ドリリウム

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【断熱】いらない窓を塞いで結露や冷気・熱気対策をしてみた。

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我が家のキッチンには使い道のない勝手口があります。

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寒さが厳しいこの時期は、料理をしているとこの勝手口からの冷気を強く感じます。

我が家のキッチンはリビング・ダイニングとつながったいわゆるLDKで、人がいることが多いためほぼ常時冷暖房を使用しています。

 

おそらく、夏はこの勝手口から熱い熱気が入り込み、冬は冷たい冷気が入り込んでいるものと思われます。

体感できる冷気や熱気だけでなく、冷暖房費用の節約や結露対策にもなるだろうと見込んで、この勝手口を塞いでみることにしました。

 

また、今回はあわせて脱衣所の窓も塞ぐことにしました。

脱衣所は単純に寒すぎてお風呂から出た時に辛い&脱衣所の窓を開けることはないためです。

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窓の塞ぎ方

窓の塞ぎ方について調べると、大きく分けて2つの方法があることがわかります。

方法1:サッシを撤去し内・外壁工事を行う

1つ目の方法はDIYでは難しい方法です。

窓のサッシ(窓枠や周辺部品)をすべて撤去する方法です。

当然、撤去した後は壁を塞ぐ必要があり、適切な施工をするには技術や一般人には入手性の悪い建材を調達する必要があります。

DIYで実行するには難易度の高い方法と言えます。

方法2:サッシの内側に壁を作って塞ぐ

2つ目の方法は今回紹介する方法であり、DIY向けの方法です。

窓の内側を塞いで、壁にしたり棚(ニッチ)にしたりする方法です。

いくつかの注意点を守れば比較的簡単かつ安価に窓を塞ぐことができます。

窓を塞ぐ前に

窓を塞ぐ前に注意しなければならないのは結露を防ぐことです。

単純に板を窓枠の中に嵌め込んでも、その板と窓の間で結露が起こり、知らぬ間にカビが生えたり腐食が進んでしまうかもしれません。

そのため窓を塞ぐ前に窓の結露を防ぐための「断熱」処理を行う必要があります。

断熱の処理は2つのステップがあります。

ステップ1 隙間を塞ぐ

まず始めに断熱の大敵である「隙間」を塞ぎます。

窓を閉めてしまえば一見すると隙間なんてないように思うかもしれません。しかし、窓を手で動かすと小さなガタツキがあったり、窓のスライド部や開閉機構には目に見えない程度の隙間が付き物です。

 

そこで、窓のつなぎ目や隙間をテープやビニールを使って覆い隠してしまいます。

 

テープには断熱性を持たせた製品も存在しますが、高額かつ重要なのは隙間を塞ぐことなので市販の粘着力の強いテープで十分です。

 

手持ちのガムテープなどがあれば、それでも十分です。

 

ステップ1.5 不要な部品を取り除く

もし窓を塞いで棚(ニッチ)にする場合、出来るだけ奥行を確保したいものです。

今回、私は勝手口を棚(ニッチ)にしたのですが、勝手口には「ドアレバー」や「クローザー」などの出っ張りがあって、そのまま窓を塞いだのではほとんど奥行きが残らないことがわかりました。

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そのため、作業の前に不要な部品をすべて外しておきました。

ステップ2 断熱材を貼り付ける

次に窓やサッシに断熱材を貼り付けます。

安価な断熱材といえばホームセンターなどで手に入る「スタイロフォーム」が有名です。

しかし、先ほど説明したように断熱に隙間は大敵です。

スタイロフォームは凹凸に対応できず、接着面もないため窓の上から行う断熱に適しているとは言えません。

 

そこでオススメなのがフォーム上の断熱マットです。

エプトシーラーなどの有名な製品もありますが、安価な断熱マット(下記・右)も最近では多く出回るようになりました。

この手の製品を使うと、窓の凹凸に合わせて貼り付けることができるため隙間が生まれづらく高い断熱性を確保することができます。

 

実際に断熱材を窓に貼り付けた様子がこちらです。

勝手口はこんな具合に。

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脱衣所の窓はこんな風に断熱マット(今回はエプトシーラーを使用)を使って窓を埋めました。

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板の取り付け

窓の断熱が終わったので、板で窓を塞ぎます。

もし元の状態に復元する必要がないのであれば接着剤を積極的に使用すると隙間が生まれづらく効果的ですが、将来的に元の状態に戻す可能性があるのであればネジを使って固定する方法がオススメです。

 

