ドリリウム

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GEX スリムフィルターを改造してずっと使えるようにしたい

GEXはなかなか目の付け所がシャープな商品をたくさん作っていて、お世話になっているメーカーです。しかし、GEXでよく使われるろ材マットであるスリムマットはいただけません。

この類の商品はどこも同じかもしれませんが、毎回交換していてはもったいないし、生物ろ過の点ではどうなんでしょう?

 

というころで、フィルター自体を改造したり、あるいはスリムマットの代わりにろ材を詰めてもいいのですが、このスリムマット自体を改造してろ材をつめることで、恒久化できないかと考えました。

 

 

こちらが問題のスリムフィルターです。これは活性炭入りのタイプ。

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表面のウールをはがしてみると・・・?

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こんな感じです。

ここに小さめのボールろ材やリングろ材をつめて、封をしてやれば良いでしょう。

なんならウールは完全に撤去して、洗濯ネットなんかで封を仕直しても良いです。

 

スリムフィルターは立てて使うものですから、ポケットのように上側だけ開けてやって、詰め替えをできるようにしても良いです。ちょっと手元に道具がないので、また道具をそろえて改造してみようと思います。

 

あれこれ考えましたが、この案は没になり普通に改造しました。

diy-kagu.hatenablog.com

「GEX スリムフィルターL」のメンテナンスと改造計画

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フィルターの能力不足でコトブキSV450Xを注文したわけですが、とりあえずスリムフィルターLを掃除しました。やはりへどろのような、こびりついた茶色い汚れがたくさんありました。たった2週間くらいなのに。

水はきらきらしていて生体も水草も状態はいいんですが・・・。

 

我が家の環境では、40cm水槽GEX メガパワー2045GEX スリムフィルターLを取り付けています。本来、メーカーの公称値を信じれば片方だけでも問題ないはずなのですが、2つ着けてもなおこの微妙な状態。ちょっと初心者の僕には理由がわかりません。

 

とりあえず、この問題は新しく到着するオーバースペックなコトブキSV450Xに解消してもらうとして、汚れの詰まったGEX スリムフィルターLです。外掛けフィルターとしては群を抜く見た目の良さですから、活用したいなぁなんて思いつつメンテナンスしてみました。

スリムフィルターLの導入とレビューはこちら → レビュー:「GEX スリムフィルターL」をサブフィルターとして導入しました。 - ドリリウム

 

まずはたっぷり掃除した後、ろ材を詰めるわけですが。

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GEX スリムフィルターLは、細長くスリムでスタイリッシュな外掛けフィルターです。濾過槽容量は1.1Lあったはずです。流量は5L/分だったかな。純正では、GEX定番のろ材を4枚差し込むわけですが、僕はリングろ材やボールろ材を詰め込んでいました。

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改めて眺めていると、純正ろ材を使わないと水が濾過槽全体を通りません。

純正ろ材を差し込んだ程度のすかすか具合でないと、おそらくろ材の表面を撫でて流れ出てしまいます。

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そもそも吸水部は、吸水後に水を自由落下させているだけで、強制的に濾過槽の底面まで水を送ってはくれません。改造するのであれば、まずはここを改造すべきでしょう。仕切りを作るのも良いですし、吸水した水の濾過槽側の吐き出し口を延長する方が簡単かもしれません。

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延長した上で、シャワーパイプなどで濾過槽最下部から上部に水を吐き出してやれば、ろ材を雑に詰めただけでもなかなか良い具合に機能してくれるはずです。もちろん仕切りを作っても良いですが。

 

今回は、流れを誘導する意味で一番下にでかいリングろ材、続いて一回り小さいリングろ材、最後にごつごつ歪な形のボールろ材を入れて、後は余ったスペースに余りを入れました。こうするだけでも、大分水が下から上へ流れるように変わると思います。

 

後日、リングろ材に対応させるために改造しました。

diy-kagu.hatenablog.com

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ベルトサンダーを自作したい その3 モーターのベアリング交換

