【発酵式CO2添加装置】超使い勝手の良い100円ボトルでCO2添加装置を作ろう
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
100均グッズで水槽用のろ過フィルターを作成する手順を紹介します。
最近スーパーや薬局、そして100均でこのような「ウォーターボトル」が販売されています。 (DAISOJAPAN 公式ツイッターより)
- シンプルな円柱形状
- 硬い素材
- パッキン付きの平面な蓋
- 大きな口
以上4点が特徴です。
これが加工のベースとしてとても使い勝手が良いんです!
このボトルを使って自作フィルターも作成しました。
必要な道具
1.100均ウォーターボトル
まず始めに100均ウォーターボトルが必要です。
100均でなくても構いません。スーパーや薬局、ネットでもほぼ同じ形状の商品が手に入ります。 ただ、ちょっと高くなります。
2.ドリル
続いてウォーターボトルへの穴あけのためにドリルが必要になります。
もし手持ちがなく、DIYに興味があるのであれば、安物で構わないので買っておくと良いでしょう。なお、安価な製品を選ぶ場合にはコード式を選びましょう。安いバッテリー式はパワー不足に悩まされる可能性があります。
▼高儀のドリルは安いドリルの定番で、ユーザーも多くおすすめできます。
3.エアチューブ
CO2を送るためのエアチューブが必要です。
通常の水槽のエアレーション用のチューブでOKです。
4.エアチューブ用ジョイント
エアチューブ用のジョイントがあると綺麗に制作できます。
安価なものなので使う方が良いでしょう。
5.逆止弁
水槽からの水の流入防止のため、逆止弁があると良いです。
6.接着剤
水槽用のバスコークがおすすめです。
安く、安心して水槽用に使用することができます。
また、手持ちの粘性が高い接着剤やコーキング材でも代用可能です。
7.ドライイースト
発酵式CO2は水・砂糖・ドライイーストを合わせてCO2を発生させます。
水と砂糖は自宅にあると思いますが、ドライイーストがない場合には必要になります。スーパーなどで小さな箱の商品を買うと割高で、おそらく一般に流通していて最も安いのが以下のドライイーストです。
残念ながら量が結構多いです。
3gが30袋入っていますが、発酵式CO2では3gで多めに使っても軽く1カ月はもちます。つまり、単純計算でこれを1箱買えば約3年もつ計算です。
我が家では毎日パンを焼いているためこれを大量買いしていますが、発酵式CO2のためだけに買うには少し多すぎるかもしれません。使用期限は必ずしも製造間もない商品が手元に届くわけではないのでなんとも言えません。しかし、私が何度も購入した実績からすると購入から8カ月~1年ほどでした。
ただし、使用期限が切れてもおそらく問題なく使えるとは思います。
作り方
1.蓋に穴をあける
蓋にエアチューブ用ジョイントを入れるための穴を空けます。
穴は4mmで良いでしょう。ジョイントをはめてみながら加減してあけてください。
2.エアチューブジョイントを取り付ける
穴にエアチューブジョイントを差し込み、接着剤で固定しましょう。
しっかりと固定させるために、ここで丸1日ほど乾燥させます。
3.水・砂糖・ドライイーストを混ぜる
水・砂糖・ドライイーストを混ぜます。
分量は大体でOKです。私はいつも目分量でやっています。砂糖をボトルの3分の1程度入れ、水を注いで混ぜます。面倒であれば熱湯を入れても構いません。
私は水道から出る最高温度のお湯を注いで一気に砂糖を溶かしています。たぶん70℃だと思います。
最後にドライイーストを適量振りかけて完成です。ドライイーストをさらさらと注ぐと水面に広がりますが、水面の半分程度を覆うくらいで良いでしょう。
4.水槽に設置する
ボトルのふたを閉め、ジョイントにエアチューブをつないで、間に逆止弁を入れます。エアチューブの先にエアストーンを付けて水槽に入れれば完成です。
数分程度でCO2の泡が出始めるでしょう。
追記:添加のビフォーアフター
▼添加前の様子
▼添加2カ月後の様子
角度が違いますが、ランナーで増えるスクリューバリスネリアが増殖して、面積を倍に、長さも倍くらいになっています。タイニムファは移動させた関係で見えにくくなっていますが調子が良く、元々成長の遅いアヌビアスナナあたりはスクリューバリスネリアに覆われてしまいました。