今回は窓枠内にこのように角材を固定しました。

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勝手口は棚(ニッチ)にするため角材をサッシにネジ止めしています。

サッシはアルミや樹脂でできており、ドリルで簡単に穴をあけられますからネジ止めも簡単です。

 

一方で脱衣所の窓は単純に塞いでしまいたかったので、窓枠と出面を合わせて板を設置できるように窓枠を取り付けました。

 

 

角材の取り付けが終われば、後は板を嵌め込んでネジ止めすれば完成です。

強度が必要なわけでもありませんから、フローリング用のビスなど細いビスを使うと下穴をあける手間も省けて効率的です。

 

最後に必要に応じてサンドペーパーをかけたり、ニスやオイルステインを塗って仕上げればより完成度が高まります。

 

また、板と窓枠の隙間はシーリング材を使って埋めると仕上がりが綺麗で隙間もなくなり、断熱性が高まります。 

シーリング材を使用する時のコツは、シーリング材を充てんする場所をマスキングテープでマスキングして、シーリング材をしっかり充てんします。

最後にヘラでシーリング材をなぞり、綺麗に整形してマスキングテープを剥がせば綺麗な仕上がりになります。

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マスキングしておくことが何より大事!

塞いだ窓の活用

勝手口跡を利用したニッチの製作や、脱衣所の窓を塞いだ後のDIYの様子はまた後日アップしたいと思います。

【苺(イチゴ)の栽培記録】暖冬の12月、イチゴの花が咲いた!?

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私が住む高知県はただでさえ温暖な気候ですが、今年は暖冬で12月でも半そでで活動できるほど暖かいです。

 

こうした暖かい冬は、時には植物にとって厄介な問題を引き起こしてしまいます。

 

その一つが秋から冬に植え付けした植物の早すぎる開花や結実です。

 

イチゴは味や見た目、手軽さなど多くの要因により家庭菜園で選択されることが多い野菜のひとつです。

イチゴは一般的に秋に苗を買って植え付け、翌春に収穫します。

 

イチゴは冬の寒さのなかで休眠し、暖かり始めると生長を開始する特性があります。

しかし、冬が暖かいとイチゴにとっては休眠して良いのか生長して良いのかわかりません。

「それならそのまま成長させれば良いのでは?」と思われる方も居られるかもしれませんが、ここには厄介な問題が潜んでいるのです。

冬の花は摘み取る

さて、冬に咲いた花の処置はどうすれば良いのでしょうか?

 

正解は「摘み取る」ことです。

出来るだけ早い、花が開く前に摘み取るのがベストです。

実に成ってしまった場合にも摘み取ってください。

 

なぜなら暖冬とはいえ冬。

そのまま暖かくなるわけはなく、1月・2月にかけて気温はどんどん下がっていきます。

 

気温が下がればイチゴは休眠状態になり、生長を停めてしまいます。

つまり、折角実がなっても美味しく・大きく育ちません。

また、苗が育つための栄養が実に取られる分、苗も大きく育ちません。

 

そのため冬の花・実はデメリットが大きく摘み取るに限るというわけです。

 

ここでポイントとなるのが「これから寒くなる」という点です。

「これから寒くなる」からこそ花・実を摘み取る必要があるわけですから、逆に言えば「これから暖かくなる」のであれば花・実は摘み取る必要はありません。

 

そのため気温が段々と上昇傾向になる2月・3月ころ(地域によって差がある)に咲いた花や実った実はそのまま摘み取らずに育てて良いということになります。

我が家のイチゴと花

我が家のイチゴはこの暖冬で見事に花を咲かせました。

イチゴの花芽は苗の中心から伸びてくるため、よく見ないと見逃してしまうことがあります。

 

そのためうっかりすると数少ない昆虫たちの力で運良く?運悪く?受粉してしまい、実に成ってしまうこともあります。

 

本日気が付いて摘み取ったのがこちらの4つの花たちです。

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フローティングフラワーとしてはやや野性味がありすぎる印象ですが、オシャレな入れ物ともう1種類くらい華やかな花を浮かべればピッタリかもしれません。

 

 

もったいない、かわいそうな気がしますが、来年の豊作を願って花芽は早めに摘み取っておきましょう。

【簡単修理】超音波加湿器が動かないときの直し方【Homech HM-AH001】

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12月も半ば、段々と気温も下がり空気も乾燥してきました。

このシーズンに活躍してくれるのが加湿器です。

 

我が家では昨年購入した安価な超音波加湿器「Homech HM-AH001」を使用しています。

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今ネットで検索すると同じ製品は見つかりません。

名もないブランドの、公式ページさえない製品だから致し方ありません。

Amazonでもよく見られる安物中華家電のひとつというわけです。

 

購入価格は4000円~5000円ほど。

4Lという大容量とシンプルなデザイン、超音波式による低騒音が魅力の製品でした。

久しぶりにスイッチを入れると動かない!

