ドリリウム

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樟と槐のデスク その2

ドリリウムは移転しました。

約5秒後に自動的にリダイレクトします。

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槐の角材が届きましたので作業を始めます。

 

まずは時間がかかるオイル塗装工程に順序良く入っていけるように、天板を仕上げます。

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今回はこの1枚をそのまま使いますので、磨きです。

オービタルサンダーを使って、60番、120番、240番の順で仕上げていきます。最後は水拭きして更に240番で仕上げて完成。

 

すぐにオイル塗装に入ります。

 

オイルは今回もリボス社のアルドボスです。これを2度塗りします。

 

リボス 自然健康塗料 アルドボス

 

 まずは1度目。

木口からたっぷりと塗り付けていきます。オイルの吸いが良い場所と吸いが悪い場所があって、全体を塗り終えるころには吸いが良い場所は乾き始めています。こうした吸いが良い場所にはすぐに塗り足します。木口は吸いが良いですし、十分に吸わせないと割れの原因にもなるので、1度目は慎重かつ大胆にできるだけ多くのオイルを吸わせます。

10分程度置いて、布でふき取り。一晩乾燥させます。

 

一晩明けたら400番のやすりで軽く表面のざらつきをとって布で磨き、2度目を塗布します。10分程置いて抜き取り、半日放置。

 

続いて仕上げのクノスを塗布します。

Livos クノス

こちらもリボス社のオイルです。

高いですが、仕上がりも良く物も良いので安心感があります。

クノスは純粋なオイルではなく、僅かに塗装面に膜を作ります。しかし、木の呼吸を妨げることはありません。 それでいてウッドデッキに使用できる程度の耐久性があるようですから、高いのも頷けます。

 

 これがクノスを1度塗布してしばらく経った時の様子です。ほんのり艶がでています。

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続いて、実際には並行して作業しましたが脚の制作に入ります。

今回はきれいな槐の角材が手に入りましたので、角材を組んでシンプルなコの字型の脚を制作します。切断はソーガイドを使って手鋸です。

せっかく自作したジグソーテーブル(静音ジグソーテーブル制作 カテゴリーの記事一覧 - ドリリウム)があるのですが、きっちり垂直に切断したいので手鋸で切断しました。

 

▼きっちり切断できました。

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切断した木を組んでいきます。

コーナークランプを使ってきっちり直角を出しながら、90mmの木ネジ2本で固定します。

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コの字の脚のうち、天板に接する面には2つの長穴を作ります。

天板に接する面は天板の反り止めの役割も果たしますから、固定穴を長穴にします。

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ドリルで2つ穴をあけて、ノミでこつこつと・・・。

 

 

下穴と座繰りもちゃんとしました。

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コの字完成。ちゃんとしてます。

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コの字だけでは少し弱いですから、1本補強を入れます。

見ての通り木目がきれいですね。磨いてもないのに軽くつやがあります。

 

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補強は角材のうち特に形の悪いものを使ってアクセントにしています。

木ネジで固定し、丸棒で埋めます。

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で、こちらもアルドボスを塗布。

足なので120番で仕上げただけですが、オイルを塗ると槐の美しさが際立ちます。これならもっとしっかり仕上げておけば良かったと後悔。

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補強はこんな、自然の皮がうっすら残っており、形も歪です。良いアクセント。

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これから何度かオイルを塗布して、次に続きます。

 

 

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