ドリリウム

趣味の情報や思いついたことを発信しています。高知 / 釣り / DIY / バイク / 車 / 家具制作 / アクアリウム / コーヒー / 地方移住 / ルノー・ルーテシア / SUZUKI ST250 E typeなど。

趣味の情報や思いついたことを発信しています。高知 / 釣り / DIY / バイク / 車 / 家具制作 / アクアリウム / コーヒー / 地方移住 / ルノー・ルーテシア / SUZUKI ST250 E typeなど。


【修理】壊れたエアポンプを修理しよう!【構造を知ると面白い】

f:id:katamichinijikan:20180727231603p:plain

ちょうど手持ちのエアポンプが故障したため、メーカーの補修パーツを使わずに修理してみたいと思います。今回は、GEX e-AIR 6000WBを使用しています。なお、エアポンプの構造は基本的に同じですので、あらゆるモデルに流用可能です。

エアポンプの構造を知る

ポンプを開けるとこのような構造になっています。

※エアポンプを開けるには、裏面から確認できるネジを4本程度外すことになります。これはモデルによる異なるため割愛しています。

f:id:katamichinijikan:20180727142338j:plain

アップ&解説を入れてみました。

f:id:katamichinijikan:20180727143059p:plain

簡単に説明すると、電気がコイルに流れ込むと、コイルが磁性を持ち磁石のようになります。ここに流れ込む電流は、家庭用の交流電源です。交流電源がコイルに流れ込むと、磁石のS極とN極が変化し続けます。

このS極とN極の変化に釣られて、コイルの向かいの磁石が左右に動き続けます。

磁石が左右に動くと、磁石が取り付けられている鉄板が左右に動きます。

鉄板にはポンプが接続されていて、ポンプを左右に押すことで空気を吐き出すわけです。

要するに、浮き輪の空気を入れるとき、足でしゅこしゅこ踏むやつの小さい版がここにあるポンプなわけです。

 

f:id:katamichinijikan:20180727144552p:plain

吐出口が2つあるエアポンプの場合には、エアを生み出すポンプと吐出口が1対1になっています。つまり、1口を閉じてももう1口から2倍のエアが出ることはありません。そして、1口を閉じた場合には、そこにつながるポンプに強い負荷がかかることがわかると思います。

しかし、2つの吐出口をコネクターなどで接続すれば、2倍に近いエア吐出量を得ることができるわけです。

 

このエアポンプ本体そのものがスペアパーツとして販売されています。今回はスペアパーツを使わずに修理しますが、この商品写真を見ると、更に構造が分かりやすいと思います。

更に内部構造を探る

更に内部構造を見ていきます。

エアポンプ本体が、中央の固定ビス1本で固定されています。

f:id:katamichinijikan:20180727210238p:plain

固定ビスを外すとエアポンプ本体が外れました。

 

f:id:katamichinijikan:20180727212921j:plain

これがエアポンプ本体です。

メーカーが販売する市販のスペアパーツで修理する場合にはこれを交換します。

f:id:katamichinijikan:20180727221741j:plain

更に側面を見るとボルトがあります。

これが電磁石により振動する鉄板とエアを生み出すポンプ部を接続しています。

f:id:katamichinijikan:20180727221749j:plain

取り外します。

黒いポンプ部は嵌め込まれているだけなので、ぐいっと力を込めると外れます。

f:id:katamichinijikan:20180727221758j:plain

外れました。ただのカップ状のゴムです。

よくある故障は、このゴムに亀裂が入ってエアが漏れてしまう故障です。

電源を入れても「ブーン」と音がなるのに空気が出ない/弱弱しいという場合には十中八九この亀裂が原因です。

f:id:katamichinijikan:20180727221820j:plain

参考までに更に分解します。

ゴムのカップを動かして生まれたエアを、吐出口まで導く経路です。GEX e-AIR 6000WBは吐出口が2個あるエアポンプなので、左右に隔たれています。

f:id:katamichinijikan:20180727221834j:plain

これが実際のエアの流れです。

f:id:katamichinijikan:20180727222534p:plain

このベロのような部品は、簡易な逆止弁のようなものです。

ぺろりとめくりあげると穴が開いています。

f:id:katamichinijikan:20180727222559p:plain

裏返すと、両面にそれぞれこの逆止弁があることがわかります。

f:id:katamichinijikan:20180727221849j:plain

一方は、外から空気を吸い、もう一方はエアを吐き出して吐出口から吐き出します。

外から空気を吸う穴にはフィルターがあります。

f:id:katamichinijikan:20180727222724j:plain

普通、空気のフィルターって、エアポンプの筐体底面などにこういう風にありますよね?つまり内部と外部の2段仕掛けというわけです。

f:id:katamichinijikan:20180727224931p:plain

出来れば分解に合わせて内部のフィルターを交換する方が良いのですが、こちらはパーツが出ていない場合がほとんどなので、上下逆さにするなどしておくと良いでしょう。

エアポンプを修理する

さて、ここまでエアポンプの構造を説明しました。

その中で、故障の大半はポンプ本体のゴムの亀裂だと説明しました。

▼これがゴムに亀裂ができた実例です。

f:id:katamichinijikan:20180727225619j:plain

エアポンプの故障の原因

こうした亀裂の原因はいくつか考えられますが、使い方で予防することもできます。

  • 経年劣化
  • エアポンプの吐出口を塞ぐ
  • エアストーンの詰まりなどでエアの吐出が阻害される

よほど長く使わない限り経年劣化による亀裂は少なく、ほとんどのケースはエアの吐出が阻害されたり、吐出口をふさいだことによる亀裂です。

エアストーンを定期的に交換したり、吐出口を塞がないように注意しましょう。

修理方法

修理方法を解説しますが、非常に単純です。

接着剤を使用して亀裂を接着すればOKです。なお、ここは常にぐにぐにと高速に動き続ける場所です。接着剤は必ず硬化後も柔軟性を保つ「弾性接着剤」を使用しましょう。亀裂面だけでなく、周囲も亀裂跡を覆うように接着剤を塗ってやると良いでしょう。

修理自体はとっても簡単です。 

亀裂を接着剤でくっつけて塞ぐだけ。くれぐれも十分に接着剤が硬化してから組み立てなおすようにしましょう。なお、亀裂が大きくない場合には普通のカチカチに硬化する接着剤でも問題ない場合が大半です。

 

ただし、今回検証したGEX e-AIR 6000WBのスペアパーツ(本体一式)が500円ちょいであることを考えると、素直にスペアパーツを買っても良いのかなとも思います。