【はてなブログ】カテゴリーリンクの自動挿入で直帰率や滞在時間はどう変わる!?
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
2020年2月23日
先日にはてなブログにカテゴリーリンクを追加しました。
カテゴリーリンクとは、その記事と同じカテゴリーへのリンクを記事下に自動挿入する仕組みで、以下の記事で自動挿入のコードを紹介しています。
通常はてなブログを始めとして多くのブログサービスでは、カテゴリーを設定しておくとそのリンクが記事上に表示されます。
当ブログでもタイトル下にカテゴリーが表示されるのですが、そのデザインもあってか利用率は高いとはいえません。
似たようなカテゴリーの記事が中心のブログであれば構いませんが、当ブログのように多くのジャンルの記事がごちゃ混ぜになっているブログでは「同じカテゴリーの記事が読みたいのに読めない!」という事態に陥りがちです。
そこで、記事の末尾に同じカテゴリーへのリンクを自動的に挿入することにしました。
そのデザインも一目でわかりやすいものとしたわけです。
実際のリンクは冒頭の画像や当記事の末尾でもご確認いただけます。
1週間後の変化(1月26日)
記事数1100件に対してすべてリンクを追加した1週間後のデータを見てみます。
PV | 直帰率(%) | ||||
追加前 | 追加後 | 追加前 | 追加後 | 差 | |
DAY 1 | 2770 | 2861 | 85.29 | 85.48 | 0.19 |
DAY 2 | 2992 | 2511 | 85.19 | 84.58 | -0.61 |
DAY 3 | 2545 | 2292 | 86.15 | 87.08 | 0.93 |
DAY 4 | 2438 | 2406 | 85.33 | 85.2 | -0.13 |
DAY 5 | 2405 | 2230 | 85.62 | 85.03 | -0.59 |
DAY 6 | 2235 | 2077 | 86.43 | 85.62 | -0.81 |
DAY 7 | 2693 | 2535 | 86.73 | 84.34 | -2.39 |
追加前と追加後の7日間を比較しています。
PVは参考までに載せていますが、追加後がやや低いです。(誤差)
肝心の直帰率は全体的に下がっていることがわかります。
これだけでは直接的な影響が見えてきません。
また、比較する日数が7日と少ないため比較しづらいです。
今回追加したカテゴリーリンクがクリックされていれば、カテゴリーの一覧ページ(例えばこれ)へのアクセスが増えているはずです。
そこで、カテゴリー一覧ページへのアクセス数をアナリティクスで比較してみました。
カテゴリー一覧ページ | 追加前 | 追加後 | 差 |
DIY | 9 | 68 | 59 |
釣り | 39 | 25 | -14 |
アクアリウム | 19 | 19 | 0 |
バイク | 27 | 15 | -12 |
静かなDIY | 5 | 15 | 10 |
これって違反?シリーズ | 29 | 14 | -15 |
車 | 12 | 14 | 2 |
バイクで釣りに行こう | 1 | 13 | 12 |
ゲーム | 0 | 11 | 11 |
頭痛 | 0 | 6 | 6 |
園芸 | 0 | 5 | 5 |
生活の知恵 | 0 | 5 | 5 |
こちらも7日しか比較できていないためばらつきが多いですが、全体的にはカテゴリー一覧記事へのアクセスが増えている傾向にあるようです。
まとめると、直帰率が下がりユーザーがよりサイト内を巡回するようになってくれているように思われます。
ただ、やはり7日という短すぎるデータでは比較にならないためまた1か月後に同じ比較をして変化を検証してみたいと思います。
1か月後の変化(2月19日)
1カ月経過したので1カ月分のデータを比較したいと思います。
上位だけピックアップしたものが以下の通りです。
対策前 | 対策後 | 差 | |
アクアリウム | 79 | 123 | 44 |
釣り | 101 | 115 | 14 |
DIY | 84 | 110 | 26 |
静かなDIY | 62 | 76 | 14 |
バイク | 64 | 66 | 2 |
車 | 52 | 56 | 4 |
SUZUKI ST250 E type | 58 | 55 |
-3 |
必ずしもすべてのカテゴリーで増加しているわけではありませんが、全体の傾向としては増加していることがわかります。
すべてのカテゴリー一覧ページへのアクセス数を比較すると、対策前が1089であるのに対して対策後は1196と9.8%の上昇です。
結論
変化は劇的ではありませんが、確かに効果が見込めると言えると思います。
アクセス数アップの一助としてやっておいて損はない、程度の対策と言えるでしょう。