前回間違えて買ってしまったベアリング。

きっと何かに使えるだろうと置いておいて・・・・ちゃんとしたのを購入。

 

 

覚えました。

こういうたぐいのモーターにはシール付きの接触タイプのベアリングが必要なんですね。

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迷っていましたが、プーラーも購入。

コンパクトで安いこれです。1000円ちょい。

 

極めてシンプル。

何か引っ張るのに使えるかな?出番が一度しかないのはもったいないです。

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作業時はどうなってもいい古いデジカメを使っているんですが・・・気を付けないとぶれやすいです。こうしてバイスに固定して抜き取っていきます。

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まずは手で引っ掛けまして、モンキーレンチでくるくるっと。

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▼とれました。汚いのでやすりをつかいつつきれいにします。

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▼古いやつ。

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▼比較

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▼で、新しいのをはめこみます。

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まずはハンマーで叩き込みまして、今回ちょっと違う用途で偶然購入した、内径14mmの小さな筒があったので、これをあてて叩き込みました。

 

▼完成

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▼もう片方も同じように抜き取り・・・比較

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もう片方は、ベアリングの位置が深いので、禁断の?方法です。

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Fクランプで締め上げたり、アングルを当てて慎重に少しずつ叩き込んで、なんとか完成。内径14mmか15mmのパイプを買ってくるのが手っ取り早いですね。

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▼モーターを組み上げます。・・・???

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▼先ほども登場した内径14mm外径16mmの小さな筒。

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▼サスペンションカラーだそうです。

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▼このようにはめ込みます。

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ぴったりサイズで、軽く叩き込んでアロンアルファで軽く固定します。

アロンアルファやそれ系の接着剤であれば、取り外す時に叩いてやれば取り外すことができます。

 

なぜこんなものをつけたかというと・・・・

▼これです。

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シャフトホルダ」というそうです。

名前からすると、棒(シャフト)を床等に固定するためのもののようです。

 

 

汎用のモーターでベルトサンダーを作る時に一番の問題が、回転をどう伝えるか?でした。回転するモーターのシャフト(約14mm)に、サンドペーパーを引っ掛けるローラーをどう取り付けるかが知識のない素人にはわかりませんでした。

 

プーリーを使ってベルトで駆動するのが最も一般的なようですが、ベルト駆動の為の場所を取られます。出来ればモーターのシャフトに直結したいです。

次にモーターのシャフトに別の棒状のものを接続できる「カップリング」という製品があることを知りました。モノタロウのカテゴリーでいうとベアリング/機械部品/キャスターベアリング・伝導機器カップリング/ジョイントカップリングです。

(リンク:カップリング 【通販モノタロウ】カップリング/ジョイント:ベアリング/機械部品/キャスター

しかし、連結できるのはモーターのシャフトとほぼ変わらないサイズのものだけです。そして、連結した棒にサンドペーパーをかけるローラーをどう取り付けるか?という問題もあります。中心に精度よく太い穴をあけるのはボール盤が最低でも必要になります。数多くの製品があり、多少の軸ブレを吸収してくれるものもあったり本格的です。もちろん高め。

 

続いて見つけたのが、僕が購入したシャフトホルダです。

モノタロウのカテゴリーで言うとベアリング/機械部品/キャスター機械部品シャフトホルダです。

(リンク:シャフトホルダ 【通販モノタロウ】機械部品:ベアリング/機械部品/キャスター

これはもちろん、モーターのシャフトに取り付けるものではないので自己責任となります。また、僕が購入した100V200Wの単相誘導モーターのシャフト(14mm)に合うものも見つからず、16mmを購入しました。

 

シャフトホルダは、棒を入れる円柱部分に2方向からイモネジがとりつけられており、棒を固定できます。

▼イモネジの代わりに蝶ネジを入れてみた図

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これを使って、ローラー(太い木の棒)の木口に4か所ネジどめしようという魂胆です。うまく中心が出せるかわかりませんが、もう一方のローラーで調整すれば良いし、そこまで高い精度はいらないかなと考えています。

 

 

 

