ドリリウム

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国産高級車からBMW・3シリーズへの乗り換えを考えるすべての人にお伝えしたい真実

日本を代表する高級セダンと言えば、トヨタ・クラウンです。

「いつかはクラウン」などというフレーズもすっかり時代遅れになり、年齢を重ねるとともに収入は増え、車もより良いものに乗り換えていくようなライフスタイルは最早廃れたと言っても過言ではありません。

しかし、ある程度の収入を得て、更に車へ興味がある人にとってトヨタ・クラウンを始めとした高級車は憧れの的です。

最近では特にユーティリティを重視する層がミニバンやSUV市場を盛り上げていますが、やはり車に興味がある人にとって、あるいは走行性能を重視する人にとってセダンとはひとつの完成形と言えます。

 

そんなトヨタ・クラウンを始めとする国産高級車は概ね500万円程度を下限にラインナップが構成されており、これは輸入車の定番であるメルセデス・ベンツのCクラスやBMWの3シリーズとほとんど同じ価格設定です。

そこで、トヨタ・クラウンを始めとした国産高級車を検討する際に、「輸入車も面白そうだぞ」と考える人がいても全くおかしくはないでしょう。

トヨタ・クラウンは高級車と言う特別感を忘れてしまうほどに町に溢れており、希少価値を求めて輸入車を検討することは当然の成り行きのようにも思えます。

 

そんな時に日本国内においても絶大なブランド力を誇るメルセデス・ベンツとBMWは候補の筆頭に挙がるでしょう。

歴史が浅く軟派なデザインを売りにするアウディや、大衆車メーカーの印象が強いフォルクス・ワーゲン。日本と並んで大衆車の本場であるフランス。エキゾチックながら未だに品質や設計に難のあるイタリア。冗談のようなラフな作りのアメリカ。

こうしてみると、日本の高級車を検討する層にマッチしそうなメーカーと言うのは驚くほど少ないのです。

 

さて、そんなメルセデス・ベンツとBMWですが、その方向性は全くと言っていいほど異なります。

メルセデス・ベンツは車を究極の移動手段として考え、BMWは車を究極のドライビングマシンを標榜しています。

ざっくりと言ってしまえばメルセデス・ベンツは安楽な移動手段として車を定義し、BMWは運転を楽しむ道具として車作りに励んでいるわけです。

快適性ならメルセデス・ベンツ、楽しさならBMWという訳です。

 

こうしてみると、トヨタの性質はどちらかと言えばメルセデス・ベンツに近しく、特に高級車であるトヨタ・クラウンは安楽な移動手段の完成形ともいえる仕上がりです。

一方で、ここまでの話を聞けばBMWは運転が楽しいかもしれないけれど、高級感や快適性が損なわれそうだ、と思われる方も多いでしょう。

その通りです。

BMWの3シリーズを含む3シリーズ(4シリーズ)以下のモデルに高級感や快適性はありません。(これでも昔よりだいぶマシになりました)

もちろん軽自動車やバンに比べればマシ、という評価が出来るかもしれませんが、それがなんのフォローにはならないことは明白です。

また、肝心の走る楽しさも近年では多くのメーカーが高いレベルに追随してきており、更にBMW自身も2000年代前半の経営難と経営陣の大規模な入れ替えを契機に、大衆迎合に大きく舵を切った経緯もあって、多くの自動車メーカーのなかで突き抜けた存在とは言えなくなっています。

例えば、2020年現在多くのラインナップのパワートレインには、新世代のエコなツインスクロールターボエンジンを搭載しています。このエンジンとトランスミッションの組み合わせ、そしてその制御の仕上がりは過去のBMWを知っている身からすると驚くほどお粗末です。

 

もちろん峠道やサーキットに繰り出して思う存分走って遊べば十分に楽しむことが出来るでしょう。(公道では大概違反行為だけれども)

