまいですが、おおよそ6月以降に新しく出てきた芽はすべて摘み取って構いません。

夏・秋に出てきた芽が成長すると、長く伸びすぎて実が付きにくくなる場合や、ほとんど成長が見込めずこれまた実が付きにくい貧弱な枝になることが多いです。

基本的に春~秋の間に出てきた芽をすべて残すと枝葉が生い茂り過ぎて剪定が必要になります。出来るだけ芽が出た時点で摘み取ってしまうと良いでしょう。

剪定後は癒合剤を忘れずに塗布する

日々の剪定(芽かき)であれば不要ですが、年1回の剪定で太めの枝を切り落とした場合には癒合剤を塗布してください。

自家栽培であれば木もそれほど大きくないと思いますから、剪定した切り口にはすべて癒合剤を塗ると良いでしょう。

癒合剤がない場合には木工用ボンドでも構いませんし、実は何もせずとも問題ない場合が大半です。とはいえ、折角1本1本に手をかけられる自家栽培ですから、病気を未然に防ぐためにも癒合剤の使用をオススメします。

 

さいごに

レモンの剪定方法を解説しました。

 

▼レモンの育て方全般について、季節ごとに作業項目をまとめた記事はこちら。

 

▼その他の自家栽培レモンの育て方や栽培手法などは【レモンの自家栽培方法】カテゴリーからご覧ください。

【レモンの自家栽培方法】の記事一覧

なお、レモン以外にもミカンやユズなど柑橘類全般に適用できる育て方のポイントです。

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