【仕訳】ヤフオク!の売上の記帳・仕訳のやり方

ヤフオク!で売上が発生し、ヤフーかんたん決済を使用して入金を受け付けている場合の仕訳の処理のやり方を解説します。

ヤフオク!で売上が発生すると、基本的には手数料・送料などが出品時に入力していたデータを元に自動的に計算されて差し引きされます。

多くの手続きが自動化されており、手数料もその他のショッピングサイトに比べて安価なことから利用されている方も多いと思います。

その反面、自動化されているが故に仕訳がイメージしづらい側面があります。

ヤフオク!で売上が発生した時の仕訳は3つ必要になります。

ヤフオク!で売上が発生すると先述の通り送料や手数料が自動計算され、特にヤフーかんたん決済を利用している場合にはほとんどの手続きが自動で進みます。

しかし、送料が出品者負担であっても落札者負担であっても仕訳は同じです。

その際の仕訳が以下の通りです。

売掛金　　　10,000　／　売上高　11,000

支払手数料　1,000

「あれ？送料はどうするの？」と思われそうですが、一般的に送料は売上高に含めてしまいます。

別途送料の処理を「荷造運賃」を使って行っても良いですが、処理が煩雑になるだけですので送料は売上に含めるものとして考えた方が無難です。

ヤフーかんたん決済を利用している場合には送料が遅れて請求されます。

これはヤフーウォレットの利用明細をチェックするとわかりやすいです。

ヤフーウォレットにはその月に利用された送料の合計が表示され、実際にその金額が請求されるのが2～3か月後となります。

登録されているクレジットカードの明細をチェックすると、2～3カ月後の請求に含まれていることが確認できるはずです。

請求があった際の仕訳は以下の通りです。

荷造運賃　1,000　／　普通預金　1,000

ヤフーかんたん決済を利用している場合、売上はすべてYahoo!かんたん決済に登録されます。

これを必要に応じて登録した銀行口座などへ入金指示するわけです。

入金の際には手数料が差し引かれますので注意が必要です。

その際の仕訳は以下の通りです。

普通預金　　9,900　／　売掛金　10,000

支払手数料　100　

その他にも仕訳事例をいくつか紹介しています。

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