タイトルの通りです。
少々衝撃でした。ずっとXXLのヘルメットを使用してきたのに、バイク用品店の店員さんにみてもらったところ、Lサイズが適正サイズでした。
ちょっと大きいかな?スポンジ買おうかな?って思ってたけど、それどころじゃなかった。
私がバイクを購入する前にヘルメットを買う時、こちらの動画を参考にしました。
動画の内容は決して間違っているとは言いませんが、ヘルメットを使ったことがない初心者にはなかなか難しいところだと感じました。
ヘルメットのサイズは頭囲で示されます。
Mな57cm、Lなら59cmといった感じです。私は当時、どこかのヘルメットメーカーのWebサイトにある頭囲の測り方を参考に、頭囲を測ってみました。結果は61cmくらいでした。家族の手を借りつつ測ったわけですが、私も家族もヘルメットなんて被ったことがありません。おそらく測り方が正しくなかったんでしょう。
私が最初に選んだヘルメットはSHOEI製です。SHOEIではXLサイズで61cmとなっています。実際に店舗で被ってみたところ、とてもきつく感じます。「流石にこのきつさはないだろう」と思いました。これが勘違いでした。
そうして上記動画の内容も頭に残っていたので、XXLを選択することにしたのです。
XXLを使った感想
そうして初めてのヘルメットで最初に走ったのは教習所です。
そうです。教習が始まる前にヘルメットを買っていたのです。教習中も「少しきつい感じもあるけど丁度良いかな」と思っていました。教官からも何も言われませんでしたし、サイズ選択は間違ってなかったんだと判断しました。
ただ、一部緩い部分もあったため、それはヘルメット内に貼り付けるスポンジシールのような商品で対応しました。
免許取得後もヘルメットを使い続けますが、段々とヘルメットの着脱に慣れてくるうちに、メガネをしたままでも余裕で着脱できるようになってきました。
XXLのまま半年経過
そうして半年ほど経ったのですが、どうにもバイクで出かけると首や肩が疲れることが気になり始めます。バイクの問題かとも思いましたが、私が最近参考にさせて頂いているMOTOBASICさん(下記)の動画を見ていると「数時間乗っているが疲れない」というような表現がしばしば見られます。
私のST250 E typeは、私の体格からすると小振りで窮屈な面もありますが、決して乗っていて疲れやすいバイクでないことは、なんとなくわかります。姿勢も楽な部類でしょう。ここで初めて、何かおかしいと気が付きます。
そして、ヘルメットに慣れてくるにしたがって気になることが大きかったヘルメットのズレと結びついて、まさかヘルメットのサイズがあっていないんじゃないか?という疑念が生まれました。
ヘルメットのズレは、ヘルメットをかぶって屈んだりしたときに、ヘルメットがずれてしまうのです。だから、ヘルメットの装着中は屈むことがないように気を付けていました。それでもここまで大きすぎると判断できなかったのは、偏にヘルメットの被り心地を知らなかった故でした。
ヘルメットって頭と顔を抑えつけるものなんだ
そうして先日ヘルメット用品店に足を運びました。
主要なメーカーのフィッティング可能店舗として指定されているお店です。高知県にすらあるので、おそらく全国の都道府県にそうした店舗が複数存在しているでしょう。
早速ヘルメットを手に取って装着してみます。今回は、先ほど紹介したMOTOBASICさんがよく装着していて、良い評価を与えているOGK Kabuto EXCEEDが狙いでした。
OGK KABUTO EXCEED フラットブラック の商品ページを開く
価格も2万円台と手ごろで、ジェットタイプでは見た目もなかなか良好です。残念なポイントを挙げるとすれば、OGK Kabutoのメーカーロゴが格好悪いことくらいです。
まずはXLを試着してみます。
きついです。当然、メガネをかけながらの着脱などできません。頭全体がぐっと押される圧迫感があります。
更に、念のためLを試着してみます。
これはそもそも入らないんじゃないか?なんて思いつつ装着すると、意外と入ります。XLに増して、頭全体が抑えつけられ、更に頬の圧迫感が強いです。XLよりきついです。
店員さんにフィッティングを頼む
ここで都合よく店員さん登場。
平日昼間に行った甲斐があって、ガラガラでゆっくり相談できました。
まずはXLだとちょっときつくて、Lだとかなりきついことを伝えると、Lを装着してみるように言われます。言われるがままにLを装着し、ささっといくつかチェックすると・・・
「Lでピッタリですね」
ショックとともに、疑念が確信に変わります。やっぱりXXLでかすぎたんだ。
僕は頭がでかい方だと思っています。そもそも体格もでかいです。だからまさかLサイズが適正だとは思いもよりませんでした。
頭全体がぎゅっと柔らかいヘルメットの内装で圧迫されるくらいが適正みたいです。
ヘルメットの装着感がそういうものだって、ヘルメット素人の私は今まで知りませんでした。
おすすめの適正サイズチェック方法
そうして傷心(?)のまま、OGK Kabuto EXCEED フラットブラックを購入。こんな状態で帰ってきました。赤い袋はヘルメット本体、ピンクの袋はヘルメットの箱です。
その後、店員さんに聞いてみると、一番簡単なチェック方法は以下の手順とのことでした。
- ヘルメットをかぶる
- 手をヘルメット後方に回して、ヘルメットを前方にぐっと押し込む
- ヘルメットとおでこの間に指を入れる
- 指がぎりぎり入る隙間があればOK、余裕で入ったら大きすぎ、入らなかったらきつすぎ。
これを最初に知りたかった。
やっぱり初心者はおとなしく専門家に相談しておくべきだった・・・。