鉢植えレモンを始めよう!剪定?摘蕾?情報が少なくて悩みが尽きない
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我が家では、ベランダでレモンを育てています。
確か2年前に小さな苗を購入し、それを鉢に植え替えて育てています。
その間、残念ながらまともなレモンは成っておりません。しかし、今年はどうにも調子が良くうまく行きそうです。
そこで、本格的にレモンの育て方について調べてみたのですが、ネットの情報はかなり乏しいと言わざるを得ません。特に初心者が参考になる情報が限られています。
私が情報を発信できれば良いのですが、そんな知識も経験もありません。
ただ、私が調べ・実践し・まとめた情報を発信することで同じ初心者の方の助けになったり、逆にアドバイスを頂けたり、情報交換を出来たら良いなと思い、これからレモンの育成について情報や悩みを発信していきたいと思います。
これまでの経過と現状
こちらが我が家のレモンです。
かなり枝葉の量が増え、鬱蒼としていたためわからないなりに選定した後です。
購入時は細かった幹も太くなり、かなりしっかりとしています。
1年目
1年目は、冬になると葉がすべて落ちて枯れてしまったのでは?と不安でした。
翌春になると、枯れ木にしか見えなかったレモンから葉が出始め、ホッとしたのを覚えています。
しかし、春になっても花はひとつたりとも咲きませんでした。
あとになってから知りましたが、レモンをはじめとした柑橘系は、越冬させてやる必要があったようです。
具体的には、冬の間に寒さや寒く強い風で葉を落とさせないように守らなければなりません。
前年に育った枝葉に、翌年実がなるそうですから、その枝葉を守らなければいけないというわけです。特に柑橘系の果樹にとって葉の枚数はとても重要みたいです。
この年、最終的に夏も終わりかけたころにいくつかの花が咲きました。
しかし結実することはありませんでした。
代わりに枝葉がよく伸びて、かなりボリュームを増しました。
2年目
2年目の冬(昨冬)は、きちんと調べて越冬させました。
▼こちらの記事で詳しく解説しています。
【鉢植えレモンを越冬させよう!】実らせるには暖かい地域でも越冬対策必須!
正しい対策だったかどうかはわかりませんが、結果的にほとんど葉が落ちずに冬を越すことができました。
そして今、春を迎えて蕾がたくさんできています。
今年こそは、きちんと収穫できる身をならせたいと思っています。
もちろん春前に肥料も与えました。
▼使用している肥料はこちらです。
大きなタブレット型で使いやすいです。
剪定に関する悩み
無事に越冬が済み、不織布などを取り払った後のレモンはそれはもう鬱蒼としていました。
枝葉がとにかく混みあっており、素人目にも良くない状態だとわかりました。
そこで、剪定について調べました。
いくつかのサイトは見つかります。
- 柑橘類の剪定方法や時期をご紹介!毎年実をつけるためのコツとは?|生活110番辞典
- みかんの木の剪定方法まとめ!時期や注意点は? - horti 〜ホルティ〜 by GreenSnap
- みかんの木の剪定は2~3月、切り口には保護剤を!育て方も徹底解説|RELIVERS
- レモンを剪定しよう! | LOVEGREEN(ラブグリーン)
- レモンの木の剪定方法 来年の実付きを良くするために! | korolemonのブログ
- 【レモンの木の育て方】鉢植えや剪定、収穫の方法、花が咲いたらどうする?みんなの体験談も聞いてみた! - horti 〜ホルティ〜 by GreenSnap
- レモンの育て方|ヤサシイエンゲイ
しかし、説明を読むとなんとなくわかった気がするのですが、実際に木の前に立つと何をどうすれば良いかさっぱりわからないのです。
重要なのは、日当たりと風通しを良くすることと、上より横に広げて育てること。
開心自然形と呼ばれる形に木を整えていくそうなのですが・・・。
とにかく素人でもよく分かったポイントとしては以下の通りです。
開花前(2~3月)に行う剪定
- 春に新しく出てきた枝は、翌年実が成るの大事にする
- 夏に新しく出てきた枝は、春ほどではないが実が成るので大事にする
- 1度の剪定で枝葉を大量に間引かない(多くとも2割、出来れば1割ほど)
- 実をつけ終えた枝は翌年実を付けないため短く切り詰める
- 長い枝を切り落とす(切り詰めるのではなく分岐の根本から切り落とす)
- 混みあっている枝や上下に伸びる枝は日当たりが悪くなるので切り落とす
剪定以外の手入れ
- 秋に新しく出てきた枝は、あまり実が成らないので切り落とす(出てきたらすぐ切り落とす方が良い)
- 枯れ、病気、虫などがついている枝はすぐに切り落とす
結果としてこのようになっているのですが、たぶん間違っているだろうなぁと思います。
それに、1~2割では効かないほど切り落としてしまいました。翌年以降の課題にします。
切り落とした後には癒合剤を塗る必要がありますが、私は木工用ボンドを使いました。
しかし、剪定の失敗を自覚して反省の意味をこめてこちらの薬を買いました。
あわせて剪定用のしっかりとしたハサミも買いました。今回は手持ちのハサミを使ったがために、切り口が汚くなってしまいました。
来年以降の剪定ではこれを塗ります。
摘果・摘蕾・摘花の悩み
レモンの木は、剪定だけでなく摘果・摘蕾・摘花も必要になるそうです。
摘果(果実を摘むこと)・摘蕾(蕾を摘むこと)・摘花(花を摘むこと)です。
考え方としては、果実が一カ所に集中したり、全体として多すぎると栄養が分散しすぎてしまって美味しい果実が成らないそうです。
全体として、葉20枚に対して果実が1つという比率が良いそうです。
▼我が家のレモンですが、かなり花が多いです。
これでも相当切り落としたのですが、キリがないほど蕾が出てきます。
摘蕾や摘花とは何かというと、基本的に摘果と同じ考え方のものみたいです。
果実になってから数を減らすより、花のうちに数を減らした方が栄養を無駄にせずに済むそうです。
更に、花になってから数を減らすよりも、蕾のうちに数を減らした方が栄養を無駄にしないというわけです。
我が家では、ある程度減らしましたが、ちょっと躊躇いがあります。
花が咲いたとしても、果実になるかどうかわからないためです。
多すぎる蕾は減らすにしても、きちんと果実になることがわかるまではある程度多めの数を残しておこうと思っています。
土の悩み
我が家のレモンは鉢植えです。
なんとなくわかっているのですが、同じ土を使い続けることは難しいのではないでしょうか。数年に一度、大きな鉢に移すなり、土を入れ替えるなり対策が必要な気がしています。
そこで、ホームセンターを見て回ってこんな商品を買ってみました。
裏面の説明を読みますと、古くなった土にそのまま撒くと土壌改良効果が得られるそうです。肥料効果もあるそうですので、次の肥料の時期である6月に撒いてみようと考えています。
これを選んだ理由としては、既存の土を混ぜる必要はなく上に撒くだけで良いそうです。
長期間、植え替えをしていない鉢植えにもオススメ、とのことで選びました。
「根詰まりによる生育不良は改善できません」とのことなので、不調をきたす前にやはり植え替えは必要なのかもしれません。
さいごに
剪定の失敗は既に過ぎたことです。
次のイベントの結実に向けて、多すぎる蕾や花の量をうまく調整していきたいです。
また、去年は虫にも悩まされました。
今年は先手を打って定期的にスプレータイプの殺虫剤を吹き付けていますが、こちらもしっかりとチェックしていきたいです。