もう夏本番!暑い夏に食べるスイカは絶品です。
そうしてスイカを食べていて、ふと育てられないかな?と考えてしまいました。そこで、水耕栽培でスイカの栽培に挑戦することにしました。
スイカの種植え時期
まずはじめに、スイカの種植え時期は3~4月です。
種植え時期を守らないと、寒さで枯れてしまったり、適期を過ぎて成長が鈍ってしまったりします。つまり、スイカの消費が増える夏真っ盛りの時期は、スイカを種植えすべきではないのです。
しかし、今回はどうしても待ちきれずに栽培を始めてしまいました。
そして、室内でも栽培可能な水耕栽培であれば、多少は時期を無視した栽培が可能ではないかと考えたわけです。(素人考え)
スイカを発芽させよう
スイカを含め、多くのフルーツや野菜を種から発芽させるためのポイントは2つあります。検索すると色々と方法が出てきますが、実際に私が色々なフルーツや野菜を種から発芽させた経験からすると、以下の2点さえ守ればまず間違いなく発芽します。
ポイント1 種を綺麗に洗い冷蔵庫で3日保管する
まずはじめに種は綺麗に水洗いし、キッチンペーパーなどに包みます。水分は綺麗にふき取る必要はありません。キッチンペーパーで包んだ種を冷蔵庫に入れ、3日~1週間程度寝かせます。
数日間、低温下に置くことで発芽しやすくなるそうです。
また、種は出来るだけ多く取っておきましょう。どうしても発芽しない種は存在します。
ポイント2 土を薄く敷いた容器に種を蒔く
冷蔵庫で寝かせた種を植えます。
この時点ではきちんとした鉢に植える必要はありません。私は汚くなったタッパーなどを使用しています。水はけも考える必要はありません。
土は、もし水耕栽培をメインに考えるのであれば発芽用に少量あれば十分ですから、安くて量も少なく、種まきに特化したこちらの土がおすすめです。
もし土を使った栽培もするのであれば、量が多くて安いこちらがおすすめです。
土は、小さなタッパーに本当に少量(深さ1cm程度)で十分です。
種は土に埋める必要はなく、少し土に押し込む程度で十分です。イチゴなどの小さな種であればパラパラと撒くだけで十分です。
水やりは霧吹きを使って土を湿った状態で保つようにしましょう。
スイカのような種の大きいものは2~3日で、イチゴなどの小さなものは1~2週間ほどで発芽します。更に長い時間がかかる場合もありますので、もし発芽しない場合でも根気よく待ってみましょう。日当たりの良い暖かい場所(部屋の窓際など)に置くと良いでしょう。
▼スイカの場合には3日程度でこんな風に発芽します。
水耕栽培装置を作ろう
今回水耕栽培装置を作るために使用したのが、こちらの発泡スチロール製のクーラーボックスです。
水が貯められて蓋が出来ればなんでも良いです。こちらの発泡スチロールのクーラーボックスが家に転がっていたので、利用しました。ここに3つの穴を空けていきます。
- 植物を植える穴(大きめ・約40~60mm)
- 給水用の穴(水を注げる程度・約20mm)
- エアレーション用の穴(エアホースが入る程度・約6~8mm)
以上3つです。
発泡スチロールの穴あけは専用のホットナイフを使っても良いし、手持ちのカッターなどを使っても十分良いでしょう。私はDIY趣味でドリルとホールソーがあったので使用しました。
ホールソーだと綺麗な穴が開きます。これで1つ目の穴が完成しました。
続いて給水用の穴です。
ただの穴でも良いのですが、後述するサイトで紹介されていた方法を参考にさせていただき、ペットボトルの口を取り付けます。これはペットボトルの口の部分を切り取ったものです。これがはまる程度の穴を空けます。
空きました。発泡スチロールは柔らかいので大体の大きさでOKです。
ペットボトルの口をはめこんで、接着剤で裏表から固定します。
最後にエアレーション用の小さい穴を空けます。
▼完成です。簡単。
水耕栽培では、水が腐るのを防ぎ、植物に酸素を供給するためにエアレーションをします。アクアリウム用品の余りで対応できます。
エアストーンは根の真下あたりに来るように設置しましょう。
水耕栽培に植え替える
スイカも発芽から1週間程度で双葉が開き始めます。
少し早いですが、タッパーも手狭なので水耕栽培へ植え替えます。
植物を設置するには、スポンジを使用します。専用品もありますが、家にあるスポンジのあまりで十分です。今回はこちらを使用します。
網を切り開き、中身を縦に半分にします。
これをくるくる丸めて、真ん中に植物を挟んで、装置の穴に設置するわけです。
早速装置の中に水を注ぎ、肥料を投入します。
おそらく、これが最も安い水耕栽培に使える肥料でしょう。500gで800円。
装置にセットできるのは1本。そこで一番元気が良さそうな芽を取り出し、スポンジで巻きます。根の先っぽに水が着く程度の位置でセットします。
育ってくれるかな?
今後継続的にレポートします。
今回、この水耕栽培装置を作るためにこちらのサイトを参考にさせていただきました。
ありがとうございます。
つづく