「GEX スリムフィルターL」のメンテナンスと改造計画
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
フィルターの能力不足でコトブキSV450Xを注文したわけですが、とりあえずスリムフィルターLを掃除しました。やはりへどろのような、こびりついた茶色い汚れがたくさんありました。たった2週間くらいなのに。
水はきらきらしていて生体も水草も状態はいいんですが・・・。
我が家の環境では、40cm水槽にGEX メガパワー2045とGEX スリムフィルターLを取り付けています。本来、メーカーの公称値を信じれば片方だけでも問題ないはずなのですが、2つ着けてもなおこの微妙な状態。ちょっと初心者の僕には理由がわかりません。
とりあえず、この問題は新しく到着するオーバースペックなコトブキSV450Xに解消してもらうとして、汚れの詰まったGEX スリムフィルターLです。外掛けフィルターとしては群を抜く見た目の良さですから、活用したいなぁなんて思いつつメンテナンスしてみました。
スリムフィルターLの導入とレビューはこちら → レビュー:「GEX スリムフィルターL」をサブフィルターとして導入しました。 - ドリリウム
まずはたっぷり掃除した後、ろ材を詰めるわけですが。
GEX スリムフィルターLは、細長くスリムでスタイリッシュな外掛けフィルターです。濾過槽容量は1.1Lあったはずです。流量は5L/分だったかな。純正では、GEX定番のろ材を4枚差し込むわけですが、僕はリングろ材やボールろ材を詰め込んでいました。
改めて眺めていると、純正ろ材を使わないと水が濾過槽全体を通りません。
純正ろ材を差し込んだ程度のすかすか具合でないと、おそらくろ材の表面を撫でて流れ出てしまいます。
そもそも吸水部は、吸水後に水を自由落下させているだけで、強制的に濾過槽の底面まで水を送ってはくれません。改造するのであれば、まずはここを改造すべきでしょう。仕切りを作るのも良いですし、吸水した水の濾過槽側の吐き出し口を延長する方が簡単かもしれません。
延長した上で、シャワーパイプなどで濾過槽最下部から上部に水を吐き出してやれば、ろ材を雑に詰めただけでもなかなか良い具合に機能してくれるはずです。もちろん仕切りを作っても良いですが。
今回は、流れを誘導する意味で一番下にでかいリングろ材、続いて一回り小さいリングろ材、最後にごつごつ歪な形のボールろ材を入れて、後は余ったスペースに余りを入れました。こうするだけでも、大分水が下から上へ流れるように変わると思います。
後日、リングろ材に対応させるために改造しました。