で、取り付け場所は高剛性かつ防振対策もされた糸鋸盤スタンドの横の空き地を予定しています。最初からこのためにスペースを空けていました。

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糸鋸盤のスタンド制作 その2 設置編

先日制作をおおよそ終えていた糸鋸盤のスタンド?設置台?を設置します。

 

先日の記事はこちら。

diy-kagu.hatenablog.com

 

 

▼完成形。

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▼あ、ボンド垂れてる(^^;

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600mm*600mmの針葉樹合板を天面と底面にし、脚でつないだだけです。

底面にはゴム足がついています。

 

▼設置場所はここ

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作業部屋には全面マットが敷いてあります。

スタンドの底面に取り付けたゴム足を機能させるためにも下に針葉樹合板を敷くことにしました。

 

ちなみにゴム足といっているのはこれです。

フートマウント|製品情報|倉敷化工株式会社

 

 

▼下に敷く合板には、粘着性がある耐震マットを貼り付け。

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テレビの下とかにつけるやつです。

床(マット)に合板を置いただけでは、振動でずれてくると思いますのでこれで対策。

これを買うと案外高いんですが、100均にあるのでおすすめです。

 

 

▼設置しました。ずれません。

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糸鋸盤をおいてみます。

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すると・・・・、やはり予想していた通り、糸鋸盤の取り付け穴につけた防振ゴムが柔らかすぎます。こちらも倉敷の防振ゴムで、糸鋸盤の固定穴に取り付け可能なM5サイズではこれしかありませんでした。ゴム硬度が45か50くらいだったと思うので、もっと硬くて太いやつを探すと良さそうです。

ということで、今回はこちらの防振ゴムは諦めることにします。

 

 

糸鋸盤には純正付属の丸いゴムマットが貼り付けられています。敷物は本来不要ですが、いくつか手持ちを試してみることにします。

 

▼まずは床にも敷いているマット。防振ゴムを立てて、振動の具合を見ています。

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▼更に繊細に見る為にも細いボルトを床に立てています。

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このジョイントマットを使うと、スタンド天面の揺れはそこそこ、底面の揺れは小さめ、床面の揺れは皆無です。

 

 

▼次に作業台の足元に敷いているヨガマットの切れ端。

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これでは床まで揺れが伝わります。

細いボルトが、倒れるほどではないですが小刻みに揺れています。

 

▼最後に本命の筋入りの防振ゴム。

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意外なことにヨガマットと変わりません。

こちらの防振ゴムはかなり硬めですから、20kgにも満たない家庭用の糸鋸盤の底面全体に敷くにはスペック過剰。不適当ですね。

 

 

▼最後に最も効果のあったジョイントマットを2枚重ね。

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こうすると全体の安定感が損なわれるのか、ヨガマットや筋入り防振ゴムよりヒドイ結果に。

 

 

最終的には、糸鋸盤をボルトで固定してみないと振動の具合は確かめられませんが、とりあえずジョイントマットを敷いてボルトでスタンド天面に固定しようと思います。

 

 

 

▼手持ちのM5ボルトでは長さが足りず、また持ち越し。。。。

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M5の50~60mmくらいが必要かな。

エアポンプにON/OFFスイッチを取り付け

水槽用の機器にはスイッチがついておらず、電源プラグの抜き差しでON/OFFを切り替える製品がとても多いです。今時スイッチをつけても価格差は僅少だと思いますが・・・、アクアリウム用品はほぼすべての製品に競合があり、また価格帯が低いためにそれすらも躊躇ってしまうんでしょうか。

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確かに頻繁にON/OFFはしないかもしれないけれど、欲しい人もいる気がします。水回りで使うから、スイッチだけOFFにして安心しないように、的な発想なのかとも思いましたが、スイッチ付き製品もあるし、アクアリウム用品を除けば水回りで使う製品でもスイッチがついていることは珍しくありません。

ということで、理由は定かではありませんが、スイッチを取り付けます。
今回はON/OFFさえできれば良く、見た目も機能性も不要です。一番安いものを探しましたが、こちらがたぶん最安っぽいです。

