ドリリウム

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【ろ過】60cm水槽用外部&上部フィルター 全7機種徹底比較 - 最強の1台はコレだ!

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アクアリウムにおいては定番サイズである60cm水槽に適したろ過装置7機種を徹底比較します。

60cm水槽のフィルターに悩まれている方の助けになれば幸いです。

 

今回は使い勝手の良い外部フィルターおよび上部フィルターの全7機種を紹介します。

比較する7機種は以下の通りです。

上部フィルター
   
GEX グランデ600R GEX グランデカスタム 600 コトブキ トリプルボックス 600    
外部フィルター
GEX メガパワー6090 コトブキ パワーボックスSV450X テトラ バリューエックスパワーフィルターVX-60 エーハイム クラシック2213(500) エーハイム エココンフォート2234
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GEX、コトブキ、テトラ、エーハイムの4メーカーから60cm水槽に適した各フィルターを選出しました。

 

これらをスペック・価格・その他の特徴の3点で評価し比較したいと思います。

スペックによる比較

まずはスペックをもとに全7機種を比較していきます。

最も客観的に違いを比較できる項目となっています。

1. 流量と濾過槽容量

1点目は流量と濾過槽容量です。

フィルターの性能を表す上で最も重要視されることの多い項目です。

早速一覧でご覧ください。

メーカー 機種 流量 ろ過槽容量
50Hz 60Hz
GEX グランデ600R 9.5L/分 10.5L/分 3.9L
GEX グランデカスタム 600 8.5L/分 9.5L/分 5.2L
コトブキ トリプルボックス 600 8L/分 9L/分 ?
GEX メガパワー6090 6L/分 7L/分 5L
コトブキ パワーボックスSV450X 6.7L/分 8L/分 ?
テトラ バリューエックス60 9.6L/分 11.2L/分 4L
エーハイム クラシック2213(500) 7.3L/分 8.3L/分 3.5L
エーハイム エココンフォート2234 8.3L/分 9.2L/分 4L
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ご覧頂ければわかる通り60cm水槽用といっても幅があります。

これは製品の性能の優劣やメーカーの技術の高低はあまり関係がありません。

むしろ製品の位置づけの問題です。

 

なぜなら外部フィルターや上部フィルターというのは技術的に非常にアナログです。

水中ポンプと樹脂の成型品で構成されており、水中ポンプの構造ははるか昔から変わっていません。

そのため60cm以上の大きな水槽にも対応できる製品は流量が高く、逆により小さな水槽にも対応できる製品は流量が低くなります。

 

また、濾過槽容量は純粋にろ材を押し込めることができる容積とは限りません。

単純なタンク部分のサイズを示していることが多く、実際の濾過槽容量の目安にしかなりません。

 

さて、全7機種を比較して最も流量が多かったのはテトラ バリューエックスパワーフィルター60(VX-60)となりました。

この機種はコストパフォーマンスが良いことで昔から評判の良い製品ですね。

大きさもコンパクトですから、「場所に余裕がないけどろ過性能は諦めたくない!」という人にはピッタリでしょう。

 

 

逆に流量が低かったのはGEX メガパワー6090です。

こちらも使い勝手やコストパフォーマンスの良いろ過機として定番の1台ですが、最大で2倍近い差を開けて最下位の流量となっています。

しかし、一方で濾過槽容量は5Lとかなり大きい部類です。

適用水槽も90cmまでと幅広くなっています。

 

適正な流量についての議論は絶えず行われており、正解はありません。

流量が多ければいいというわけではなく、ある程度ゆっくりと流す方がろ過の効率が良いとも言われています。

ここで挙げた各製品はすべて信頼のメーカーが研究・開発のうえで作りだした製品です。

 

いずれの製品であっても60cm水槽でろ過性能が不足するケースはあまり考えられないでしょう。

 

とはいえ流量や濾過槽容量に関してはテトラ バリューエックスパワーフィルター60(VX-60)がダントツの1位。

次いでエーハイムのちょっと高級なエココンフォート2234が続きます。

上部フィルターの場合にはGEX グランデRがトップですが、他製品との差は小さいです。

2. 寸法

次に水槽台や設置場所の関係で重要になってくる寸法です。

我が家の水槽台は背が低いため、特に高さは重要です。

水槽の設置環境により様々な制約が考えられます。

メーカー 機種 寸法
奥行 高さ
GEX グランデ600R 51.3cm 13.5cm 13.5cm
GEX グランデカスタム 600 51.3cm 13.5cm 19.5cm
コトブキ トリプルボックス 600 53.5cm 11.5cm 18.5cm
GEX メガパワー6090 20cm 20cm 33cm
コトブキ パワーボックスSV450X 23cm 28.5cm 34cm
テトラ バリューエックスパワーフィルター60 21.2cm 20cm 27.5cm
エーハイム クラシック2213(500) 18cm 18cm 35.4cm
エーハイム エココンフォート2234 20.5cm 20.5cm 37cm
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上部フィルターに関しては、60cm水槽上にピタリと設置する関係で差が少ないです。

