【お家の虫対策】網戸の使い方ひとつで虫の侵入が防げる!
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2020年1月11日
網戸の正しい使い方を知っていますか?
網戸の使い方を誤ると、虫が簡単に侵入してしまいます。
網戸の正しい使い方を知らずに虫に困っている方が多くいらっしゃいます。
蚊・ハエ・蛾・ゴキブリなど、多くの虫は窓やドアの開け閉め、あるいは出入りする人にくっ付いて侵入してきます。
その他にも、網戸を多用する人であれば網戸の隙間やその使い方によって虫の侵入度合いが激変します。
正しい使い方と虫が侵入する原因を解説していきます。
網戸の正しい使い方を覚えて虫の侵入を防ごう
一般的な住宅の広い窓として採用されるのが、以下のような「引き違い窓」と呼ばれる横にスライドするタイプの窓です。
大抵は網戸がセットでついてきて、左右の窓と網戸の3つのパーツが稼働するようになっています。
実はこの引き違い窓の網戸には正しい位置が存在します。
左右どちらで使用しても良いわけではありません。
そして、正しい位置で網戸を使用しないと、大きな隙間が空いて虫が侵入しやすくなってしまいます。
網戸は向かって右側固定
一般的に使用される、室内から見て右側の窓に鍵が取り付けられている引き違い窓の場合、網戸は向かって右側で使用します。
非常にシンプルな模式図ですが、下図のような状態で使用します。窓を閉めている時も網戸は右側にすると望ましいです。
窓は全開にする
次に窓は全開にする方が、構造上隙間が生まれず虫の侵入を防ぐことができます。
以下の図では網戸を右側にして窓を開けた状態を示しています。
赤くポイントした部分に隙間が生まれそうですが、ここには対策が施してあります。
ふさふさした毛のようなものが備わっているのを見たことがある人も多いはずです。
ここから虫が浸入する可能性は低いです。
ただし、このふさふさした毛がすかすかになってしまっていては効果が激減します。
後述する方法で、このふさふさを増毛することができます。
網戸を左側にするとこうなる
これは網戸を左側にした場合の模式図です。
右側の窓は外に面しているため、ここ(赤い部分)に虫が付着している可能性があります。
そのまま窓を開けてしまうとどうでしょうか。
網戸と窓の隙間は先述したふさふさした毛で隙間が埋められていますが、窓同士の隙間は埋まっていないばかりか、かなり広い隙間が空いています。
網戸の使い方まとめ
以上3点をまとめると、「網戸は常に右側に固定して、窓は右側だけ開閉する」ということになります。
もちろん虫の侵入を抑えたいのであれば、24時間換気+冷暖房を使用すべきです。
しかし、どうしても窓を開けて外気を取り入れたいという場合には、「網戸は常に右側に固定して、窓は右側だけ開閉する」という原則を守って虫の侵入をできるだけ抑えてみましょう。
網戸の隙間対策
さて、ここまで説明した通り、網戸は正しく使う分には隙間が生まれずに虫が侵入しないことを説明しました。
しかし、網戸の隙間は網戸に備わっている頼りないふさふさした毛に任されており、経年劣化により毛がすかすかになってしまうこともあります。
これは我が家の網戸の様子です。ふさふさが物足りませんね。
ふさふさを補充する
このふさふさ、なんと市販されています。
ホームセンターなどの隙間テープと一緒に、こうした商品が売られています。
こうした商品を貼り付けることで、ふさふさを増毛して虫の進入をより一層防ぐことができます。
その他の隙間を埋める
また、窓(正しくはサッシ)の構造によっては他にも隙間が生まれる場合があります。これは実際に窓ガラスを動かして、横から見て確かめる必要があります。
もし隙間があって、隙間を埋めると窓の開け閉めに影響する場合には先ほど紹介した毛足タイプの隙間テープを使用し、逆に影響しない場合には耐久性と密閉性に富んだ隙間テープを使用すると良いでしょう。
これは実際に3M隙間テープで隙間を塞いだ様子です。そもそも網戸を開閉する必要のない窓であれば、こうした密度の高い隙間テープで完全に隙間を埋めてしまうと良いでしょう。
網戸の目を細かくする
更に、実質的な効果は疑問が残りますが、目の細かい網戸が存在します。
通常の網戸の目の時点でかなり細かく、これの隙間から入る虫がどれほどいるかわかりません。
しかし、目の細かい網戸にすることで砂埃などをシャットアウトできる実際的な効果も見込めます。