2019年は当ブログにとって大きな変動の年となりました。
一度も経験したことのなかったバズるという現象を小さいながら経験した夏。
そしてPVが落ち着いてきた冬にあったGoogleの大規模アップデートによるPVの激減。
PVの激減からはまだ復帰できていませんが、復帰の第一歩として始めた下がった記事のリライト作業を通じて学んだリライト手法を紹介します。
あの頃に比べてPVが落ちた記事の探し方
ここではPVが落ちた記事の探し方を解説していきます。
私の場合アクセスが好調だった8月とアクセスが不調だった12月のそれぞれのPV数をページ(記事)ごとに比較することで「下がった記事」を見つけ出しました。
①ページごとのPV数を取得する
Googleアナリティクスへアクセスします。
左側のメニューから行動>サイトコンテンツ>すべてのページを開きます。
期間を選択しエクスポートを行います
その際に、デフォルトでは表示件数が少ないため250件や500件を選択すると良いと思います。
エクスポートするデータは調子が良かった時期と調子が悪い時期の2つです。
それぞれ同じ日数の期間を選択しましょう。
私の場合には8月の31日間と12月の31日間としました。
10日程度や1週間でも良いでしょう。
②AnalyticsPageComparisonを入手する
AnalyticsPageComparisonを使ってエクスポートした2つのデータを比較します。
このアプリケーションは私が個人的にリライト作業を行うために数時間で作った何の検証もされていないアプリケーションです。
以下のURLを開き、画面右上の矢印ボタンからダウンロード可能です。
Dropbox - AnalyticsPageComparison.zip - Simplify your life
③データを比較する
AnalyticsPageComparisonを実行し、比較したい2つのファイルをドラッグ&ドロップします。
そして「比較」ボタンをクリックすると、下図のようにURLもしくはタイトルで紐づけられたすべてのデータの比較結果が表示されます。
④リライトする
特にページビューが落ちている記事などを中心にリライトを進めましょう。
PVが落ちた記事のリライト方法
PVが落ちた記事をリライトするには、まずはその記事への思い入れ・思い込みを捨てる必要があります。
真っ新な気持ちでその記事のタイトルを読んでみましょう。
そして記事を読み始めてください。
タイトルから期待される内容が記載されていますか?
タイトルとはちょっとズレた内容が含まれていませんか?
Googleのアップデートでアクセス数が落ちる私が言えたことではないのですが、いろいろ調べたり長らくブログをやってきた感想としてはここが一番重要です。
わかっていながら個人ブログとなるとつい手を抜いてしまいがちです。
また、タイトルに沿った内容であっても冒頭にズレた文章が並び、その後にタイトルに沿った内容が記載されている場合も要注意です。
冒頭の文章だけを見てユーザーは離脱しているかもしれません。
ズレた内容が必ずしも悪いというわけではありません。
記事の末尾にオマケ的に付け加えるのであれば良いでしょう。しかし、それが冒頭に来てしまうとユーザーの早期離脱を招きます。
記事内の文章の配置を改めたり、内容をごっそり書き直したり、あるいは内容にあったタイトルに変更するという手もあります。
- タイトルと内容が一致している
- 余計な無駄話は記事の最後にオマケとしてくっつける
- 内容に合ったユーザーを引き付けるタイトル
これだけの非常にシンプルな内容なのですが、わかっているはずなのに私の場合にはリライトするたびに粗が見つかります。
GoogleのアップデートでPVが激減している場合にはGoogleからの評価が落ちているということです。
こうしたわかりやすいポイントから手堅く修正していきましょう。