先日、GEX e-AIR 6000WBの静音化(騒音低減)に成功して気を良くし、とにかくうるさいニチドウ ノンノイズS-200も静音化を施してみることにしました。分解すると、そのうるさい原因がわかった気がします。
▼静音化に成功した記事
これがニチドウ ノンノイズS-200の中身です。
ニチドウ ノンノイズシリーズの説明によると
サイレントボックスを内蔵した消音エアーポンプ
とのことですが・・・サイレントボックスってどれのこと??
こうしてみると、振動(騒音)を発生させる本体の振動部が、完全に筐体に密着してボルト留めされています。
同様に天面もこの2つの突起が筐体(天面)に直接密着しています。
つまり、筐体を含めたこの製品全体が振動を発生させているのと同じことです。
先日のGEX e-AIR 6000WBの静音化では、本体と筐体のマウントをゴムに変更したことが一つの大きなポイントでしたが、それと真逆のことをニチドウ ノンノイズはしているわけです。
また、GEX e-AIR 6000WBのような比較的大型で、吐出口が2口あるタイプのエアポンプでは、振動部が左右対称ですが、小型のエアポンプでは片側しかありませんから、若干不安定で振動を増やしてしまう要因になっていそうです。
一方で、更に小型なのに静かなGEX e-AIR1000を見てみましょう。
分解すると、振動の支点になる鉄板の根本が、エアポンプのゴム自体に取り付けられています。これは振動が抑えられて静かになるのも頷けます。