ドリリウム

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【レビュー】IRC GS-19 × SUZUKI ST250 - 純正タイヤから初の交換で感動!

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SUZUKI ST250 E typeに装着しているタイヤをIRC GS-19へ変更しました。

元々装着していたのは、約5年・12000kmほど走行した純正タイヤ(チェンシンタイヤ製)です。このタイヤは、耐久性を重視した純正タイヤのなかでも特に硬いと言われるタイヤで、評判はおしなべて悪いです。

もちろん普通に乗り回す分には全く不足はないわけですが、この純正タイヤをスタンダードな性能を持つクラシックスタイルタイヤである「IRC GS-19」へ変更したことで、どれほど変化があるか確かめてみたいと思います。

IRC GS-19とは?

IRCは、井上ゴム工業株式会社が展開するタイヤブランドです。

私は当初、海外メーカーのタイヤブランドかと思っていたのですがれっきとした日本企業でした。

 

IRC GS-19は、オンロード用バイアスタイヤのカテゴリーのなかで「ハイパフォーマンスなクラシカルモダン」という位置づけがされています。数あるタイヤバリエーションのなかで、「PROTECH」と呼ばれるプレミアムモデルの指定を受けており、IRCとしても特に力を入れているタイヤのひとつです。

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パターンは、ST250をはじめとしたクラシカルなスタイルを持ったバイクに適した往年のタイヤを思わせるデザインです。

前後でパターンが異なる点も、個人的にはポイントです。

形状はシンプルなシングルラジアス型で、形状・挙動ともにクラシカルなバイクにぴったりです。高い剛性とスポーツタイヤ用コンパウンドの採用で、安定したグリップと高いウェット性能を誇ります。

動き出しがヌルヌル!じっくり皮むき

IRC GS-19に交換を終え、走り出すと乗り心地の良さに驚かされました。

元のタイヤは、おそらくバルブ周りの劣化により常時スローパンク状態でした。空気圧が低い状態で走行することにより偏摩耗を起こしていたのです。また、リアタイヤに至ってはパンクしたまましばらく走行したこともありました。

リアタイヤの中央部の溝が完全になくなり、フロントタイヤは溝やサイドの罅割れが酷い悲惨な状態でした。特にフロントの偏摩耗は顕著でした。

 

これが柔らかく綺麗な真円をした新品タイヤに乗り換えたわけですから、タイヤがスムースに回転している感覚が気持ちよくて仕方ありません。

タイヤの交換前も、タイヤに違和感を感じてはいなかったのですが、交換してみるとその変化に驚かされます。

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そうはいって、交換したてホヤホヤ。

いわゆる「皮むき」と呼ばれる工程が重要です。

車ではそれほど気にすることもないのですが、バイクの場合には実際の影響以上に乗り手が不安を感じてしまいます。そのため皮むきを重視する人が多いのでしょう。

ここで言う「皮」とは、タイヤの表面に被膜を形成しているタイヤの硬化防止剤です。

それほど強靭な被膜と言うわけではないので、しばらく走行すればなくなりますし、よく磨けば除去することができます。

 

皮むきをしなければ、「実際の影響以上に乗り手が不安に感じる」と先ほど述べましたが、皮むきの済まないタイヤではバイクの挙動が非常に繊細になってしまいます。

個人的には「ヌルヌル」する感じです。

コーナリングや倒し込む際に、タイヤが少しだけヌルっと横に動くような感じがするのです。

 

そこで、正確なレビューもかねて近場の峠道を走り込んできました。

タイヤの評価をするわけですから、100kmでは足りないだろうと感触をじっくり確かめながら200kmを目標に峠道を中心に往復しました。

安定したグリップとスムースな倒れ方

さて、まずは峠道を数往復して、先述のヌルヌル感がなくなるまで走りました。

速度はゆっくりですがバイクは出来るだけ倒し込み、トレッド面の一番外側から5~10mmほどまでは確実に皮むきを終えました。

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私はそもそもスピードも出さず、スポーツ走行もしませんから、ここまで皮むきが済めば万が一の事態を想定しても十分です。

 

そうして皮むきを済ませて普段通り走行してみると、安定したグリップとスムースな倒れ方による安心感に気が付きました。

この峠道は以前から何度も何度も走行したことがある道ですが、3速と4速を使いながら走行することが多かったです。楽しみたければ3速の比率が高まり、そうでなくとも急で道が悪いコーナー付近では3速を使用していました。

ST250にはタコメーターがありませんから正確な回転数はわかりませんが、私は回転数を上げた時のやかましい音や過敏な反応が嫌いなのでエンジンの負担をかけない程度に高めのギアを選ぶ傾向があります。

 

しかし、新しいタイヤでは特に意識することもなく、4速を使っていました。

3速に落とすシーンはなく、むしろ5速に入れる時すらありました。

前のタイヤでは不安だった道が、全く不安に感じず、意識することもなく3速を使う機会がなくなっていたのです。

 

この不安のない安定したグリップや、倒れ方は特に街中で顕著になります。

街中では、停車状態から発進直後に低速で直角にバイクを倒し込みながら小さく回るようなシーンがよくあります。

こうした時に、前のタイヤではスムースに倒してふわっと自然な起こし方をすることができませんでした。

交換してみて強く感じますが、倒し込む際の抵抗が強かったようです。

そして、倒し込んでいくと常に変わらない確かなグリップを感じることができるのです。

前のタイヤでは、倒し込むに従ってグリップに不安を覚えていました。そもそもタイヤのグリップ感をほとんど感じられておらず、倒してもどれだけしっかりとタイヤが接地して、グリップを発揮しているのか体感することができなかったのです。

IRC GS-19では、直立状態から倒していく過程においても常にグリップを感じます。どのような角度でいてもしっかりとタイヤが路面に食いついていることがわかって不安がありません。

 

結果として、峠道においても下限の速度がぐっと引き上げられたようです。

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優れたコストパフォーマンス

これまで説明した通り、確かなパフォーマンス(性能)を有したIRC GS-19ですが、価格面でも優位性があります。

例えばST250に装着するタイヤとしては、DUNLOP TT100GPが有名です。

実店舗では事情が異なりますが、2つのタイヤに価格差はほとんどありません。

DUNLOP TT100GPは高いグリップを誇る反面で耐摩耗性に劣ることで有名です。

メーカーの製品説明によれば「マン島T.T.をはじめ、世界のレースシーンで数々の栄光に輝いたTT100の伝統のパターンをベースに、現代のテクノロジーを惜しみなく注入した、ビンテージスポーツ・タイヤ。」となっており、方向性や位置づけとしてはIRC GS-19とほとんど同じです。

IRC GS-19は、TT100GPに比べてグリップに劣るものの必要十分以上のグリップを誇りつつも、耐摩耗性を持たせています。より多用途に、よりバランスに優れたスタンダードクラスのタイヤと言うことができるのではないでしょうか。

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まとめ

特にこだわりもなく、バイク屋さんにお任せて選択した「IRC GS-19」でしたが、その選択は間違っていませんでした。

性能や維持費、価格とあらゆる点で満足度の高いタイヤでした。

なお、今回はチューブ・タイヤ共に前後交換し、工賃込みで約28,000円でした。

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