レイズドベッドを中心にしたお庭の状況レポート2021年5月号です。
レイズドベッドについて詳細はこちら:【レイズドベッド徹底解説】お庭でオシャレな家庭菜園を始めよう!レイズドベッドの実践例と作り方(DIY)
春芽が出揃って生い茂ってきたレモン
剪定のし過ぎと度重なる植え替えで元気を失っていたレモンは、春の訪れとともに春芽をたくさん芽吹いて元気を取り戻しました。
今年の収穫は期待できませんが、来年に備えてしっかり葉数を揃えていきたいです。
春先の肥料はレモンにとっても最も重要。
今年はレモンの専用肥料ではなく一般的な化成肥料と油粕を与えています。
春芽は極端におかしな向きに伸びたものを除いてそのまま伸ばし放題です。
やや過密なので間引くべきなのですが、葉数を稼いで樹勢を取り戻させたいのであえてそのままにしています。
これから気温も上がり、しばらくすれば湿度の高い梅雨シーズン。
早めに殺虫剤(ベンレート)・殺菌剤(ベニカ)を散布済みです。
イチゴは収穫シーズン真っ盛り
イチゴはキングベリーを2苗と章姫を4苗です。
1番果は非常に大ぶりでしたが、それ以降は中くらいのものが中心。
肥料をきめ細やかに与えてやることで大ぶりな果実を長く収穫できそうですが、まだ加減がつかめていません。
毎日5~6粒程度のペースで収穫しています。
肥料は果実が膨らみ始めてからは3週間に1回程度のペースで少量の化成肥料を与えています。
春先に一度肥料焼けでほぼすべての葉が茶色くなって全滅しかけていたところからよく持ち直したと思います。
夏野菜エリアはようやく成長開始
夏野菜たちは4月初頭に苗を買って植えた記憶があります。
もしかすると3月末だったかも。
この時期に販売される夏野菜の苗は基本的にビニールハウスなど温度管理された場所で育てるためのもので、露地栽培には早すぎるそうです。
気温が低すぎることが理由で、いくら温暖な高知とはいえ流石に早すぎだったみたい。
諦めていたのですが、順調に気温は上昇して突然の寒波が来ることもなく、なんとか4月を乗り切りました。
5月に入り気温も上昇し、ようやく目に見えた成長を始めました。
トマトは既に4段目の花房が出来てきています。
150cmの支柱を3本組み合わせています。
片方がミニトマト、もう片方が大玉トマトです。
脇芽は気を付けて取っておいたつもりが、いつの間にか立派な脇芽が根元から成長し花までつけましたが切除。
切り口には癒合剤(トップジンペースト)を塗布しておきました。
本来、脇芽は小さいうちに指で摘まみ取るものですが、太く育った脇芽をどう処理したものかわからず、綺麗に洗ったハサミで切除してから癒合剤を塗っておきました。
今のところ問題なさそうです。
ピーマンはトマトの陰になっているせいかいまいち生育が良くないですが、5月に入ってようやく成長を始めた印象です。
花も咲かせ始め、小さな実も膨らみ始めました。
支柱を3本立てて主枝+側枝2本の3本立てとするようですが、実が膨らみ始めた今でもなお側枝が小さく支柱の立てようがない状況です。
ナスは1番最初に咲いた花の下から出る2本の脇芽を育てて、これまた3本立てにするようです。
こちらもまだまだ側枝が小さいのですが、とりあえず支柱を2本立てています。
もう1本の側枝がまだまだ小さいため3本目はこれから。
実は夏野菜があんまり好きではなくて、育てるのも初めて、調べるのも初めて。
愛読書の「家の光協会・決定版 野菜づくり大百科(著:板木利隆)」を参考に育てています。
キュウリはつい先日苗を買ってきて追加したばかりで、まだつるも巻き付いていない状態です。
150cmの長めの支柱を2本立てています。
1本でも良いのですが、安定させるために2本にして先端で縛っています。
晩生のたまねぎは順調だけどやや過密
晩生のたまねぎは順調に育っています。
苗が30本の束でしか売っておらず、過密です。
いくらか間引いて新タマネギとして食べたのですが、まだまだ過密なのでもう少し間引きたいのですが、実が隣接したまま立派に育ってしまって、間引こうとすると隣まで抜けてしまいそうで困っています。
悪くなったじゃがいもを植えたら元気よく芽が出てきた
じゃがいもを植えるつもりはなかったのですが、冷蔵庫の奥から悪くなって青くなったじゃがいもが2つ発見されたので、物は試しとそのまま植えてみました。
じゃがいもは土寄せしていくと、種芋より上に実をたくさんつけるようなので、レイズドベッドの底に近い位置に植えました。
表面の土も横に避けておいて、成長にあわせて土を寄せていく予定です。
じゃがいもは芽をたくさん出すのですが、春植えの場合は2本残すらしいです。
秋植えの場合は1本残す。
しかし、じゃがいも=芽を1本残すものという考えが頭にあって1本を除いて芽を取り除いてしまいました。
後から愛読書の「家の光協会・決定版 野菜づくり大百科(著:板木利隆)」を読んでいて、春植えは2本残すということを知りました。
きっと大丈夫でしょう。
グランドカバーのリッピアが広がり始めた
レイズドベッドの周辺の通路部分はグランドカバーで緑の絨毯状にすることに決めました。
最後の最後までレンガチップやウッドチップと悩んだのですが、結局は緑の絨毯を選択し、まだまだ寒い時期にリッピアを植えました。
寒い時期はまったく成長する様子もなく心配していたのですが、暖かくなってどんどん成長を始めています。
とはいえ、リッピアの葉の間から雑草が次から次へと生えてくるため処置に困っています。
雑草とリッピアの枝や根が絡み合って、雑草を無理矢理抜くこともできず、仕方なく雑草の葉っぱ部分だけむしり取るように処理しています。