さて、昨シーズンぶりの稼働ですが、水を入れてスイッチを入れてもうんともすんともいいません。

電源ランプは点灯するためなんとか修理できないものかとDIY好きの本能がくすぐられたわけです。

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 写真の通り、スイッチを入れるとランプが点灯するものの一切動いている様子がありません。

完全なる無音です。

早速分解・修理を試みる

本体をひっくり返してみると、4つの大きな穴の奥にそれぞれネジの頭が確認できました。

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4つのネジをプラスドライバーで取り外すと以下のような基盤や配線類を確認することができます。

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右上に見える黒い物体はどうやらファンのようです。

水蒸気を送り出すためのものでしょう。

 

右中央のHanYiと刻印がある鉄色の物体が超音波を発生させる装置のようです。

 

電源ケーブルは左側から伸びていますが、電源ランプが点灯していることや、配線やはんだ部に異常が見られないことから超音波ユニット自体の故障を疑いました。

 

しかし、超音波ユニットだけでなくファンも動作していないことが電源投入時の音からもわかります。

 

つまり、原因はもっと大本にありそうです。

そもそも超音波ユニットもファンもそうそう簡単に壊れるものとは思えません。

 

そこで疑ったのがコレ。中央の青い線がつながる小さな基盤です。

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これは水位のセンサーで、水が入っている時だけ超音波ユニットやファンが動作するように制御するためのものです。

試しにここを短絡させてみると超音波ユニットとファンが動作することがわかりました。

 

どうやらセンサーに問題があるようです。

 

本体を裏返してセンサーを確認するとこちらです。

筒状の物に白いドーナツ状のわっかがはまっています。このドーナツ状のわっかが浮きになっており、水に満たされると浮きが浮いてセンサーがそれを感知します。

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試しに電源を入れてから、この浮きを指で引き上げてみると超音波ユニットとファンの作動音がしてきました。

どうやら1年間保管している間に、この浮きの動きが渋くなったため電源が入らなくなっていたようです。

 

そこでこの浮きを動かしたり、周囲を入念に清掃したところ問題なく動作しました。

加湿器が動かないときはとりあえず掃除!

というわけで、遠回りしてしまいましたが結局のところ結論は「久々に使うならよく清掃してから使い始めること」ということでした。

 

この「浮き」は乾いた水とその中に含まれるホコリや汚れによって動かなくなることがあります。

 

加湿器が動かないときは清掃するとともに、特にこの「浮き」が滑らかに上下することを確認すると良いでしょう。

 

 

【幅39cm】門柱に両サイド止めしているポスト(郵便受け)の交換

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我が家のポストが壊れました。

こちらの画像のように、門柱に挟み込む形で取り付けられたポストで、新築時に取り付けられた年代物です。

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どのように壊れたかというと、ラッチ(ダイヤル錠)部分が壊れてフタが閉まらなくなってしまいました。

いつでも風に揺られてパカパカしています。

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問題の部分の裏側がこちら。

バネでラッチの動きを付けているようなので、同じ形のバネさえあれば修理できそうです。

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しかし、不動産屋さんに問い合わせても代替品やラッチ部のみなどの部品も出ないようで完全にお手上げ状態です。

同じ形のバネを探すという方法もありますが、見た目も随分とくたびれていることですから交換を試みることにしました。

ちなみに不動産屋さん(正確には不動産屋さん経由で建築業者さんに聞いている)によれば、正攻法で行くのであれば門柱ごとの交換で、安くても10万円程度はかかるらしい。

 

問題のポストの内側を覗いてみると、ご覧の通り側面にネジが2本止まっているだけの簡単な取り付け方法です。

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つまり、同じ幅のポストを用意して、側面に穴を開ければ取り付けできるのではないか?と考えました。

 

早速ネジを取り外すとポストはあっさりと取り外すことができました。

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門柱側に雌ネジがあって、ボルト4本で止まっているだけの非常にシンプルな固定方法です。

