中古の糸鋸盤を徹底メンテナンス
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
先日簡単に掃除しました、中古で購入したAF-F22という旭工機の糸鋸盤をメンテナンスしていきます。
まずはこれ。
モノタロウのノブで30円で1個から買えます。
ホームセンターにも同じようなのはありますが。
手持ちのボルトをセットして、ふたをすればボルト付きのノブに早変わり。
どこに使うかというと、ここです。
糸鋸刃の固定部です。
元は蝶ネジが付いていて、不便というほどではないですが、指が痛かったので交換しました。M6です。
下部にも固定用の蝶ネジがありますので。
交換。
続いて、こんなものを買いました。
防振ゴムです。
大きいのは床との設置面、小さいのは糸鋸盤に取り付けます。
小さいものは・・・・。ちょっと非力すぎですね。これでは無駄な振動が増えそう。
糸鋸盤のネジ穴がM5サイズだったので、M5用の防振ゴムを購入しましたが小さいし、ゴムも柔らかすぎます。おとなしく敷物を使うべきかな。
続いて・・・・とりあえず片っ端からばらしていきましょう。
まずは吊り上げユニットにある六角ボルトを外してみます。
吊り上げユニットの中身。
かなり汚れています。
オイルが完全に固まっていて、しばらく使っていなかったことがわかります。騒音にも影響しそう。バネのへたりと騒音対策を兼ねて、車のサスペンションで使われるような、スプリング下に樹脂系のシートを敷こうかとも思いましたが・・・・。
とりあえず綺麗に掃除して、メーカーが推奨する通りに車のエンジンオイルを塗布しました。贅沢にもカストロールEDGE 5W-40です。オイルを塗布した部分と隣接しているので悩んだのですが、スプリングの当り面にはグリスを。
ついでにばらした部分はみんな掃除します。
なにやらこちらも外せそうなことに気が付きました。汚れが詰まってわからなかったのですが、こちらもイモネジっぽい。
外せました。
吊り上げユニットごと外せました。最初からこうすれば良かった(^^;
吊り上げユニットは、イモネジで固定されているだけなんですね。
これで吊り上げユニットを糸鋸刃の長さに合わせて上下させて調整するんでしょうか・・・?
ここの、刃の押さえやガイドレールの上にはゴムクッションが挟まっています。
ここも騒音に影響しそう。
とっても汚かったアクリルのガードを掃除して、外れていたエアの吹き出し口も取り付けました。
取り付け部も汚いのでお掃除。
続いて作業台です。
ここがぺらぺらだと振動して騒音がでるらしいので、裏に何か対策でも・・・と思い取り外しましたが。
がっちりしています。
流石旭工機?あるいは古いから?
ただ、作業台はこちらの写真にある通り横方向に2点で支持されるだけで、後は浮いています。
あまり意味があるかどうかはわかりませんが、テレビの下などに敷く粘着耐震シート?みたいなやつを取り付けました。
更に分解します。
クランクと下のバネ。
ここら辺は下手にばらすとバランスを崩したり問題がでそうなので、出来るだけ掃除をして、エンジンオイルを注します。少しクランキングさせながら注油していくと、はっきりと静かになっていくのがわかります。
続いてモーター周りを囲うカバーです。
樹脂製。
接地面にはスポンジがついていますが、完全にへたっています。
エプトシーラーのようなものだと思いますが、手持ちがなかったのでこれで・・・。
ちょっと雑ですが、十分でしょう。
こっちにもスポンジがあったので張り替えます。
全体を取り付けなおし。
ここも安定感が増したかな?
続いて台作りに続きます。
作業台に載せると作業台が使いづらくなってしまうため、別に台を作ることに決めました。先日買った針葉樹合板とOSBの余りがあるので、適当かつ高剛性に作りたいです。
足には最初にあげたゴム足をつけて・・・。