【幅39cm】門柱に両サイド止めしているポスト(郵便受け)の交換
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
我が家のポストが壊れました。
こちらの画像のように、門柱に挟み込む形で取り付けられたポストで、新築時に取り付けられた年代物です。
どのように壊れたかというと、ラッチ(ダイヤル錠)部分が壊れてフタが閉まらなくなってしまいました。
いつでも風に揺られてパカパカしています。
問題の部分の裏側がこちら。
バネでラッチの動きを付けているようなので、同じ形のバネさえあれば修理できそうです。
しかし、不動産屋さんに問い合わせても代替品やラッチ部のみなどの部品も出ないようで完全にお手上げ状態です。
同じ形のバネを探すという方法もありますが、見た目も随分とくたびれていることですから交換を試みることにしました。
ちなみに不動産屋さん(正確には不動産屋さん経由で建築業者さんに聞いている)によれば、正攻法で行くのであれば門柱ごとの交換で、安くても10万円程度はかかるらしい。
問題のポストの内側を覗いてみると、ご覧の通り側面にネジが2本止まっているだけの簡単な取り付け方法です。
つまり、同じ幅のポストを用意して、側面に穴を開ければ取り付けできるのではないか?と考えました。
早速ネジを取り外すとポストはあっさりと取り外すことができました。
門柱側に雌ネジがあって、ボルト4本で止まっているだけの非常にシンプルな固定方法です。
ポスト探し
幅はタイトルにある通り39cmでしたから、ちょうど良いサイズのポストを探してみました。
すると、以下の3つが候補に挙がりました。
ポストの幅は規格が統一されていないせいか同じ幅の製品はこれくらいしかみつかりません。
しかも、いずれも「側面にネジ止めする」という固定方法ではない製品です。
どうやら「側面をネジ止めするポスト」というのはほとんど出回っていないようです。
この3点のなかで、今回はKGY工業のF-450を選択しました。
見た目はグリーンライフのHS-400の方が好みでしたが、F-450はホームセンターで実物を見ることが出来ました。
ポストの両サイドを内側からねじ止めするということは、ポストの開口部が大きくなくては手や工具が入りません。
しかし、ネット上の商品写真では開口部の広さが明記されておらず、実物を見て開口部が広いことを確認できたF-450を選択したというわけです。
ちなみに圧倒的にコストパフォーマンスに優れるアイリスオーヤマのPW-400はプラスチック製で安っぽいのと、前入れ・前出しという点が気に入らずに候補から外しました。
やっぱり前入れ・後出しの方が便利です。
加工と取り付け
早速届いたKGY工業のF-450がこちらです。
全面にネームプレートが入りますが、取り外してあります。
少し安っぽいなぁと後悔しつつ作業を進めます。
後ろ側はこのように全面がフタになっています。
内側から左右4か所にネジ止めする際もストレスフリーです。
早速ネジ穴位置を決めて穴あけをします。
穴あけにはステンレス用と記載のあるビットを使用しました。
まずは3ミリか4ミリ程度で穴あけして、続けて穴を広げるのが正攻法ですが、そのためだけに2本もドリルビットを買うのももったいないので、僕は4ミリで穴を開けた後はドライバーでぐりぐりして穴を広げました。
この方法はあまりオススメできません。
ポストの側面は強度がなく、強く押すとすぐにへこんでしまいます。
裏面から抑えながら穴を広げるのは苦労させられました。
大人しく3ミリか4ミリのビット+ステップドリルを買っておく方が賢明です。
後は元通り4本のネジで取り付ければ完成です。
門柱ごと交換する方法が正攻法のようですが、高額になるうえ周りの柵や建物と雰囲気が合わずにいまいちな仕上がりになることもあるようです。
ポストのみの交換であれば案外手軽に済みますから、是非挑戦してみてはいかがでしょうか?