2019年12月13日
「オトシンクルス繁殖計画」と題して、オトシンクルスの繁殖に挑戦しています。
対象となる生体は、チャームで購入したオトシンクルスで購入後1~2年ほど飼育しています。全部で4匹います。オスメスの区別もつきませんが、何はともあれ隔離して試行錯誤を始めてみることにしました。
現在の繁殖計画の方針は以下の通りです。
- 水温は26度固定
- phは弱酸性から中性を維持（6.8～7.5）
- 少々の水草を設置
- 底床はなし
- 食いつきの良い餌を1日3回与える（冷凍アカムシ等の高たんぱくな餌）
- 週に1回50%の水替え
手っ取り早く繁殖のコツを知りたい方はこちら：繁殖の難しい淡水熱帯魚を繁殖させる6つのポイント
「オトシンクルス繁殖計画」は記録を怠って途中で途切れてしまいましたが、この6つのポイントを守ることで繁殖成功しました。
調べていく中でわかったこととして、繁殖が難しいといわれる種も含めた多くの熱帯魚はこの6つのポイントを守ることで繁殖が可能であるということです。
是非チェックしてみてください。
前回のおさらい
前回は様々な餌を使いつつも餌付けに難航していることをお伝えしました。
実は現在も難航しています。
餌を何時間も放置すると、たまに口にしてくれるようになったのですが、餌をやってすぐ食いつくということは残念ながらありません。
前回の記事：【オトシンクルス繁殖計画#4】初めての大量換水と難しい餌付け
難航する餌付けと線虫大量発生
前回に引き続き、餌付けに難航しています。
先述の通り、餌をやってから何時間も放置すると、たまに餌を口にしてくれているようです。とにかくオトシンクルスの繁殖には高タンパクな餌をたくさん食べてもらうことが重要です。
出来れば冷凍アカムシを食べてくれると嬉しいです。
そのため、しばらくは冷凍アカムシをやって放置するようにしていました。
日によっては1晩放置することもありました。
その結果としては、当然ながら線虫（水ミミズ？）が大量に発生することになりました。
もちろんこの線虫は見た目が悪いものの害があるわけではありません。
コケは十分に生えているので、無理に赤虫や人工餌を与える必要はありません。しかし、高タンパクな赤虫や人工餌をなんとか食べてほしい・・・。
どうするか悩んでいますが、当面は頻度を下げて餌を長時間放置することにしたいです。
また、ガラス面のコケはあえて放置していましたが、これを取り除くと餌がなくなった人工餌を食べてくれるかもしれません。
掃除と大量換水
また1週間経過しましたので、掃除と50%の大量換水を行いました。
普段からゴミ取りと水の補充はしています。
掃除は前後面のコケだけを取り、左右面のコケは残しています。
人工餌を食べない場合でも飢え死にしないようにとコケを出来るだけ残していましたが、これが餌付けを難航させている原因かもしれません。コケを完全に取るかどうかは決めきれていません。
オトシンクルスは元気そうです。
いつもスポンジフィルターの裏に隠れています。
寿命
ふと思いついたのが寿命です。
一般的にオトシンクルスは3年ほど生きるとされています。
我が家のオトシンクルスは十分に成長した状態で我が家に届き、それから2年くらいは生きながらえています。
これを考えるとそろそろ寿命がきてもおかしくありません。
まだ寿命がこないにしろ、老齢であることに変わりはありません。
もしかするともう少し若い個体の方が繁殖しやすいのかもしれません。