ただし、コトブキ トリプルボックス600が僅かに奥行きが短いことがわかると思います。

奥行が短いということは、それだけ水槽上の空きスペースが広がるということです。

「上部フィルターにしたいけど、出来るだけ水槽上を開けておきたい」という方にはオススメできます。

 

外部フィルターに関してはあまり大きな差はありません。

大きな違いとしては、形状の違いです。

GEX メガパワー6090エーハイム クラシック2213と言った円柱状のもの(幅と奥行が同じ)と、コトブキ パワーボックスSV450Xテトラ バリューエックスパワーフィルター60のような四角柱状のものがあります。

 

基本的に容量効率の点から四角柱状の方がコンパクトになるはずですが、それほど大きな差はありません。

最も細身なのがエーハイム クラシック2213、四角柱状ではテトラ バリューエックスパワーフィルター60が最もコンパクトとなります。

 

ただし、エーハイム クラシック2213の寸法には罠があります。

もちろん寸法自体はコンパクトなのですが、他製品と違ってパイプが本体下部に備わっています。(下図)

この形状のためにホースの取り回しによっては寸法以上の場所が必要になる可能性があります。

 

もちろん基本的には小さければ小さい方が良いですが、小さくするということは使い勝手や耐久性、信頼性を損なう可能性もあります。

もし設置場所の制約が少ないのであれば、寸法の小ささはあまり意識せずに選択すると良いのではないかと思います。

難しい所ですね。

価格&付属ろ材による比較

次に重要な価格の比較です。

いくら性能が良くても価格が高くてはちょっとためらってしまいますよね。

また、ちょっと価格が高くてもろ材がセットの商品であれば結果的にお得と言えます。

ここでは価格とろ材の付属状況を比較したいと思います。

メーカー 機種 最安価格(送料込)※1 付属ろ材※2
Amazon 楽天市場 Yahoo! リング 活性炭 ウール
GEX グランデ600R 4,811円 3,380円 3,700円  
GEX グランデカスタム 600 3,980円 3,899円 4,389円  
コトブキ トリプルボックス 600 2,522円 3,075円 3,075円  
GEX メガパワー6090 7,608円 6,980円 6,980円
コトブキ パワーボックスSV450X 7,139円 6,868円 6,868円  
テトラ バリューエックス60 6,286円 6,738円 6,738円
エーハイム クラシック2213(500) 9,470円 9,800円 9,230円  
エーハイム エココンフォート2234 10,500円 9,800円 9,828円  
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※1 価格はすべて執筆次点(2019年8月12日 14:45時点)のものです。

※2 付属ろ材の表記について

・「リング」:リングろ材やボールろ材など多孔質素材を使ったろ材全般を意味しています。

・「活性炭」:活性炭系の吸着ろ材全般を意味しています。

・「ウール」:フィルター専用設計のウールやスポンジなどのろ材全般を意味しています。

 

ご覧の通り最大で4倍近い大きな差が開きました。

 

全体的に上部フィルターは外部フィルターより安い傾向にあります。

また、エーハイム製のろ過装置が割高であることがわかると思います。

 

上部フィルターは特にコトブキ トリプルボックス600が安価です。

付属品も他製品と差がなく、単純に価格が安いです。通販サイトを見て回った感想としては、需要が少ないためやや投げ売りに近い状況に感じられました。

特にこだわりがなく60cmのろ過機が欲しいのであれば、圧倒的にオススメできる1品だと思います。

「出来れば外部フィルターがいいなぁ」という方であっても、この安さを見ると惹かれてしまいますよね。

一方で外部フィルターに目を向けると流量や濾過槽容量部門でトップだったテトラ バリューエックスパワーフィルター60(VX-60)またもやトップです。

性能面でも価格面でもトップということで間違いない1品と言っていいでしょう。

付属品に関しても、GEX メガパワー6090と並んでリングろ材・活性炭・ウールの3点をすべて同梱しています。

 

見た目や寸法、ブランドなど何らかのこだわりがない限り、テトラ バリューエックスパワーフィルター60(VX-60)が最強の外部フィルターと言って差し支えないでしょう。

特徴による比較

それぞれの製品の特徴は、人によっては良いものであったり悪いものであったりします。 

 

似たような特徴を持った製品があっても、スペックのように数字で比較ができません。 

そのため優劣をつけることはしませんが、それぞれの製品の特徴に一通り触れていきたいと思います。

 

まず始めに上部フィルター3種ですが、残念ながらあえて語るような際立った特徴はありません。いずれもいくつか謳われる特徴はあっても、差と言えるほどの大きな違いはありません。

単純に水を組み上げて流すろ過機としても特にシンプルな構造をしているため差別化が図りにくいものと思われます。

 

ただし、GEX グランデカスタム600は濾過槽が2段構造になっています。

これにより濾過槽容量がダントツで広く5.2Lとなっています。

 