ポスト探し

幅はタイトルにある通り39cmでしたから、ちょうど良いサイズのポストを探してみました。

すると、以下の3つが候補に挙がりました。

ポストの幅は規格が統一されていないせいか同じ幅の製品はこれくらいしかみつかりません。

しかも、いずれも「側面にネジ止めする」という固定方法ではない製品です。

 

どうやら「側面をネジ止めするポスト」というのはほとんど出回っていないようです。

 

この3点のなかで、今回はKGY工業のF-450を選択しました。

見た目はグリーンライフのHS-400の方が好みでしたが、F-450はホームセンターで実物を見ることが出来ました。

ポストの両サイドを内側からねじ止めするということは、ポストの開口部が大きくなくては手や工具が入りません。

しかし、ネット上の商品写真では開口部の広さが明記されておらず、実物を見て開口部が広いことを確認できたF-450を選択したというわけです。

 

ちなみに圧倒的にコストパフォーマンスに優れるアイリスオーヤマのPW-400はプラスチック製で安っぽいのと、前入れ・前出しという点が気に入らずに候補から外しました。

やっぱり前入れ・後出しの方が便利です。

加工と取り付け

早速届いたKGY工業のF-450がこちらです。

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全面にネームプレートが入りますが、取り外してあります。

少し安っぽいなぁと後悔しつつ作業を進めます。

 

後ろ側はこのように全面がフタになっています。

内側から左右4か所にネジ止めする際もストレスフリーです。

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早速ネジ穴位置を決めて穴あけをします。

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穴あけにはステンレス用と記載のあるビットを使用しました。

 

 まずは3ミリか4ミリ程度で穴あけして、続けて穴を広げるのが正攻法ですが、そのためだけに2本もドリルビットを買うのももったいないので、僕は4ミリで穴を開けた後はドライバーでぐりぐりして穴を広げました。

 

この方法はあまりオススメできません。

ポストの側面は強度がなく、強く押すとすぐにへこんでしまいます。

裏面から抑えながら穴を広げるのは苦労させられました。

大人しく3ミリか4ミリのビット+ステップドリルを買っておく方が賢明です。

 

後は元通り4本のネジで取り付ければ完成です。

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門柱ごと交換する方法が正攻法のようですが、高額になるうえ周りの柵や建物と雰囲気が合わずにいまいちな仕上がりになることもあるようです。

ポストのみの交換であれば案外手軽に済みますから、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?

【XServer】過去のエラーログを残す方法

XServerではプランを問わず、エラーログが午前3時にリセットされます。

つまり、午前3時を起点として24時間分しかエラーログが残りません。

 

「昨夜問題が発生して原因を調査したい!」なんて言う時にログがなくて困ったことになってしまうわけです。

エラーログは秘密の場所にある

さて、そんな時にすぐに思いつく方法と言えば、リセットされる午前3時の前にバックアップを取っておけばいいじゃん、ということです。

 

しかし、XServerではデフォルトでログファイルが隠されており、ユーザーが直接確認したり操作することはできません。

エラーログの出力先を変える

しかし、エラーログの出力先を変えることは難しくありません。

単純にPHP.iniにエラーログの出力先を記述すれば良いのです。

 

手順は簡単です。

  1. XServerのサーバーパネルを開く
  2. php.ini設定を開く
  3. 対象のドメインの「選択する」をクリック
  4. php.ini直接編集タブをクリック
  5. エラーログの出力先を指定する

エラーログの出力先を指定するには以下の1行を追加します。

場所はどこでも構いませんが、display_startup_errors = Offの下あたりが適当でしょう。

error_log = エラーログの出力先

エラーログの出力先は以下の形式で指定します。

ホームディレクトリ/ドメイン名/好きな場所

 

「ホームディレクトリ」はXServerサーバーパネルのサーバー情報から確認できます。

例えば以下のように指定します。

error_log = /home/XXXXXXXX/abc.com/log/php.log

エラーログのログローテーションを行う

ここまでの設定で、logディレクトリにphp.logというログファイルが生成されるようになりました。

しかし、このままではphp.logにログが溜まり続け、ファイルサイズが肥大し続けてしまいます。

 

そこで、一般的に「ログローテーション」と呼ばれる対策を行います。

簡単に言ってしまえば、大きくなったログファイルの名前を変えてあげるわけです。

例えば「php.log」を「php.log.20201010」などに変更すれば、それ以降のログはまたphp.logに1から溜まり続けます。

 

最も基本的なログローテーションの処理をPHPで記述すると以下のようになります。

<?php
    $log_file = "/log/php.log";
    $today = date("Ymd");
    if(file_exists($log_file)) { rename($log_file, $log_file.$today); }
?>