しかし、BMWはスポーツセダンを始めて世に送りだしたメーカーであり、その本質は走る楽しさとユーティリティの両立です。

大人4人がゆったりと快適に過ごせる車内空間と、街中をのんびり走るだけでもゾクゾクするような素晴らしいフィーリングが売りだったのです。

それが乗り出した瞬間から感じるリニアではなくギクシャクとしたパワートレインの動きや不自然なトルクカーブ、フィーリングに乏しいステアリング、その割に不快な乗り心地など、車好きにはとても受け入れられない仕上がりの車を世に送り出すようになってしまいました。

 

しかし、それでもBMW・3シリーズが適している人もいることは紛れもない事実です。

ここでは盲目的にBMW・3シリーズを選択してほしくない、という意図で厳しめの意見も述べましたが、私はこうした事実を踏まえて、あえて新しい3シリーズを選択しました。

BMW・3シリーズが車好きにとって最強の選択肢であるこれだけの理由 - ドリリウム

 

簡単にまとめると、以下のような項目に該当する人には3シリーズは良い選択でしょう。

  • 普段は1人で乗る。多くても2人。
  • 走る楽しさを捨て去りたくはない。
  • 最低限の快適性や高級感は欲しい。
  • コンパクトで取り回しに苦労しない車が欲しい。

なんとも中途半端なターゲット層だと思われる方も多いでしょうが、これが現在の3シリーズの事実です。

その点で、5シリーズになると走る楽しさと快適性や高級感を非常に高いレベルで実現しています。

予算や車体の大きさなどが許容できるのであれば、是非5シリーズを検討してほしいです。

結論

もしあなたがトヨタ・クラウンではなく「Cクラスや3シリーズも良いな」と考えているのであれば、3シリーズは止めましょう。

先ほど述べたように、現在の3シリーズがマッチする層は驚くほど少ないです。

 

少し予算オーバーではありますが、5シリーズを検討するか、Cクラスに試乗してみて納得いくかどうかよく考えてみてください。

高級感を作りだすには、ある程度の車体の大きさが求められます。

クラウンとCクラスや3シリーズを比べてしまうと、どうしても見劣りする部分が出てきてしまいます。

 

最近では欧州メーカーの品質も日本メーカーに劣らないほどに向上していますので、少し手頃になった中古のEクラスや5シリーズを検討してみても良いのではないでしょうか?

余談:G20世代のBMWはやめておこう

BMWばかり乗り継いできた私からひとつアドバイスを送るのであれば、特別な思い入れがない限り現行モデル(3シリーズで言えばG20)は避けた方が良いです。

近年のBMWは(どこかで聞いたことがあるような話ですが)1世代ごとにダサい車とBMWらしい車を交互に生み出しています。

嫌なジンクスですね。

 

残念ながら現行モデルは、「まるでトヨタ車だ」と評されることもあるくらい、先進的で意欲的ながら軽薄で軟派なデザインをしています。

これは1シリーズから8シリーズまで一貫しています。

所有して1~2年もすれば味わいを感じる暇もなく見飽きてしまうでしょう。

BMWは保守的ながら攻撃的とかつて評された、かなり保守的なデザインを貫いてきたメーカーです。5年乗っても10年乗っても味わいが増して愛着が深まるような、すぐに新しい時代の先進的なデザインたちに淘汰されない強いデザインを持ち合わせていました。

それがいつからか軽薄で、雑に目新しさを取り入れたようなデザインの車を売り出すようになりました。先述の大衆迎合へ舵を切った辺りが契機になっているようです。

 

そのため、今BMWを買うのであれば我慢して先代の中古を選ぶか、我慢して新型の登場を待ちましょう。

もちろん今のBMWのデザインが気に入ったのであればまったく問題ありません。

こうした評価をするのは往年のBMWを知っているからこそであり、そうしたものを知らなければ純粋に今の車のデザインだけを見て評価することが出来ます。

余談の結論としては、よく吟味して気に入った車を選ぼう、ということです。

ブログを書いている人

カタミチ

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