5個入りで144円。送料無料。

 

一般人が国内でこの価格で手に入れられるわけです。メーカーが大量調達したらどうなるでしょう。

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例えばテトラや無名メーカーが出しているデジタル水温計。
500円~1000円で販売されています。大体同じ形をしていますが、それのベースとなっていると思われる同じような製品が、ebayやalibabaでは1個100円以下で一般人でも購入できます。メーカーが直接調達すれば更に安くなるわけです。

 

 



そんな話は置いておいて、取り付けは簡単。
スイッチをパカリと開きます。

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コードを切断して被膜を剥きます。
切断するのは片方だけで構いませんが、考えなしに作業していて両方切っちゃいました(^^;


片方をスイッチに取り付け、スイッチの端子をラジオペンチでちょいっとかしめます。

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念のためはんだ付け。

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余分に切っちゃったもう片方もつないで。

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あ、長さ調整するの忘れた。

 


まあ構いません。


これで完成です。

これで簡単にエアポンプのスイッチをON/OFFできます。
エアポンプは基本的に不在時に動かしてるんですが、たまーに在宅していると、うるさくて止めたくなるんだけど、プラグを抜くのは固くてやりづらかったんです。

【アクアリウム】水中ポンプ詰まりすぎ!原因と対策は?

手軽に使える水中ポンプ方式のフィルター。

投げ込み式、外掛け式、一部の外部フィルターなど多くのろ過機に採用されています。

 

しかし、その欠点としてポンプの詰まりが起きやすいです。

 

我が家では、メイン水槽のフィルターにはGEX メガパワー2045GEX スリムフィルターLを使用しています。

GEX スリムフィルターLは外掛けフィルターですので、当然水中ポンプ式なのですが、GEX メガパワー2045は外部フィルターであるのにも関わらず水中ポンプ式です。


これらのろ過機には満足していたのですが、最近詰まりによる流量低下が頻発していました。

我が家のタンクデータと詰まりの状況

まず始めに、詰まりが発生している我が家の水槽のデータを乗せておきます。

水槽は40cm水槽で、フィルターは先述の通りスリムフィルターLとメガパワー2045です。

 

問題はやや過密な生体と水草です。

  • シマドジョウ2匹
  • ゴールデンハニードワーフグラミー3匹
  • オトシンクルス1匹
  • レッドチェリーシュリンプ20匹~30匹
  • 石巻貝5~10匹
  • ハイグロフィラナンセアン、ハイグロフィラポリスペルマ、ウォーターウィステリアが水槽の半分以上を占めるぐらい繁殖
  • バリスネリアナナがそこら中にぽつぽつ
  • ウィローモスがうじゃうじゃ

水草が繁殖しすぎて、ジャングルのようになっています。

 