 

これをCRONなどで毎日呼び出してやれば、24時間ごとにログファイルが区切られるわけです。

実際には、これだけではログファイルが溜まり続けるため、自動的に古いログファイルを削除する処理も必要になります。

 

 

【脱NHK受信料】LG製液晶モニター「43UN700T-B」を買ってテレビを捨ててみた

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テレビ(地デジ)を見るためにはNHK受信料の支払いが必要です。

また、地域によってはテレビを視聴するためにケーブルテレビやひかりTVを契約したり、自身でアンテナを設置するなど別途費用が発生します。

 

我が家の場合にはケーブルテレビが敷設済みの地域だったらしく、入居時に「ケーブルテレビの契約をしないと地デジが見られません」という旨の案内がありました。

(もちろんこの場合でもひかりTVの加入や自身でアンテナを設置するなど別の手段も選択肢にあります)

 

いずれにせよ、NHK受信料+ケーブルテレビの月額で月3,000円~4,000円。

年間にすれば4万円ほどの「テレビの維持費」がかかることが判明しました。

 

我が家ではテレビをほとんどと言っていいほど見ず、とりあえず置いてある程度の置物同然の存在でした。

更に、Amazon Prime会員でFire TVも所有していたため、この機に「脱テレビ」「脱NHK」「脱ケーブルテレビ」をすることにしたというわけです。

 

Fire TVがあれば多くのVODサービスが利用できますから、エンターテイメント方面に関しては困ることはありません。

エンターテイメントを除けばテレビの価値はニュースくらいのものですが、ニュースもネットで見られる時代です。

 

テレビを捨てるのに障壁なんて何もなかったのです。

なんとなく、漠然と、「家にはテレビがあるものだ」という固定観念に縛られていた自分がバカバカしいです。

テレビとモニターの違い

テレビとモニターはいずれも同じような「画面」ですが、その最も大きな違いは「テレビが見られるかどうか」です。

更に具体的に言えば、テレビのチューナーが内蔵されているかどうかです。

 

ちなみにNHKはテレビという表現を用いずに「受信機」という呼び方をしています。

「受信機」とは、テレビの電波を受信できる機器を指し、更に言えばチューナーが内蔵されているかどうかが判断の分かれ目となります。

 

だから、チューナーが内蔵されているワンセグ対応ケータイやカーナビはNHK受信料の支払いの対象となってしまうわけです。

モニターの選び方

さて、テレビとモニターの違いがわかったところで、モニターの選び方です。

 

残念ながらテレビと違ってモニターはPCと接続して作業に使用されることが多く、あまり大きなサイズのバリエーションが存在しません。

非常に高価なモデルや、聞いたことのないメーカーの製品を除けば、誰もが行き着く選択肢は以下の2機種になるでしょう。

ちなみに選定の基準は主に以下の5点です。

  • 手頃な価格
  • 有名メーカー
  • リモコン付き
  • スピーカー内蔵
  • 豊富なHDMI出力
LG 43UN700T-B

LG 43UN700T-Bは、世界的な液晶モニターメーカーであるLG社の販売する大型モニターです。

43インチという大きさは家庭用のテレビとして必要十分で、我が家は40V型の液晶テレビから、こちらの43インチモニターに置き換えました。

I-O DATA EX-LD4K432DB

I-O DATA EX-LD4K432DBは日本の精密機器メーカーであるI-O DATA製の液晶モニターです。

実際に製造するのはI-O DATAではないと思いますが、PCアクセサリなどで高いシェアを誇る有名なメーカーです。

 

LGに比べて同じ43インチで価格も安く、更に大きな55インチや65インチという選択肢もある点が嬉しいです。

LG 43UN700T-Bを選んだ理由

さて、私は最終的にLG 43UN700T-Bを選択しました。

 

価格の面で言えばI-O DATAに分がありますが、やはり液晶モニターの品質に関してはLGに分があるだろうと考えました。

また、価格が高いと言っても6万円台です。

テレビを捨てれば2年でもとが取れる計算です。

 

もし私がもっと大きなサイズが欲しいと考えていれば、迷わずI-O DATAを選択したでしょう。

しかし、我が家の環境は後に写真でも紹介しますが、作り付けの棚がテレビスペースの上にあって、あまり大きなテレビを置くことができません。

 

