以前、水槽と魚たちを連れて2泊3日に及ぶ長距離の車移動(埼玉→高知の引っ越し)の記録を紹介しました。
今回は1日で済むごく短距離の引っ越しを経験しましたので、その時の記録と便利だった道具を紹介します。
その時の記事はこちら。
密閉できる大型容器はどれだ!?
短距離の引っ越しであれば、エアレーションや保温などをあまり考えずに、とにかく魚と水を容器に移して車で運搬することが出来ます。
ここで重要なのが「密閉できる大型容器」です。
小型の容器ではすぐに水中の酸素が尽きて酸欠を起こしてしまいます。
飼育水もできるだけ一緒に運びたいことも考えれば大型の容器を使うに越したことはないわけです。
まず始めに、よくアクアリウムの水替えでも利用されるポリタンクが思い浮かびます。
しかし、ポリタンクでは口が小さいですから魚を入れるには不向きです。
魚を移し替える際に魚にダメージを与えてしまうリスクも高まります。
そこでネットやホームセンターも探して見つけたのがこちらです。
プラコンテナを多数販売しているアステージさんのラインナップの中で、パッキン付きの「シールドコンテナ シャット」という製品です。
その名の通り、水を遮ることができます。
もちろん中に水を入れて運搬することを前提に作られていません。
しかし、私が試した限りでは短時間であれば水を入れて逆さにしても水は漏れてきません。
もちろん車での移動時に運転の揺れがあっても水が漏れ出すことはありません。
また、それなりの重量物も入れられるように設計されているのか、補強が多くかなりがっちりとしています。
サイズのバリエーションがありますが、最大で約45L入るモデルも存在します。
私が実際に使ったのは内容量24Lの#25というバリエーションです。
水が24L入るということは、60cm水槽の約3分の1の水が入るということです。
そこまで満水にして使用していませんが、水槽の引っ越しにはかなり適した商品だと思います。
発泡スチロールの箱もアリ
Astage(アステージ) シールドコンテナ シャット は安いといっても1000円~2000円程度します。
これならもう少し頑張れば安い水槽が買えてしまいそうです。
そこでもっと安く済ませたいという方は発泡スチロールの箱をオススメします。
魚とかが入っているアレです。
中に水と魚を入れて、フタとのつなぎ目をぐるぐる巻きにテープで巻けば移動の揺れ程度では水も漏れません。
ただし、発泡スチロールの箱は水を入れて持ち運ぶことを想定していないため強度がありません。
中に入れる水を少なめにして優しく運搬しないと破損して盛大に水漏れするリスクがあります。
ちなみに買う場合にはホームセンターなどで購入してください。
ネットだと滅茶苦茶高いですが、ホームセンターなら数百円で手に入ります。