ドリリウム

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バイクで釣りに行こう!バイクにロッドホルダー取り付け【SUZUKI ST250E】

ドリリウムは移転しました。

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2020年1月11日加筆修正

釣りに行くために買ったと言っても過言ではないバイク。

先日40Lのサイドバッグを左右に取り付けて、釣り具関連は一通り収まるだけの収納が用意できました。

diy-kagu.hatenablog.com

 

今回は、ロッドを運搬するためのロッドホルダーを取り付けましたので紹介します。

【参考】バイクへのクーラーボックス積載について徹底的に情報をまとめました。

構想 - ショアジギングロッドを背負うのは難しい

先日取り付けたサイドバッグが予想以上に大きく、ご覧の通りシート後部はあらかた覆いつくされてしまいました。

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そのため、バイクにロッドホルダーを取り付けて釣り竿を搭載する方法を諦め、ロッドケースを背負おうかと考えていました。

しかし、通常のロッドなら構わないのですが、ショアジギングロッドを背負うのは難しいと判断しました。

僕の使っているショアジギングロッドはシマノのムーンショットで、2本継ぎですが2本に分けても150cm以上あります。

通販で見ていると160cmという長さのロッドケースもいくらか見つかります。 

しかし、試しに釣具屋さんで実物の160cmのロッドケースを見ると、その長さにちょっと圧倒されます。

 

160cmというと床においても口元くらいまでの長さがあるわけです。背負うとかなりかさばる感じがあり、バイクに乗りながら背負うのは現実的ではないと諦めました。

 

リュックのように背負えるロッドケースでもあれば良かったのですが、そうしたものは見つかりませんでした。

 

そこでなんとかバイクにロッドホルダーを取り付ける方向で検討を開始しました。

準備と材料

今回、バイクに取り付けたロッドホルダーはこちらの商品です。

実はこの商品、大分前に買って、車のシート背面に取り付けていた経緯があります。

diy-kagu.hatenablog.com

このロッドホルダーはシンプルな筒型で、リールを受け止めるスリットが入っています。

固定はM6ボルトで2点固定することができます。

樹脂製という点に不安がありますが、金属製は高価ですので、まずはこの樹脂製ロッドホルダーを使ってみることにしました。

 

 

このロッドホルダーを手にもってホームセンターをうろうろした結果、以下の部材を調達してきました。

ステーは目測3mm厚くらいありそうなものを3つ購入しました。

強度は過剰なほどあります。カオチン電着塗装だそうです。塩にも強いらしい。

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写真には写っていませんが、ステーを固定するためのM8*15mmのボルトナットと、ロッドホルダーを固定するためのM6*20mmのボルトナットに木用の22mmのM6ワッシャーも購入しました。

ロッドホルダーはM6ですが、ステーがM8なので、広めのワッシャーでごまかします。

 

そして波板用のワッシャーです。ワッシャーとスポンジをセットで使います。

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波板ってこういうやつ。

アイリスオーヤマ 軽量ポリカ波板6尺 NIPC-605 ブロンズ NIPC-605-BZ

ロッドホルダーはボルトで固定できるといっても、ロッドホルダーの内側は平面ではありません。

そのままボルト留めするとロッドホルダー側がボルトに負けて割れてしまいます。

そこでこの波板用ワッシャーをかませることで、ステーに比べて弱い樹脂を保護しつつしっかりトルクをかけて固定できるようにしようというわけです。

組立

まずはステーとロッドホルダーを組み合わせていきます。

コの字型のステーをロッドホルダーに固定し、直線のステーを連結して、更にコの字型のステーを取り付けます。

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ステーとロッドホルダーの固定は、写真に写っている外側から

M6ナット→幅広ワッシャー→ステー→ロッドホルダー→波板ワッシャー→M6ボルト

です。

波板スポンジは結局使いませんでした。

スポンジまで使うとロッドホルダー内側を狭めてしまい、ロッドの収納に支障が出そうだったためです。

波板ワッシャーだけでもピタリとロッドホルダー内側の曲面を添わせることができ、しっかり固定することができました。

 

横から見るとこんな感じです。

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下側のコの字型のステーは、あえてロッドホルダーの底を塞ぐ意味で取り付けたのですが、リール下の長いロッドではこれが邪魔になることに気が付いて後で取り外しました。

取り付け

ここまで、車体側への取り付けについては考えずに進めてきました。

ST250はよく言えばシンプルなバイクで、とにかく取り付けができるような場所が少ないです。

あれこれ探したところ、ちょうどマフラーのない左側にヘルメットホルダーを発見しました。

 

見ての通りプラスネジ1本で止まっているだけなので取り外します。

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取り外したところ、このように固定部には丁寧にもM6のネジが切られていました。

裏を見るとナットが溶接されています。

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ちょうど良いとM6ボルトに幅広のワッシャーをかませて取り付けます。更に、ここの裏側にはスペースの余裕がありますから、M6のボルトは長めのものを使い、ナットを2つ入れて、ダブルナットで緩み止めします。

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取り付けに問題ないことを確認して、ロックタイトをつけておきます。

下部は固定できそうな場所もなく、シンプルにタイラップで固定しました。ステーと車体が当たる部分にはスポンジを貼り付けて傷、音、振動防止をしています。

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念のため、その他数カ所タイラップで固定して、脱落防止をしています。

数百グラムの荷物のために3mm厚のステーとM6ボルトを使っているので、万が一の事態が起こるとすればロッドホルダーが経年劣化でボロボロになって崩れ落ちてくるときだと思います。

 

全体像としてはこんな感じになりました。

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乗車中の動きを邪魔しないぎりぎりの位置で、干渉もなく、うまくサイドバッグを避けてロッドが車載できる位置に取り付けができたと思います。

欲を言えばロッドホルダーを黒く塗りたいところですが、ABS樹脂なので難しいです。

実際にロッドを積んで走りたかったところですが、今日はここで時間切れです。

 

実際にロッドを積む際には、ロッドホルダーに差し込んだうえで、更にもう1点をゴムバンドなどで固定してやることで、走行中にがたついたり振動がでることもなくなると思います。

 

▼実際にロッドを積んで走ってきました。

diy-kagu.hatenablog.com

 

その後、パックロッドを購入してバイクに積載して釣りに行くスタイルも取り入れました。よろしければ合わせてご覧ください。

  1. パックロッドの選定
  2. 実釣前レビュー
  3. 実釣後レビュー
  4. バイクにうまいこと積載できた

diy-kagu.hatenablog.com

 

 

ブログを書いている人

カタミチ

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