程よい位置にソファを置いた場合、元々使っていた40V型の液晶テレビのサイズ感がちょうどよかったことから、サイズのほぼ変わらない43インチを選択しました。

設置とテレビの代替としての評価

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今回買ったLG製モニターです。

 

特に開封・設置で戸惑うことなどなく、箱を空けて、電源ケーブルを挿して、脚を取り付ければ完成。

脚は樹脂製で少し弱そうに見えましたが、なんとネジ止めが必要な構造でした。

ネジ止めするだけのことはあって、一度固定してしまえばかなりがっちりしています。

 

Fire TVとNintendo Switchを接続すれば、何にも設定なんて不要でバッチリ使えました。

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これは盲点というか意外だった点があります。

それは、液晶モニターの場合は電源が入ると、1番目のHDMI端子に接続した機器が自動的に表示されます(あたりまえ)

テレビを使ってFireTVを見たり、Switchをプレイする場合には、

  1. テレビの電源を入れる
  2. リモコンで操作できるまで待つ(意外と時間がかかる)
  3. 入力を選択する

という工程が必要でしたが、液晶モニターの場合にはこうした手順が全く不要です。

 

テレビより配信サービスやゲームを主にプレイする方には、圧倒的にモニターをオススメできます。

 

私が購入したLG製モニターの場合にはHDMIx4、DisplayPortx1、USB Type-Cx1という豊富なポートが備わっています。

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リモコンはクリック感があって反応も良く、リモコンの評判が悪いI-O DATAを選ばなくて正解だったかもしれないと思っています。

 

ドット抜けやムラなど気になる不具合もなく、いわゆるハズレに当たらなかったのはラッキーでした。

 

また、期待していなかったスピーカーも十分な性能で、5年前のシャープのテレビよりむしろ良いと感じるほどです。

テレビの処分方法とNHK解約

さて、液晶モニターが準備できたら早速テレビを捨てましょう!

 

まともに捨てようとするとお金がかかるので、売るか譲るのがオススメです。

我が家で使用していたテレビはシャープ製で2015年製と、売ろうと思えば売れそうなテレビでした。

しかし、外箱もないし発送も面倒くさい!ということでジモティで処分することにしました。

 

無料で出品すれば、恐ろしいほどのスピード感で人が群がってきます。

メッセージがたくさんきます。

テレビは需要がありますから、即日引取が可能な人限定で募集しても容易に処分できるでしょう。

 

 

続いてNHKの解約です。

NHKの解約には以下のページで案内されている電話番号に電話する必要があります。

NHK受信料の窓口-放送受信契約の解約

 

この時に、テレビを手放したというと「処分したことがわかる証明書があるか?」という確認が入ります。

ジモティやヤフオク、メルカリなどで処分していれば、そのような証明書は手に入るはずもありません。

素直に「ジモティで人に譲ったので証明書はありません」と言ったところ、問題なく解約を受け付けてもらえました。

 

解約が受け付けられると、その後しばらくしてNHKの地元の支店か何かから連絡があり、支払い済みの受信料があれば返金先の口座情報などを質問され、それでNHK解約の手続きは完了となります。

まとめ

テレビからモニターへの置き換えからNHKの解約まで、私が体験したことをまとめてみました。

 

結果としては大成功です。

Fire TVとSwitchの使い勝手は上がるし、画質は4Kに上がるし、新しいだけあって見た目もスタイリッシュだし、何より年間4万円ほどの「テレビの維持費」が0円になる点が最高!

 

テレビをあんまり見ない派の人には是非知っておいてほしい体験談でした。

【アクアリウム】短距離の引っ越しに最適!「シールドコンテナ」がとっても便利でした。

以前、水槽と魚たちを連れて2泊3日に及ぶ長距離の車移動(埼玉→高知の引っ越し)の記録を紹介しました。

今回は1日で済むごく短距離の引っ越しを経験しましたので、その時の記録と便利だった道具を紹介します。

 

その時の記事はこちら。

diy-kagu.hatenablog.com

密閉できる大型容器はどれだ!?

