ドリリウム

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こんにちは。カタミチ(@katamichi2h)です。

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樟のローテーブル

リビングの中央に置くローテーブルを製作したいと思います。

リビングにあるソファとテレビの間に設置するローテーブルです。

 

実は既にローテーブルはあるのですが、色々と試してみたいことがあるため試験的な製作ということで仕上がりはあまり期待していません。

超安い・難有りの無垢板を使う試み

試験的な製作とは何かというと、市場に出回らないレベルの難点がたくさんある無垢の板を使ってみようという試みです。

割れや穴などが多く、カンナ仕上げなども施されていない荒材です。

割れ対策や穴埋めを学び、実践しつつローテーブルを製作してみようと考えています。

 

なお、使用する板は無垢材の買い方の記事で紹介した材木屋さんのうち谷山工務店さんから調達しました。

難ありの荒材で良いからという前提で、長1.5m、幅50cm、厚24mmというやや薄めながら立派なサイズの樟の板を3000円で購入しました。

 

樟を選んだ理由は樟が好きだからです。

▼以前ダイニングテーブルと作業机を樟で製作しています。

楠とも書くことからわかる通り、南の方で採れる木材ですから九州の材木屋さんでないと扱いがほとんどない点が難点です。

超安い・難有りの無垢板が届いた

さて、3000円で買った無垢材が届きました。

 

状態は、わかっていましたが大きな割れや小さな割れがたくさん。

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このように大きく浮いてしまっている部分もあります。

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割れは良く見ると木を縦断しており、このままではぱっくりと2つに割れてしまいそうな勢いです。

写真を見てわかる通り荒材ですが、カンナ仕上げの跡が見られますので良くない環境で長期保管されていて状態が悪化してしまったものと思われます。

 

今回は割れまくりの板を仕上げていく工程がメインですが、一応ローテーブルとして仕上げますから脚として使う樟の角材をあわせて購入しました。

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穴や割れを塞ぐ

まずは所狭しとある穴や割れを塞ぎます。

使用するのはおがくずと木工用ボンドです。

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よくかき混ぜると、おがくずとボンドのペーストが完成します。

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これを割れや穴に押し込んで刷り込んでいきます。

穴の奥まで届くように、へらなどを使って押し込むようにしていきます。

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大きな穴も。

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乾燥後に60番の粗いやすりで余分な部分を落とせばこんな具合です。まだ見落としている細かい穴が見られます。

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割れもこんな風に。中央にある色の濃い線が割れの跡です。

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浮きと割れの対策(丸棒埋め)

木が激しく浮いている部分は、そのままめくろうものなら板の厚みの半分くらいまでめくれてしまいそうです。

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浮いている部分を切り取って、先ほど穴や割れを埋めた時と同じ手順で埋めてみてもいいですが違う方法を試すことにしました。

 

まずは浮いている部分をドリルで掘ってしまいます。

今回は30mmのドリルで穴をあけました。

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貫通させても構いませんが、板厚の半分程度まで掘りました。

そこに多めのボンドを入れて、

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30mmの直径の丸棒を入れます。

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ポイントは30mmのビットで開けた穴に30mmの丸棒を入れるという点です。

フォスナービットを使って手で開けた穴は30mmより僅かに広がっていますので、30mmの丸棒であれば余裕ですっぽり収まります。

これがきつすぎれば割れを促してしまいます。

 

ボンドがかんそうしたら、出っ張った部分を切断します。

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穴や割れを塞いだ時と同じ方法で、僅かな隙間をおがくずとボンドのペーストで埋めていきます。

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乾燥したら研磨して出来上がり。

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割れの対策にお手軽チギリ加工

次に、板全体に広がる割れにチギリ加工を施すことにしました。

今回は、難易度の高いチギリ加工を誰にでもできるような方法を探りながら実践してみました。

 

まずはチギリを製作しますが、精度は低くてOK。

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続いて板に穴をあけますが、これまた精度は低くてOK。

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チギリも穴も精度は低いので隙間ができますが、これまたおがくずとボンドのペーストで埋めてやると・・・

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こんな風にそれなりに見られる仕上がりになりました。

詳しくはこちらの記事で解説しています。

誰でも簡単にできる「チギリ」加工【必要工具はノコギリだけ!?】

脚の仕上げ

脚は特にアイディアもないのですが、太すぎる角材をちょっとスマートに仕上げます。

 

まずはざっくりと斜めに切断します。

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やすりで磨きつつ仕上げていきます。

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完成。もっと細く絞っても良かったです。

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天板との接合は、ダボとボンドです。

脚にダボ穴を空け、そこにダボ穴マーカーを取り付けて、天板側に位置をマーキングします。

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天板側にも穴あけ。

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脚にダボが30mm、天板に10mm入ります。

脚1本あたり8mmのダボが5本。

強度としては十分でしょう。

オイル塗装

天板、脚共に60番→120番→240番の順で仕上げます。

昔はもっと細かい目まで使っていましたが、最近は240番で十分と感じています。

研磨には先日購入した超安いランダムサンダーを使いましたが、快適ですね。

【レビュー】E-Value ランダムサンダー(EWS-220R)の切削力と騒音は?

 

研磨ができたらオイル塗装です。

今回も使用するオイルはリボス アルドボスです。

今まで製作した家具も、無垢の木を使っている場合にはすべてこのオイルを使っています。

 

1度目の塗布は、オイルを限界まで吸わせます。

特に木口はすぐにオイルを吸って乾くので、乾いたら重ね塗りします。

 

塗布後、10分ほど待って全体をよく拭き取ります。

もう少し待って吸わせても良いのですが、早めに拭き取って仕上がりに不足があれば塗り回数を増やす方が、簡単に綺麗に仕上がります。

 

2度目の塗布の前に、手で触れて少しでもざらつきを感じる部分があれば320番のやすりでサラサラに仕上げます。

 

仕上げが済んだら2度目の塗布です。

 

更に乾燥を待ち、リボス クノスで仕上げます。

リボス アルドボスでも十分な仕上がりですが、クノスで仕上げることでより撥水性や防汚性を高めつつ、アルドボスにはない僅かな自然な艶を与えることが出来ます。

もちろんクノスもオイルで、木の呼吸は妨げません。

完成

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部屋が薄暗いせいで写真がぼやっとしてしまいましたが、3000円の板の机が完成です。

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脚の方が1000倍立派な木材です。

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