上部フィルターの選び方としては以下の通りとなりそうです。

流量:GEX グランデ600R

濾過槽容量:GEX グランデカスタム600

寸法と価格:コトブキトリプルボックス 600

ただし、流量については3機種で大きな差がありません。

単純に濾過槽容量のGEX グランデカスタム600か、低価格なコトブキトリプルボックス 600かという選択になると思います。

 

次に外部フィルターです。

外部フィルターも構造自体はシンプルですが、上部フィルターに比べて差別化が進んでいます。

GEX メガパワー6090

メガパワー6090の最も大きな特徴は水中ポンプ方式である点です。

通常、外部フィルターと言えばろ過器自体に水中ポンプが設置されていますが、メガパワー6090の場合には水槽内に水中ポンプを設置します。

 

これにより以下のような利点と欠点が考えられます。

利点
  • 濾過槽が大きくないのに5Lという大容量の濾過槽容量
  • 濾過槽側がただのタンクというシンプルで信頼性ある構造
  • 呼び水が不要
  • ろ過槽を開けなくてもポンプのメンテナンスが出来る
欠点
  • 水槽内の場所を取る
  • 水中ポンプにゴミが溜まりやすい
  • 見栄えが悪い

 

本体には取手があり、中には取手付きのバスケットが付属しています。

使い勝手に関してはかなり使いやすい部類と言えるでしょう。

コトブキ パワーボックスSV450X

残念ながら最もこれといった特徴が謳われていないのが本機種です。

実は私はこの製品と、エーハイム エココンフォート2234を併用しています。

既に1年以上使用していると思いますが、ホームページの説明ではわからない利点と欠点をいくつか紹介します。

 

良い点としてはシンプルな四角い形状である点です。

場所を無駄に取らず、余計な凹凸もないためスッキリと収まってくれます。

また、残念ながら本体に取手がないため持ち運びはそれほど便利ではないものの、フタに持ち運び用のスリットが入っており不便ではありません。

呼び水ボタンについては四角くて大きいため、外部フィルターの中ではかなり押しやすい部類だと思います。

 

ちなみに私がこれを買った理由は、見た目が一番良かったからです。

 

詳しくはレビュー記事をご覧ください:

テトラ バリューエックスパワーフィルター60

圧倒的なコストパフォーマンスで最早あまり言うことがありません。

圧倒的な性能と価格の安さこそがこの機種の一番の魅力と言っていいでしょう。

メーカーのホームページを見ても、シンプルで低価格であることを一番の売りにしているようです。

 

また、地味に便利だと思うのが「イージーメンテナンス」と呼ばれるホースの着脱機構です。

詳しくはメーカーの製品ページをご覧いただくと早いのですが、ホースを吸水・排水まとめてワンタッチで着脱できます。

メンテナンス時にホースを外すとちょろちょろと多少の水が垂れてしまうものですが、この仕組みならその心配が激減します。

エーハイム クラシック2213

昔からこの形。

最早今となっては特徴がないことが特徴のような1台です。

真緑の外観やホース、パイプ類の見た目はお世辞にも良いとは思えませんが、これを愛好する人が後を絶ちません。

この記事内で説明したように、価格は高いです。

エーハイム エココンフォート2234

今回比較した中でも最も割高だったのがこの機種です。

コトブキ パワーボックスSV450Xと一緒に私自身が愛用しています。

スペックとしては平均を上回るものですが、価格が高いためあまり選択する人はいないかもしれません。

私は偶然中古品を安く手に入れたため使っていますが、もし普通に買うならテトラを選んでいたかもしれません。

 

特徴としては本体にある大きな取手です。

この取手は本体を持って移動するにも便利ですが、それ以外の機能が備わっています。

この取手を動かすことで呼び水ができるのです。

てこの原理で呼び水ができますから、必死に呼び水ボタンを押す必要がなくなります。軽い力ですいすい呼び水が可能です。

 

また、なんといってもバスケットが一体形状なのが嬉しいです。

中身をごっそりまとめて取り出して、更に中身を3つのバスケットに分割できます。

価格が高いことを無視すれば非常に便利な一品です。

詳しくはレビュー記事をご覧ください:

まとめ

60cm水槽用のフィルターとして検討されることが多い7機種をピックアップして徹底的に比較してみました。

私自身も比較検討しているうちの2機種を実際に使用し、過去にはそれ以外のフィルターも多く使用してきました。

 

今回改めてじっくりと製品の仕様や特徴を読み込み感じたのが上部フィルターのお得感です。

もし水槽上面を半分程度埋めることに抵抗がないのであれば、上部フィルター一択と言っても良いと思います。

私の場合には水槽用のキャノピーを自作していますから、上部フィルターを設置しても外からは全く見えないようにすることが可能です。

diy-kagu.hatenablog.com

 

また、外部フィルターとしてはテトラの圧倒的なコストパフォーマンスに驚いています。

私がコトブキ SV450Xを購入した時もよく比較検討したつもりでしたが、当時に戻れるならテトラを買っていたと思います。

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