餌はテトラフィンとコリドラスタブレットで、たまに冷凍のブラインシュリンプを与えています。

食いつきはいいのですが、グラミーはエサ取りが下手だし、ドジョウもへたくそなので、ちらかして食べきれていない分がそこそこあります。

餌を絞ると餌を見つけられないし、困ったものです。


こんな状態で使用していると、特にメガパワー2045は1週間も持たずに水量が滴る程度になってしまいます。

メガパワー2045ほどつまりの心配がなさそうなスリムフィルターLも、どんどん水量が減って、2週間程度でちょろちょろに。

あまりにも流量が乏しいと、ろ過能力が低下します。

あまりに頻繁にメンテナンスを行うとバクテリアが減ってしまいます。

原因と対策

①ろ材が細かすぎる

ろ材が細かすぎると汚れが詰まりやすく、流量が低下する原因になります。

また、ばくだま(下図)や小粒の溶岩石のような極端に小さなろ材を使うと、汚れが全くなくとも流量が極端に低下する場合があります。

ろ材を大きめのリングろ材などに変更してみると改善します。

②濾過槽内の流れの偏りがある

複数のろ材を混ぜている場合や、水の流れに合ったろ材の配置をしていない場合には、濾過槽内の流れに偏りが出ます。

偏りが出ると、濾過槽内の汚れに偏りが見られ始めます。

複数のろ材を混ぜる、いわゆる「ミックスろ材」は偏りの原因になるため避けてください。

また、基本的にメーカーの推奨するろ材の配置に従ってください。

バスケットがある場合にはバスケットを使用し、ない場合も流れに対して直角になるように配置してください。

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③ポンプに汚れが詰まっている

水中ポンプ方式のフィルターは、ポンプの前に簡単なストレーナーやスポンジがあるだけです。

つまり、比較的ポンプが汚れやすいです。

ポンプを掃除して汚れがある場合や、掃除をすると流量が劇的に改善する場合にはこれが原因です。

 

水槽内の生体が多い場合や、水草が多い場合には汚れが多く出ます。

大抵はポンプに汚れが溜まる前に、濾過槽内に汚れが溜まりますが濾過槽容量に余裕がある場合には、先にポンプの汚れが溜まります。

ストレーナーに被せるスポンジを細目のものに変えてみてください。

④ウール・スポンジが詰まっている

濾過槽に必ずと言っていいほど入れるウールやスポンジ類は、ろ材がキャッチできない細かい汚れをキャッチする役割があります。

長くフィルターが稼働しているとウールやスポンジが目詰まりして流量の低下につながります。

ただし、頻繁に目詰まりする場合には他の原因の可能性があります。

 

ウールやスポンジを濾過槽の手前側に配置している場合は、短期間で目詰まりする場合があります。

ろ材の並び順は基本的に以下のようにしてみてください。

粗目スポンジ → 各種ろ材を大きなものから → ウールや細目スポンジ

⑤揚程が高すぎる

ポンプの位置と濾過槽や水を引き上げる頂点の位置の高低差があると、ポンプの性能が発揮できず流量が低下します。

しかし、これが原因の場合には常に流量が低い状態が続きます。

私の場合

ろ材を大きなリングろ材に変えてみましたが、効果はありません。

ウールやスポンジを撤去しても効果がありません。

ポンプ手前の、吸水部のスポンジを撤去すると僅かに改善するも効果ありません。

 

次に、詰まりの物理的な原因に注目しました。

掃除をするとホースや給排水パイプ、濾過槽内など各部に、ヘドロのような汚れがこびりついています。

やや繊維質なヘドロは水草の残骸、細かな汚れは生体の死骸や食べ残しなどでしょう。

 

つまり、単純にろ過能力が不足しているということです。

ろ過能力不足の対策

 

いずれの原因と対策も効果を発揮せず、ろ過能力が不足していることがわかりました。

 

そこで、よりパワフルなフィルターを購入することにしました。

候補としては以下3モデルです。

エーハイム500

定番です。

機能的には最小限であり、最近の製品にあるような便利な機能はありません。

また、見た目が悪い点が欠点です。


テトラ バリューEXフィルター VX-60

背が低いのがポイントです。

我が家の水槽台は、フィルターの収納スペースの高さがないため背が低いのは嬉しいです。

しかし、見た目がイマイチです。

あまり使っている人も見かけません。


コトブキ SV450X

他2点より多少割高ですが、機能性や安心感では圧倒的です。

見た目も一番マシで、間違いなく一番使いやすいでしょう。

今使っているパワーボックス45の後継モデルです。


値段と性能だけで考えると、エーハイム500で決まりです。
しかし、見た目や機能性、メーカーの好みなどを考えるとコトブキです。
利用環境に合ったのはテトラ。

 

追記

迷っていましたが、最終的に「寿工芸 パワーボックス SV450X」を選択しました。

 

導入とレビューはこちら。

diy-kagu.hatenablog.com

見た目が嫌だといっていたエーハイムも買っちゃいました(事故)

diy-kagu.hatenablog.com

糸鋸盤のスタンド制作 その1

糸鋸盤を設置する台を制作します。

 

天板は針葉樹合板を2枚張り合わせます。

杉のデッキ材を足にして、更に底面に針葉樹合板を1枚。

 

