欅、松、楢、桐、桜などなど・・・。
余った木を使って、地面にべた置きしている水草ストック水槽用の水槽台を作ってあげます。
使えそうな素材をあげてみると以下の通り。正確なサイズは失念。
- 欅の角材(50mm * 80mm * 1500mm)
- 欅の耳付き1枚板(220mm * 25mm * 1400mm)
- 松の板(50mm * 25mm * 1800mm) * 6本
- 楢の木っ端(大量)
- 桜の木っ端(大量)
その他、桐や松のそこそこ大きな板や、ツーバイ材の切れ端などがありますが、主にこんなところです。これら大物を、出来るだけ消費する形で作って行こうと思います。
家具作りをするとき、一生物として丁寧に作るパターンと、数年限りで使わなくなるものや、目につかないものなど、準備もせずに雑に作るパターンがあります。今回は明らかに後者です(^^;
雑に作るといっても、全力で楽しんでいるんですよ。
ということで、前編、後編で十分まとめられそうです。
まずは、作業前夜、ベッドに入ってから頭の中で寸法と構造をイメージしました。
それを設計図に、木材を切り出していきます。
大まかな寸法は、巾700mm、奥行400mm、高さ400mmです。
高さは、外部フィルターが中に収まる高さをぎりぎり確保しようと考えています。
本来、水槽台のような確かな強度が必要なものを作る場合、脚ではなく箱型で支えるのが理想だと思います。今回は、箱型の家具を作るわけですから、箱型にすれば良いのですが・・・、残念なこと?に欅の角材があります。
まずはこれを350mmずつに切断します。
ゼットソー 硬木があれば、やや時間はかかりますが楽なものです。
▼脚が4つ。この脚だけは最後まで朽ち果てないですね。
欅は磨き上げたいところですが、今回は部屋の模様替えの為、作業スペースを速やかに明け渡す必要があり、仕上げは後回しになっています。
このように白が入っている手ごろな欅材ですので、向きや配置はちょっと一考。
あえて、扉を開ければこの欅の脚が目につくような配置にする予定なので、見栄えが良い面を表面にします。
切断に夢中で撮影を忘れていました(^^;
いきなり飛びますが、この欅の脚を中心に、構造を支える梁等を取り付けます。
これには松の板を使いました。板というか、角材?
梁として上下に2本ずつ。400mm。
桁として上に3本。700mm。
箱構造を作るために、下に600mmを2本。
これで基本骨格が出来上がりました。
ボンドでしっかり固定し、その後木ネジで固定しています。
梁を固定するのは90mmの長いネジです、木口に打ち込む形になりますので、ネジが効きにくいことを考えて長めのネジを使いました。
ここは内部構造なので、最低限の座繰りだけしてネジ頭を特に隠してはいません。
更に、木っ端をあさっていると、大量の直角三角形の桜材を発見。
三角形なんて使い道がさっぱりなく、不良在庫と化していたので、補強に入れてやります。
ただでさえ十分な強度があったので、これで更に万全になったと思います。
色が全然違うけど、これが今回の特色である継ぎ接ぎっぽくていいですね。
続いて側板と背板。
壁を作っていくわけですが、そんなに大きな板材はありません・・・。
買うのか、何とか余った木材でしのぐのか。
後編に続きます。