短距離の引っ越しであれば、エアレーションや保温などをあまり考えずに、とにかく魚と水を容器に移して車で運搬することが出来ます。

 

ここで重要なのが「密閉できる大型容器」です。

 

小型の容器ではすぐに水中の酸素が尽きて酸欠を起こしてしまいます。

飼育水もできるだけ一緒に運びたいことも考えれば大型の容器を使うに越したことはないわけです。

 

まず始めに、よくアクアリウムの水替えでも利用されるポリタンクが思い浮かびます。

 しかし、ポリタンクでは口が小さいですから魚を入れるには不向きです。

魚を移し替える際に魚にダメージを与えてしまうリスクも高まります。

 

 

そこでネットやホームセンターも探して見つけたのがこちらです。

 プラコンテナを多数販売しているアステージさんのラインナップの中で、パッキン付きの「シールドコンテナ シャット」という製品です。

 

その名の通り、水を遮ることができます。

もちろん中に水を入れて運搬することを前提に作られていません。

しかし、私が試した限りでは短時間であれば水を入れて逆さにしても水は漏れてきません。

もちろん車での移動時に運転の揺れがあっても水が漏れ出すことはありません。

 

また、それなりの重量物も入れられるように設計されているのか、補強が多くかなりがっちりとしています。

サイズのバリエーションがありますが、最大で約45L入るモデルも存在します。

 

私が実際に使ったのは内容量24Lの#25というバリエーションです。

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水が24L入るということは、60cm水槽の約3分の1の水が入るということです。

そこまで満水にして使用していませんが、水槽の引っ越しにはかなり適した商品だと思います。

発泡スチロールの箱もアリ

Astage(アステージ) シールドコンテナ シャット は安いといっても1000円~2000円程度します。

これならもう少し頑張れば安い水槽が買えてしまいそうです。

 

そこでもっと安く済ませたいという方は発泡スチロールの箱をオススメします。

魚とかが入っているアレです。

 

 中に水と魚を入れて、フタとのつなぎ目をぐるぐる巻きにテープで巻けば移動の揺れ程度では水も漏れません。

 

ただし、発泡スチロールの箱は水を入れて持ち運ぶことを想定していないため強度がありません。

中に入れる水を少なめにして優しく運搬しないと破損して盛大に水漏れするリスクがあります。

 

ちなみに買う場合にはホームセンターなどで購入してください。

ネットだと滅茶苦茶高いですが、ホームセンターなら数百円で手に入ります。

【Google AdSense】口座登録がうまくいかない!?そんな時は銀行が入金を止めてるかも。

つい先日Google AdSenseの収益の入金先口座を切り替えました。

その際に、新しく作成した口座を指定したのですが、スムースに口座の登録が進まなかったため同じような状況に遭うであろう人のために記録を残しておきます。

Google AdSenseで口座登録の翌日、謎の電話

Google AdSenseで口座を登録すると、口座に数十円のランダム(?)な金額が振り込まれます。

この金額をGoogle AdSenseのサイト上で入力することで、口座の所有者確認が完了します。

 

そのため口座登録作業を行ってから大人しく待っていたのですが、この謎の電話が鍵でした。

 

電話があった時は全く心当たりもなく、知らない電話番号で、留守電も入っていなかったため無視してしまっていたのです。

銀行が入金を止めていた

その後しばらく待ってもGoogle AdSenseから入金がありません。

 

これはおかしいと思った頃に、また電話がありました。

改めて電話番号で検索してみると、なんとその口座を持っている銀行からの電話でした。

 

Google AdSenseとの関連には気が付かず、何があったのかと思い電話をすると、以下のような話だったわけです。

  • ごく少額の怪しい入金がある
  • 給与口座として開設した新規口座にいきなり怪しい入金があったため処理を止めた
  • もし心当たりがあれば事情を詳しく聞かせてほしい

 

要するに、作ったばかりの口座にいきなり数十円の怪しい入金があったため、銀行が気を利かせて入金を止めてくれていたわけです。

 

その場で事情を説明し、Google AdSenseの口座登録の手続きに必要な入金であり、自身で意図して申し込んだ内容であると伝えました。

するとその当日中には口座に数十円の入金があり、Google AdSenseの所有者確認も無事に済ませることが出来たわけです。

作りたての口座+Google AdSenseは注意が必要

基本的に口座を作る際は、用途として「給与振込用」などとする人が多いと思います。

そうした用途に反して、というかあらゆる用途に反して、Google AdSenseの数十円の入金は銀行のチェックに引っかかる怪しい入金であるということです。

 

過去にも口座の変更はしたことがありましたがこのようなことはなく、おそらく「新しい口座」というのがポイントだったのだと思います。

 

新たに作った口座でGoogle AdSenseの収益を受け取ろうという方がおられましたが、銀行からの電話が入る可能性があることを念頭に置かれておくと手続きがスムースに進むと思います。

【高知】陸運支局の代書サービスはどこにあるの?【ユーザー車検・名義変更・住所変更】

ご自身でユーザー車検を受けたり、車の名義変更や住所変更する際に大変助かるのが「代書」サービスです。

読んで字のごとく、代わりに書類を作成してくれる行政書士のサービス(有料)です。

 

陸運支局によっては陸運支局内に代書屋さん入っており、窓口に「代書」あるいは「書類作成」など看板を掲げていることがあります。

 

高知陸運支局・大津庁舎に関してはどこに代書サービスがあるのか紹介します。

陸運支局内にありません!