▼脚

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ボンドで固定し、裏返して・・・。

 

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ネジ打ち。

底面も同じようにつけたらば、ゴム足。

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M8ボルト付きです。

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固定して、完成。

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ちょっと作業部屋が汚すぎて、取り付けはまた今度(^^;

 

 

 

続き

diy-kagu.hatenablog.com

中古の糸鋸盤を徹底メンテナンス

先日簡単に掃除しました、中古で購入したAF-F22という旭工機の糸鋸盤をメンテナンスしていきます。

 

まずはこれ。

モノタロウのノブで30円で1個から買えます。

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ホームセンターにも同じようなのはありますが。

 

 

手持ちのボルトをセットして、ふたをすればボルト付きのノブに早変わり。

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どこに使うかというと、ここです。

糸鋸刃の固定部です。

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元は蝶ネジが付いていて、不便というほどではないですが、指が痛かったので交換しました。M6です。

 

 

下部にも固定用の蝶ネジがありますので。

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交換。

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続いて、こんなものを買いました。

防振ゴムです。

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大きいのは床との設置面、小さいのは糸鋸盤に取り付けます。

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小さいものは・・・・。ちょっと非力すぎですね。これでは無駄な振動が増えそう。

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糸鋸盤のネジ穴がM5サイズだったので、M5用の防振ゴムを購入しましたが小さいし、ゴムも柔らかすぎます。おとなしく敷物を使うべきかな。

 

 

続いて・・・・とりあえず片っ端からばらしていきましょう。

まずは吊り上げユニットにある六角ボルトを外してみます。

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吊り上げユニットの中身。

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かなり汚れています。

オイルが完全に固まっていて、しばらく使っていなかったことがわかります。騒音にも影響しそう。バネのへたりと騒音対策を兼ねて、車のサスペンションで使われるような、スプリング下に樹脂系のシートを敷こうかとも思いましたが・・・・。

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とりあえず綺麗に掃除して、メーカーが推奨する通りに車のエンジンオイルを塗布しました。贅沢にもカストロールEDGE 5W-40です。オイルを塗布した部分と隣接しているので悩んだのですが、スプリングの当り面にはグリスを。

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ついでにばらした部分はみんな掃除します。

 

 

なにやらこちらも外せそうなことに気が付きました。汚れが詰まってわからなかったのですが、こちらもイモネジっぽい。

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外せました。

吊り上げユニットごと外せました。最初からこうすれば良かった(^^;

吊り上げユニットは、イモネジで固定されているだけなんですね。

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これで吊り上げユニットを糸鋸刃の長さに合わせて上下させて調整するんでしょうか・・・?

 

 

ここの、刃の押さえやガイドレールの上にはゴムクッションが挟まっています。

ここも騒音に影響しそう。

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とっても汚かったアクリルのガードを掃除して、外れていたエアの吹き出し口も取り付けました。

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取り付け部も汚いのでお掃除。

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続いて作業台です。

ここがぺらぺらだと振動して騒音がでるらしいので、裏に何か対策でも・・・と思い取り外しましたが。

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がっちりしています。

流石旭工機?あるいは古いから?

 

 

ただ、作業台はこちらの写真にある通り横方向に2点で支持されるだけで、後は浮いています。

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あまり意味があるかどうかはわかりませんが、テレビの下などに敷く粘着耐震シート?みたいなやつを取り付けました。

 

 

更に分解します。

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クランクと下のバネ。

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ここら辺は下手にばらすとバランスを崩したり問題がでそうなので、出来るだけ掃除をして、エンジンオイルを注します。少しクランキングさせながら注油していくと、はっきりと静かになっていくのがわかります。

 

 

続いてモーター周りを囲うカバーです。

樹脂製。

接地面にはスポンジがついていますが、完全にへたっています。

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エプトシーラーのようなものだと思いますが、手持ちがなかったのでこれで・・・。

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ちょっと雑ですが、十分でしょう。

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こっちにもスポンジがあったので張り替えます。

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全体を取り付けなおし。

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ここも安定感が増したかな?

