ドリリウム

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日本車がつまらない理由は?

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欧州車かぶれは日本車を蔑むことがあるけれど、果たしてこれはなんでだろうかと考えてみると、どうにも基本的な知識がない1車好きの僕には説明がつかない。

乗ればわかるといえばそれまでだけど、少なくとも僕が3台乗り継いで試乗もたくさんしたBMWと日本車には全く違う点がある。ここではあえて日本車と一括りにしたけれど、一括りにしてもいいほど全く異なる部分があって、それは乗ればわかる。ただ、メルセデスみたいなトヨタっぽい車作りをしているメーカーの車に乗るといまいちパッとしないかもしれない。少なくとも走りを楽しむ車好きが近年のメルセデスに乗って欲しくなる車なんてない気がする。これは僕が乗った何台かの車からの推測だけど、大きくは外れていないと思う。逆にいえば走りに興味がない人にはトヨタでもメルセデスでもBMWでもきっと同じだろうと思う。そうだ、言い忘れていたけどこれは走りを楽しむ車好きの感想だから、当てはまらない車好きもたくさんいるはずだ。走りを楽しむって言っても一括りにはできなくて、例えばタイムより楽しさを優先するBMWやアストンマーチン、一部のポルシェなどを愛好する人たちもいれば、サーキットでのタイムや0-100加速のタイムが優秀な車のアクセルペダルを踏み込んで楽しむ人もいるはずだ。話を戻すけど、どうしても僕には説明のつかない点があって、それは地を這うような感覚であり、凹凸を乗り越えた時の下方向への動きだったりする。少なくとも10年以上前までのBMWにはこの動きがあった。この動きがあって、更に素晴らしいステアリングとペダルフィールがあったからこそ最強のブランドになり得たと思う。先ほど言った通りなにせ知識がないから表現が不適当かもしれないし、なぜそうなるかもわかっていない。けれども日本車は軽自動車でもクラウンでもインプレッサでも86でも動きが軽い。凹凸を乗り越えると、当たり前だけど車が上に動いて体も上に動く。地を這っている感覚はない。でも、 BMWでいえば30年以上前の3シリーズでも、近年の車でも地べたを手でなぞりながら走るような感覚があって、凹凸を乗り越えれば体を下に押さえつけられるような感覚がある。剛性とか、タイヤと車体の一体感とか、それらしい言葉はあるけど、30年以上前の車ですら僕には今のクラウンより快適に感じる。ノイズは完敗だけどね。きっと30年以上前の3シリーズより今のクラウンの方が剛性は高いだろうし、果たしてかの違いがなんなのかわからない。この地べたをなぞり、凹凸を乗り越えれば体を下に押さえつけられる感覚が最高に気持ち良いのに、きっと日本の自動車メーカーはまったくもってその感覚を良いものと認めていないことだけはわかる。なぜなら日本とドイツの自動車が大変優れていて、30年前にはあった大きな差も今や縮まり切っているから。例えばボルボなんかに試乗すると、いかにドイツと日本の車が優れているかよくわかる。僕は見た目に目を瞑れば、V60を買うならマークXでもアテンザでもレガシィでもカローラでも良いと思う。日本のメーカーは車が全く上下動しない、それこそ吊り上げられているかのようなフィーリングを目指しているように感じる。最近とても評価されているマツダのアクセラやアテンザだってその点は変わらない。ふわふわ浮かんでいる車に乗っても僕は楽しいとは思わない。だから日本車が選択肢に入らない。だから新しいBMWに乗る気にならない。

ブログを書いている人

カタミチ

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