【レビュー】アブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MB - バイクで手軽にシーバス・ライトショアジギング・ロックフィッシュ!
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バイクで手軽にシーバス・ライトショアジギング・ロックフィッシュなどの少しヘビーな釣りをするために最新のパックロッド「アブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MB」を購入しましたので紹介します。
まだ実釣前なので、開封や寸法、サイズ感などを紹介します。
選定理由
数あるパックロッドのなかで、あえてアブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBを選択した理由は、過去の記事で紹介しています。
リュック1つで行けるバイク用ロッドとして「アブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MB」を選びました - ドリリウム
バイク釣行用パックロッドの選び方 - リュック1つで釣りにいくスタイルを目指したい - ドリリウム
要約すると、以下の2点です。
- 振出はフィーリングやロッドとしての性能に疑問があるため多本継ぎロッド
- ラフに扱うことになるので、半年に1回壊れてもお財布が厳しくない価格
最終的に、シマノ・トラスティックが候補に残っていましたが、シマノ・トラスティックが2010年登場ということで仕様上の性能が明らかに低く、2018年登場のアブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBを選択するに至りました。
流石に釣り竿の世界で8年も違いがあると、数千円の価格差など軽く逆転します。
開封
アブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBは専用のセミハードケースが付属します。
セミハードケースの寸法は長さ68cm、幅10cm、厚み6cmとなり、ロッド自体の仕舞寸法である60cmからすると8cm大きくなります。この専用ケースを使わずに束ねて使用することも可能ですが、そこは使用者次第となります。
ロッドはこんな風に収納されています。
専用ケースの中は大小の異なる5つに分割されており、5本すべてがそれぞれの場所に収納されます。
取り出すとこんな感じ。重量は175g(実測172g)と2.8mのMロッドとしてはそこそこです。5本継ぎで価格も安いことを考えるとかなり頑張っているといえそうです。
継ぎ目には目安となるマークがありますが、取扱説明書によればこれは大体の目安でありきちんとガイドを確認して合わせるよう記載されています。継ぎ目のギャップは5~10mmが規定値です。
重量は実測で172gでした。個体差があるでしょう。
ケースの重量は364gで、ケース+ロッドで536gということになります。
ロッドの重量は、グリップから96g、36.5g、21g、12g、6.5gとなっています。
実釣前レビュー
実釣前で簡単に感じた点だけコメントします。
ロッドは硬め
まず始めにロッドはやや硬めに感じます。
近いロッドとしてはシマノ ムーンショット S1006Mを所有しています。
こちらはルアー重量で見ると8~42gとなっており、7~35gに対応するアブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBより重いルアーに対応しています。しかし、振るってみた感じはアブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBの方が硬く感じます。単純に掛け調子でアタリや流れ、底の様子がわかりやすいと考えてしまって良いものかわかりません。シマノ ムーンショット S1006Mに対して先径は0.1mm細いはずなのに、太い印象を受けます。これは後述するデザインのせいかもしれませんが、硬いというか太くてしなりが悪いようにも感じられてしまいます。
ここは実際に釣りに出てみて試していきたいです。パックロッドを持って釣りに行く場合、私の場合にはバイクでの釣りになりますが、当然タモはもちません。この硬さがあればある程度の魚までは容赦なく引き抜けそうで頼りがいがあるとも言えます。
ただ、このアブガルシア クロスフィールド XRFS-935M-MBで下限の7gのルアーを投げる様子が想像できないです。むしろ40gくらいのジグなんかを気持ちよく投げられそうです。
質感は値段なり
見た目の質感は若干ごてごてとした印象を受けます。
カーボンの織り目を意識したデザインですが、全体に艶があって基本的に黒いロッドなのにちょっと派手な印象です。そのためか、ロッドの特に先端側が妙に太く感じられます。実際には先径は1.6mmと2ピースの同クラスのロッドと同じか、新しい分細いくらいです。
また、手で触れた感触はちょっと独特で、一方になぞるとスムーズなのに、逆になぞるとざらざらが強調されます。バットを握って使うこともないでしょうから、滑り止めというわけでもなく、単に表面処理の問題のようです。
定価14000円という価格を考えれば値段なりと言えそうです。
仕舞寸法60cmは意外とでかい!
これは完全な誤算なのですが、このロッドを選ぶ段階ではロッドをリュックに仕舞ってリュック一つで釣りに行こうと考えていました。
しかし、仕舞寸法60cmをリュックに入れるのは厳しいです!
付属のセミハードケースがかなりガッチリとした造りでしたし、気に入っているタックルバッグもあることなので、ロッド+タックルバッグの構成で釣りに行こうと考えています。
【参考:超気に入っているタックルバッグ】レビュー:ダイワのタックルバッグ「ワンショルダーLT」が超いい感じ! - ドリリウム
これは手持ちの約30Lくらいの容量があるバックパックです。
もちろんこれで動き回ることに支障はないし、そこまでアンバランスなほど見た目が悪い訳でもありません。しかし、バッグにほぼすっぽり収まる程度を想定していたので想像以上に大きくてびっくりしました。
もしこうした仕舞寸法60cmクラスのパックロッドをすっぽり格納したいのであれば、50L以上クラスのアウトドア用バッグでなければならないでしょう。
▼ブランドや品質にこだわらなければ5000円程度なので、ちょっと悩んでいます。
私の場合には、実際に釣り場で過ごす時間はリュックよりも釣りに特化したタックルバッグの方が使い勝手が良いと考えてしばらくはタックルバッグとロッドを別で持ち運ぼうと思いますが、リュックを試してみたくなった時はこうした安いでかいバックパックを購入しようと思います。
ただ、三脚をバッグの側面に固定できるカメラバッグなども選択肢としてはアリだと思います。先ほどのような大きな登山リュックにするか、三脚が固定できて安いこちらにするか悩んでいます。
早速翌日我慢できずにあれこれ買いそろえてしまいました。
実釣後のレビューはこちら。