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続いて台作りに続きます。

作業台に載せると作業台が使いづらくなってしまうため、別に台を作ることに決めました。先日買った針葉樹合板とOSBの余りがあるので、適当かつ高剛性に作りたいです。

足には最初にあげたゴム足をつけて・・・。

弱肉強食の水草ストック水槽に稚エビが!

水草ストック水槽が明るくなりました。

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どうやら、左部を占めるハイグロフィラポリスペルマやハイグロフィラナンセアン、グリーンロタラなどを除いて、中央より右の赤いやつらやピンナファティフィダはここ最近成長がぴたりと止まっていました。

原因ははっきりしていて、光量が落ちたことです。

ライトをリフトアップした上、さらに水槽のフタをガラスから鉢底ネット(黒いあみあみ)にしたため、ダブルで光量が落ちていました。どちらも高水温対策のためでした。

 

 

しかし、対策を半分諦めてこんな風にしてみました。

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まずは光量を大きくさせる原因のリフトアップをやめ、鉢底ネットからガラスふたへ戻しました。光量のある2灯式のライトを中央に添え、前後に斜めに立てかけるようにもうひとつのライトとガラスフタを設置しています。

 

これで風の通る隙間を確保しつつ、光量もほぼ理想的といえるレベルです。

風の通り道は減り、ライトが水に近づいたため、高水温の問題はありますが、ちょっと考えたいです。暑い日はエアコンをつけて、それ以外はエアレーションやライトの設置位置を調整したり・・・。なんとか光量を落とさずに高水温対策をしたいところです。

 

 

 

で、写真を取り損ねたのですが、いまいちこの水槽では成長が鈍く、こけが付きがちで見た目が悪いウォーターウィステリアとマツモを撤去し、バケツに移しました。一応取っておきます。水槽の右端のあたりですね。

 

根張りは良く、土が多少舞い上がったのですが、驚いたことに小さなエビが何匹も出てきました。ミナミヌマエビが抱卵していることにはしばらく前に気が付いていたのですが、まさか生まれて、しかも生き残っているとは・・・。根元に隠れ潜んでいたようです。

この水槽にはたくさんのゼブラダニオやトーマシーがいて、とても稚エビは生き残れないと思っていましたが、数の勝利?鬱蒼と生い茂る水草のお陰?

 

そして、隠れ潜んでいたあたりにはフィルターの吸い口があり、吸い口は粗い樹脂のストレーナです。これは稚エビが吸われているはずだと思い、フィルターを掃除してみました。

 

はい。

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この水槽では、過去にあれこれやって、結果としてフィルターの吸水部は粗いエーハイムのストレーナ。ろ材も粗目で最後に心ばかりの薄くスライスしたスポンジがあるだけです。全体的に通水性重視で物理濾過はあまり考慮されていません。

こんな粗々システムにしたのが1か月くらい前??

果たして中がどうなっているのか開けてみると、案外きれいなもんですね。

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細かい草の切れ端が入るのは全くOK。なんならそのまま水槽に戻っても良いくらい。

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で、まったく写真では写せなかったのですが、案の定エビがいました。

3匹、1cmくらい。

この大きさからして、生まれてしばらく経っていますね。1か月は経っていないかな?

 

 

水槽に戻す時に、案の定ゼブラダニオやトーマシーにつつかれまくっていましたが、なんとか生き残ってほしいものです。

グラミーの泡巣?と最近の水槽

ふと水槽を見ると、何やら泡が。

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なんだか、こいつが頑張って巣作りしているようです。

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厄介な場所に・・・。これじゃあフィルター掃除ができない。

 

 

最近は、ジャングル化してきた水槽の唯一の空き地にみんなで集まっていることがあります。不思議。

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エビの数がすごいなぁ。

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▼最近のジャングル化しているメイン水槽。

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底はスドーのボトムサンド。照明はコトブキのフラットLED3545。CO2添加はしていないのに、妙によく育ってます。

 

こちらはトリミング間もない水草ストック水槽。

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