簡易スピンドルサンダーを作ろう!
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
100Vの単相誘導モーターを使用して簡単なスピンドルサンダーを製作します。
家庭でも手軽に使える100Vの単相誘導モーターです。
手作りの旋盤やボール盤、ディスクサンダー、ベルトサンダー、バンドソーなど多種多様な自作工具作りに利用できます。
ヤフオクにて数千円で購入し、ベアリングを交換して使用していました。
▼以前はディスクサンダーとして使用していました。
今回はディスクではなく丸棒を付けて上下運動せず横向きのスピンドルサンダーを製作します。
まずはモーターの取り付け部です。
今回はスペースの都合で作業台に直接取り付けます。
穴を開けて、防振ゴムを敷いてボルトで固定します。
トラスコの防振パッドと言う商品で、エアコンの室外機の防振から作業台の脚の下に敷いて作業音を低減するまで幅広く使うことができます。
次にディスクサンダーにせよスピンドルサンダーにせよ木くずが舞います。
モーター周辺に簡単な覆いを作成して、吸塵ポートも取り付けます。
吸塵ポートは自作の集塵機のホースサイズにあったパイプをホームセンターで購入してきました。
エアコン関係のダクトやホースがあるコーナーにあったパイプを使っています。ネジで固定できるようになっています。
続いてスピンドル部分です。
太い木の丸棒はなかなか打っていません。角材を取り付けてモーターの力で削っても良いのですが、ホームセンターでこんなものを見つけました。
いろいろな太さや長さがあります。今回は私の小物作りに使いやすそうな直径60mmを選択しました。
こちらの商品にはテーブルの天板に固定するための金具があります。
くるくる回せば外れます。
この丸棒をシャフトホルダに固定します。
本来はこうしたモーター用のボア径14mmのプーリーに穴開けして取り付けるべきです。
しかし、モーターを手に入れた当初は知識がなく、インターネットを探し回った結果としてこのシャフトホルダを購入しました。
当時の記事はこちら。
固定にはトラスタッピングを使います。
シャフトホルダに丸棒を固定して、モーターに取り付けます。
丸棒に溝が彫ってあるのですが、下に落ちている細長く切ったヤスリをあてて溝を彫りました。
現時点ではスピンドルサンダーがあれば十分なのですが、今後拡張することを考えてこうしたVベルトを取り付けられるように溝を彫りました。スピンドル兼プーリーというわけです。
こんな風にベルトがかかります。
ちょっと浅かったので棒やすりで深くV字に彫っておきました。
プーリー部分を設けてもスピンドルの長さが長すぎます。
余分な部分に線を引きました。
モーターを回転させ、鋸をあてると旋盤の要領で棒をカットできます。
▼カットすると天板取付金具用のボルトが飛びだしています。
これはこれで後々何か使えそうなので、現時点ではとりあえずキャップとゴムテープで養生しておきました。
続いて3Mのスプレーのり55でやすりを貼り付けます。
木でも紙でもしっかりと結構強力に手軽に貼り付けることができます。
木工やDIYだけでなく、工作系の趣味をお持ちの方はとりあえず持っていて損がないほど汎用性が高いです。
貼り付ければ完成です。