レビュー:「GEX スリムフィルターL」をサブフィルターとして導入しました。
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こちらからの続き
サブフィルターに「GEX スリムフィルターL」を導入
GEX メガパワー2045をメインのフィルターとしているメイン水槽に、濾過能力の増強のためにサブとしてGEX スリムフィルターLを導入しました。
GEX スリムフィルターLを選択した理由は、見た目が良いという1点につきます。見た目が良いことに加えて、濾過槽容量と流量の大きさが決め手になりました。
パッケージ&開封
謳い文句はスリムなフィルター
▼濾過層は1.1L、流量は毎分5Lとなかなか上等だと思います。
▼中身は本体、ろ材、ポンプ。
見た目が良いのですが、想像以上にデカいです。
流石濾過槽容量1L以上というだけのことはあります。スリムだけど、でかいです。横幅約30cm、高さ約15cmもあります。
デザインは、メガパワー2045と同じような感じで、セットで使うと統一感があって良いですね。メガパワー2045も見た目で選んだ部分もあります。表出させなければいけないフィルターには見た目の良し悪しも重要だと思います。
▼ろ材はGEXの定番タイプです。これを横に4枚並べます。
▼ポンプは小振りです。これで毎分5Lというと、結構頑張る感じになると思います。
これのポンプは流量が毎分3Lのメガパワー2045よりも小さいです。スリムフィルターLは外掛けのため、揚程を考えなくて良いためだと思いますが、それでも小排気量高回転型みたいなものでしょうから、うるさいと評されている一因かもしれませんね。小さなエンジンで頑張る軽自動車みたいなイメージで、うるさくなってしまう・・・のかな??
▼濾過槽はでかい。30cm水槽にセットすれば1面を覆いつくします。
対応水槽サイズが45cmから60cmとなっているくらいで、でかいです。そもそも濾過槽容量はメガパワー2045と同等で、流量が倍近いですから、メインフィルターを上回っています。
▼水槽と接する点です。
このフィルターは、上部の吸水および排水部を水槽に引っ掛け、下部はこの偏心円のパーツで点で支えます。これは騒音を発生させる要因その2ですね。この偏心円のパーツを外して、代わりに水槽と接する部分を隙間テープなどに置き換えると騒音は抑えられる気がします。
設置
すごくごちゃごちゃしていて申し訳ないのですが、設置しました。
濾過槽には、小さめのリングろ材だけを詰めています。
1L分のリングろ材がありましたが、ほぼすべて入りました。少々あまりましたが、上等ですね。ただ、この濾過槽の形と水の流れを考えると、単純にろ材を詰めても効率が悪い気がします。ろ材を詰めるのであれば改造が望ましいと思います。
▼僕はアクティブリングを入れました。
追記:改造しました → GEX スリムフィルターLを50円で改造 - ドリリウム
レビュー
騒音について
気になっていた騒音は、ありません。
設置の仕方が悪いと騒音、というかポンプの振動が悪く作用するかもしれませんが、下部の偏心パーツを調整すれば十分静かになりそうです。無理な場合には隙間テープや適当なスポンジでも噛ませれば十分でしょう。
ただ、ポンプ自体が発生するぶーんという低音は、メガパワー2045より大きいです。やはり上述の通り小排気量高回転型ですね。インペラの軸の精度をあげれば多少治るでしょうが、この価格帯の商品にそれを求めるのは酷でしょう。
追記:後日うるさくなってメーカーに問い合わせました → GEX スリムフィルターLの初期不良?騒音について - ドリリウム
ろ過能力について
ろ材1L+毎分5Lの流量がありますから、ろ過能力は低くないと思います。
低くないというのは、純正のスリムマットを使う場合には、マットは2週間に1回交換します。4枚あってローテーションはできるとはいえ、生物ろ過については疑問が残りますし、スリムマット4枚というと、片手に収まるほどのスポンジとろ材にしかならないわけです。
一方でろ材を詰めるには改造が必要です。
今回はそのままろ材を詰めましたが、水が流れない部分がどうしても出てしまいます。
追記:改造しました → GEX スリムフィルターLを50円で改造 - ドリリウム
総評
スリムで場所は取らず、見た目がスマートで、ろ材1L+毎分5Lの流量。濾過能力がちょっと足りないと思った時にポンと付け足すにはかなり良い選択だと思いました。
想像以上に良いもので、大満足です。
ネットのレビューでは、ろ材の高さ(メンテナンスコストが高額)や騒音がマイナスポイントとしてよく上がっています。それぞれ僕は以下のように解決しました。
リングろ材への置き換えのためのフィルター改造
騒音をメーカーに問い合わせたところ、超親切対応でした