ドリリウム

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【レビュー】フォード・エクスプローラー - 魅力ある内外装と中途半端な出来栄え、時代の終焉を感じる1台

2019年5月8日更新

先日、平成20年式のフォード・エクスプローラーを売却しました。

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このモデルを境に、エクスプローラーは洗練されたSUVになってしまいました。

大振りで逞しいデザインで迫力あるアメ車らしいアメ車は、このモデルで最後になってしまいました。

良かったところ

まずは良かったところをあげてみたいと思います。

しかし、思い返してもどうしても1つしか挙げることができませんでした。

 

静かでスムーズなエンジン

私が考えるアメ車といえば、どろどろとアイドリングから喧しいエンジンです。

排気量なりにトルクは太いが、ふけ上がりが遅いので車重と合わせて加速が悪い。そんなイメージです。

 

私が選んだエクスプローラーはV6の4Lエンジンが搭載されています。

V8エンジンと税制上の差がなく、あえてV6を選ぶ人は今となっては少ないかもしれません。

このエンジンは非常に静かで、アイドリング中は一切の音や振動を感じません。

回転数を上げても比較的スムーズで気持ちよく回転が上がります。

アメ車のイメージとはかけ離れた、とてもよくできたエンジンです。

 

パワーも十分で、2.5トンの重いボディを不足なく引っ張っていってくれます。

燃費は高速で9km/L、街乗りで4~5km/Lですから思ったほどは悪くありません。

一昔前の大きめのセダンと大差ない燃費です。

デザイン

最初、エクスプローラーを見た時の印象は良くありませんでした。

お世辞にも格好良いと思えなかったのです。

しかし、よく見ると味があります。

最近の車にあるようなゴテゴテした装飾はなく、余計なデザイン上のデティールも存在しません。

すべてのパーツがデカく、ドカンドカンと積み上げられて作られたような武骨さを感じます。

 

ザ・アメ車という感じです。

これに気が付くと、この車の外観をとても気に入り始めました。

 

内装も隙間だらけなのですが、それもそれで味わいのように感じられます。

 

一般的には悪い評価をされることが多いのかもしれませんが、結果的に私には好印象として残りました。

悪かったところ

乗り心地

乗り心地は悪いです。

私が考えるアメ車はゆったりとした動きで、それこそ船のような動きをすると考えていました。

しかし、フォード・エクスプローラーに関しては細かな路面の荒れでガタガタと揺れるし、段差でもダイレクトな突き上げを感じます。

船のような動き、大きな動きはあるにはありますが、こうした細かい動きのせいであまり体感はできません。

しかも、そもそも普通の車であれば揺れることもなくフラットに通過していけるような路面で大きな動きをしています。日本のコンパクトカーなどと比べても数段下のレベルです。

 

ラダーフレームであるということを加味しても「ちょっとおかしいのでは?」というレベルの乗り心地の悪さです。

エクスプローラーのライバル車種として、シボレーのトレイルブレイザーが存在します。価格はエクスプローラーよりずっと安いです。

しかし、このトレイルブレイザーはエクスプローラーとは全く違った乗り心地です。

 

まさにイメージ通りのアメ車と言った感じで、細かながたつきは一切感じず、ゆったりと船のように動きます。

快適と言っても良いレベルです。

 

エクスプローラーは、この「船のような動き」から脱却するために乗用車的な洗練さを求めてチューニングされていると聞きます。

しかし、ラダーフレームであることに変わりはなく、結果的に中途半端な仕上がりになってしまったのではないか?と私は考えています。

実際に、モデルチェンジしたエクスプローラーは全くの別物となりました。

このエクスプローラーは過渡期にいたわけです。

静粛性

トラックと考えれば当たり前ですが、うるさいです。

例えば砂が薄っすら路面にあるような状況では、ホイールハウス内に砂が舞ってとんでもなくやかましいです。

ごついボディの割には、外の音もよく聞こえます。

普通の車から乗り換えると、「あれ?どこか窓開いてるかな?」といった印象です。

ブレーキ

ここは日本車と通ずるものがあります。

ブレーキ性能が低いのです。

ローターの小ささを見るとよくわかりますが、車重が半分ほどのBMWより小さいブレーキです。これをでかいサーボで押さえつけています。

しかもディスクもパッドも減りにくきというおまけつき。

ブレーキフィールをこんな車に求めていませんが、ガツンと効き始める割にそこから踏み込んでもなかなか止まらないのです。

重いことはもちろん大きな要因ですが、それに見合ったブレーキが備わっていません。

一般的な速度域ならこれで十分という設計で、限界性能まで追い求めているBMWなどとは思想が完璧に異なるところです。

横揺れ

乗り心地の項目に書くべきですが、あえて別に書きます。

SUVなら多かれ少なかれ横揺れがあります。

特に本格的な四駆の場合には、分厚いタイヤの動きも設計のうちですから、どうしたって横揺れします。

また、そもそも背が高いためにコーナリングの際のGのかかり方も背の低い車より大きく、要するに普通に曲がっても体が滑るし荷物も吹っ飛んでいきます。

あと、横揺れは車酔いをする人には最悪です。

ドライビングポジション

アメ車に乗っていて何を言ってるんだと怒られそうですね。

ドライビングポジションはさっぱり決まらないし、シートの位置は高すぎるしで大変です。

視線が高いから近くも視界に入ってしまいますから、意外と運転していて疲れます。

 

まとめ

 

 

総じて言えるのが、中途半端なかわいそうな車だということです。

このエクスプローラーの1つ前モデルは典型的なアメ車、1つ後は欧州車のような洗練されたSUV。

その間に立たされ、設計もどっちつかずで、結果として中途半端な出来になってしまったようです。

 

これはライバル車であるシボレー・トレイルブレイザーと乗り比べたことでより一層納得することができます。

トレイルブレイザーは典型的なアメ車のままだからです。

 

このモデルのエクスプローラーは、残念ながら乗り心地が悪いだけのアメ車であると言えます。

外観は魅力的ですから、シャシーやサスペンションのカスタムも視野に入れている方や、乗り心地なんて関係ない!という方であれば文句なしの1台でしょう。

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