残念ながら高知運輸支局では支局内の窓口の並びに代書屋さんが入っていません。

そのため以下の近隣の代書屋さんを頼る必要があります。

近隣の代書屋さん

行政書士小笠原嘉宏事務所

所在地: 高知県高知市大津乙1879−8

電話: 088-866-1766

 

山地三重子代書事務所

所在地: 高知県高知市大津乙1811

電話: 088-866-6011

どっちもわかりやすい場所にある

運輸支局入ってすぐ右手に見えるのが山地さん、運輸支局の窓口裏手にあるのが小笠原さんです。

駐車場に車を停め、道路向かって左手にあるのが山地さんです。

駐車場に車を停め、窓口がある建物の裏にあるのが小笠原さんです。

 

どちらも陸運支局の敷地から入っていけるようになっています。

 

参考までに小笠原さんの事務所の写真がこちらです。

 

窓口のある建物裏手から見た様子。ちょっと看板の主張が小さい。

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入り口。こちらも主張が小さいですが、行けばわかると思います。

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【絶対オススメ】ガラス水槽で小鳥を買うなら「敷材」はコレ!!

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我が家では小鳥(キンカチョウ・文鳥に近い種)をアクアリウム用の「ガラス水槽」を使って飼育しています。

 

鳴き声が水槽内で抑えられる点や、臭いやゴミが飛び散らない点。

こだわり次第では水槽内のレイアウトに凝ることが出来る点などメリットが多い一方でデメリットも存在します。

 

デメリットの中で特に大きなものが水槽内に湿気や臭いがこもって空気が悪くなってしまってカビが発生する点です。 

 

このデメリットの対策としていわゆる「敷材」を水槽内に敷き詰めるわけですが、これの最適解を見つけるまでの道のりが予想以上に長くなってしまいました。

 

一般的な敷材は草(ワラのようなもの)が多く、これをいくつもいくつも試していました。

 

しかし、結論から言えば草系の敷材は小鳥飼育には不向きです。

吸湿性はあるものの限度があり、消臭効果も薄く、逆に草がひどく青臭いことも珍しくありません。

小鳥は水槽内で水浴びをさせるつもりがなくても、水飲みの容器の中で水浴びをしてしまうこともあります。フンもたくさんします。優れた吸水性と程よい速乾性が求められます。

また、草自体が大きすぎると小鳥にとって移動の障害となりストレスになってしまいますし、逆に小さければ巣作りが捗りすぎてしまって産卵頻度が高まり、小鳥の寿命を縮めてしまいます。

 

そこで私が辿り着いた最適な敷材がこちらです。

素材はバージンパルプです。

再生紙ではなく、木から初めて紙に加工されたものをバージンパルプと呼びます。

 

こちらのGEXの「快適マット」はホームセンターなどでも入手性が良く、価格も非常に安価です。

量も多いことから一度買えばかなり長持ちします。

 

また、草系の敷材はどれだけ頑張っても2~3週間もすると臭いや湿気、汚れが目立ち交換時期であることが嫌でもわかります。

理想を言えば2週間程度が交換の目安と言えるでしょう。

しかし、こちらのバージンパルプ製の敷材であれば2~3週間経っても臭いや湿気が一切気になりません。

目や鼻ではわからない衛生面を考えて、1カ月以内には交換するようにしていますが、1カ月経ってもまだまだ使えそうな状態を維持しています。

 

不思議なほど水気に強く、サイズも小鳥のフンを捉えるのに丁度良く、適度な速乾性のお陰で蓋をした水槽内が湿気ることもありません。

臭いの吸収も優れており、先述の通り1カ月使い続けても臭いが全く気にならないほどです。

 

その小さすぎず大きすぎないサイズ感のお陰か、巣作りに励むことも減って産卵頻度もかなり下がりました。

 

 

小鳥を水槽で飼う人はなかなか多くないと思いますが、水槽飼育を始めたい方や既に飼育している方には是非バージンパルプ製の敷材をオススメします。

 

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カタミチ

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