樟と槐のデスク その3
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
前回途中まで仕上げた脚です。
120番で仕上げてアルドボスを2回塗布しました。
天板です。
60番、120番、240番で仕上げて、アルドボスで2回、クノスで2回仕上げました。
さて、脚と天板を接合していきます。
DIYをやってきてわかってくることがありますが、木もねじも案外強いということです。DIYを始めた当初は強度が心配で心配でたまらなく、やたらめったら補強を入れたりしていたものです。
今回は長い1700mmのテーブルの左右にシンプルなコの字の脚を取り付けるだけです。本来であれば、この脚同士をつなぐ何らかの補強を入れることが望ましいです。角材でもいいし、引き出しのような板でも、背板でも、幕板でも良いです。
しかし、実際にはそんなに乱暴に使わなければ補強がなくてもかまわないとわかっています。売り物にするなら当然その程度の補強は必要ですが、自分で作って自分で使うわけです。
とはいえ、やっぱり左右の動きに弱ければ、壊れなくともぐらぐらしてしまう可能性はあります。簡単に天板1枚と脚2本に分解できるシンプルな作りが望ましいので、ここは間をとって?棚受け金具を使うことにしました。
これです。
耐荷重80kgのすごく強いやつ。
棚受け金具は色々ありますが、今回はシンプルクリーンなこちらを選択しました。
斜めの補強のないL字金具でも今回の目的であれば十分でしたが、意外と悪くないアクセント(どうせ見えないけど)になるかなと思ってこちらを選択しました。
耐荷重80kg、長さ300mmということで、穴もでかいです。M6ボルトが入ります。
今回、脚への固定にはM6トラスネジを使用しました。天板側は鬼目ナット+ボルトとします。
別の木ネジにヒットしてしまったので、嵩上げした様子・・・。
続いて、脚の裏面に穴をあけます。11mm。
最近はフリーハンドでも気を付ければなかなかに垂直な穴をあけられるようになってきました。
そこにM8鬼目ナットを入れて。
これです。フェルト付きアジャスター。
取り付け。
この類のアジャスターって意外と高くて、4つで1000円以上しました。
てっきりもっと安いものだと思っていました。
机なので高さ調整ができた方が良いだろうというのと、フェルトがついていて床の傷防止にもなるのでぴったりの商品でした。
続いて脚の取り付け位置を考えます。
あれこれ微調整して、両端から150mmの位置に取り付けることにしました。
穴の位置をとって、鬼目ナットを埋め込みます。脚はM8、金具はM6です。
今回はどんなボルトを使おうかと考えましたが、ステンレスの6角ボルトにしました。金具と合わせてちょっとしたアクセントです。
当初はこんな超低頭ボルトを考えていましたが、結局没に。
固定します。
長穴側にはワッシャーをつけて、緩めに締めます。
続いてこんなやつ。
木目のタップなんですが、これを机がうらっ返しのうちにうまいこと取り付けようと思ったのですが、やっぱりもう一度仕上げ塗りがしたいので後回し。
立たせて、水準器で水平を取り、クノスを最後に天板と脚に塗布しました。
今回はニスを塗る案もありましたが、やっぱり木は自然に生かした方が良いと思いやめておきました。
乾燥して、磨いて、タップをつければ完成かな???
窓際に置いたものだから、天板が反射して撮れません。
撮れません。
脚。槐はきれいだなぁ。節もいい感じ。