似た内容のコンテンツを削除するとGoogle検索の評価は変わるの?
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2020年2月23日
私が運営するもうひとつのブログ「中古BMWに乗ろう!」では毎月オススメの中古車を紹介する記事があります。
2018年から続けてきて2020年現在まで毎月ジャンルごとに4~5記事をあげていました。
該当記事の例→【2020年1月版】今月のオススメ中古BMW「5シリーズ」部門【厳選BMWピックアップ】
記事の本文は毎月オススメの車やその特徴について書いていましたので、似ているといえば似ていますが別の文章でした。(Googleに似ていると判断されるかは微妙なところ)
しかし、記事の書き出しや締めの部分は毎月同じ内容でした。
2018年から始めたわけですからこんな記事が数十件あったわけですが、これらをすべて削除してみました。
なぜなら2019年末のGoogleアップデートに伴いアクセス数が激減していたためです。
実は同時期にドメインの変更を行っており、こちらも一因かもしれません。
サイト全体のアクセスが低下しており、原因があるとすればこれらの記事が重複コンテンツ(似たような記事をコピペで量産した)とでも思われているんだろうと考えたわけです。
その他のコンテンツに原因があるかもしれませんが、何度もリライトを重ねそれなりに自信があったためそのままにすることにしました。
数十件の記事を削除した時点のSearch Consoleのレポートは以下の通りです。(1月17日)
12か月のレポートなので、ドメイン変更後からインデックスが登録されるまではほとんどデータがありません。(11月くらいまで)
その後は12月になって安定するものの12月末にちょっと落ちて1月からまた上がってきています。
これが数十件の似ている記事を削除したことでどう変化していくのか楽しみです。
2週間後(1月31日)
数十件の似ているコンテンツを削除してから2週間が経過しました。
変化があるとすればそろそろ何かが起きていてもおかしくありません。
ということで2週間経過後のSearch Consoleのレポートは以下の通りです。
前回と同様に12か月分を表示しています。
全体的に上向いていることがわかりますが、ほぼゼロの時期を含む12か月分のデータでは比較にならないことに気が付きました。うっかり。
ということで、似た内容のコンテンツを削除する前の2週間のデータがこちら。
そして似た内容のコンテンツを削除した後の2週間のデータがこちらです。
2週間程度のデータでは誤差と言っても差し支えないと思います。
ただ、平均掲載順位が1.1位上がっている点は大きな違いです。
独自ドメイン化後のゆっくりとした回復期にあるという見方もできますが、似たコンテンツの削除が効いてきていると言えないこともないかもしれません。
ただしく計測するにはもっと長期のデータの比較が必要になりそうです。
参考までに、似た内容のコンテンツを削除する前後2週間(計4週間)のデータがこちら。
矢印のあたりで似た内容のコンテンツを削除しています。
平均掲載順位が、矢印のアタリを境に微妙に右肩上がりになっているようななっていないような?
いずれにせよまた1か月後、2か月後にも同様の比較を行って検証してみたいと思います。
1カ月後(2月23日)
似たようなコンテンツを削除して1カ月が経過しました。
実際には1カ月と6日経過してしまいました。
Search Consoleのレポートは以下の通りです。
前回と同様に12か月分を表示しています。
これではわかりにくいので、コンテンツ削除前の1カ月と削除後の1カ月を比較してみます。
まずは削除前の1カ月のデータがこちら。
削除後のデータがこちら。
平均掲載順位が2.5位、その他の数値も上がっていることがわかります。
コンテンツ単位で比較しているわけでもなく、サイト全体で比較しているのでなんとも言えませんが、似た内容のコンテンツの削除に効果があったのかもしれないなぁくらいの評価はできそうです。