【鉢植えレモンを越冬させよう!】実らせるには暖かい地域でも越冬対策必須!
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来年の収穫を確実なものにするためにレモンの越冬対策をしましたので紹介します。
レモンは冬の間に葉が枯れたり落ちたりしてしまうと、翌年は実が成らないそうです。実際に私は今年レモンを実らせることができませんでした。小さな実は出来たものの成長しなかったのです。
私は四国の南の端っこ。高知県に住んでおり、比較的温暖な地域です。
それにも関わらず、冬になると寒さと風のせいで葉が落ちてしまいます。
霜が降りることはまずないのですが、やはり寒さが効くし、何より風がダメなようです。
我が家のレモンについて
我が家のレモンは、数年前にホームセンターで購入したもので、当時はひょろひょろと頼りなかったのですが、今はずいぶんと立派になりました。
▼ちょっとベランダがごちゃごちゃしていて見苦しいのですが、こんな感じ
大体高さは1.5mほど、この秋にぐんぐん成長して新しい芽や葉がたくさんある状況です。今なお伸び続けています。レモンは上より横に枝を伸ばさせた方が良いという情報をどこかで見て、一部の枝を紐でくくって向きを調整しています。
真ん中あたりを見て頂くと黄色くなっている葉や枯れている葉があります。
最近は朝晩が非常に寒いこともあり、一部の葉は黄色くなって、落ちてきてしまっているのです。
これでは昨年と同じことになりますから、対策をすることにしました。
一番良い対策:室内に入れる
最も良い対策は、当然ですが風も寒さも防げる室内へ入れることです。
寒い地域では単純に室内に入れるだけでは不十分かもしれませんが、とにかくこれが最良の一手です。
しかし、木や土のなかにはどうしても虫がおり、暖かい室内で孵化しだしたり活動しだすことを考えると私はどうしても踏み切れませんでした。
意外とダメな対策:ビニールハウス
現在、鉢植えのレモン程度ならすっぽり入るようなこうした簡易ビニールハウスが2~3千円で手に入ります。
ビニールハウス=暖かいという安直な考えを持っていた私は、当初これを購入するか、手作りするかをあれこれ考えていました。
しかし、どうやらビニールハウスとはかなり扱いが難しいもののようです。
例えばよく晴れた昼間。
ビニールハウスに入れた状態ではハウス内は土の水分も手伝って蒸し風呂状態になり、暑さや寒暖差が生まれます。これが原因でレモンが元気をなくしてしまうケースもあるそうです。適切な換気が必要です。
また、ビニールハウス=暖かいというのがそもそも間違いです。
例えば寒い朝晩になると、ビニールハウス内の気温も外気温もほぼ同一になります。寒さ対策としては効果が薄いです。
ベストな対策:ビニールや不織布で覆う
それではベストな対策は何かというと、レモンの周りをビニールや不織布で覆うことです。覆うと言っても完全にビニールハウスのように覆うわけではなく、風対策として覆ってやるわけです。
レモンは寒さに弱いと言っても、日本では特に北の地域を除けば冬を越えられるものだそうです。では何故葉が落ちてしまうかというと、その一番の原因が「風」です。
つまり風さえ防いでしまえば、寒さに関してはそれほど気にせずとも越冬できるというわけです。
実際に対策している方の記事を参考にさせていただきました。
ビニールの対策例:レモンの苗木の防寒対策 -3℃以下に注意。 寒さでレモンを枯らさないために! | korolemonのブログ
不織布の対策例:【実演!鉢植えレモンの木の育て方】|おいしい鉢植え果樹の栽培育て方:自宅を果樹園に☆
不織布は透湿性もあり、防霜・防虫・保温効果があり、更に光も通すということで私は不織布の対策をすることにしました。多少は寒さ対策にもなるだろうと考えたわけです。
不織布によるレモンの越冬
先ほど紹介した記事では、飛び出た枝なども抑えつけるように不織布でぐるぐる巻きにしていました。
早速不織布を購入し、実践しました。
手順は特になく、とにかくぐるぐると巻き付けて紐でばらけないように縛ります。あまり不織布が重なると光をさえぎってしまうので、1~2回程度重なるようにしました。
若干枝が抑えつけられていてかわいそうですが、越冬のためです。
ビニールと違って透湿性があるので、完全に覆ってしまって問題ないそうです。
上も閉じて、下はプランターの側面まで伸ばして紐で縛り付けました。
不織布が重なり合ったところをちょっと開けてやれば水やりもできます。
これで越冬してくれるといいのですが。