食洗器のために分岐水栓を取り付けよう
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先日記事にした通り、食器洗い乾燥機を買いました。
ネットで注文して、明日か明後日の到着です。
そこで、分岐水栓の取り付けを行います。
分岐水栓とは、その名の通り水栓を分岐できる部品で、要するに普通は1個しかないキッチンの蛇口を2つにしてやるわけです。
通常、食洗器を購入した店舗に依頼する場合には、5000円程度が相場のようです。
また、分岐水栓自体も店舗で購入となるため、ネット価格より3~4千円程度高額です。
この8000円が高いかどうかは置いておいて、DIY好きとしては、こうした作業は自分でやりたくてうずうずしてきてしまいます。
水道に関わる作業ですので、少し緊張と不安がありますが、まずは食洗器と分岐水栓が届くまでの間に準備を万全にします。
分岐水栓の取り付け手順は以下の通りです。
- 止水栓か元栓を閉じて水道を止める
- 既存の水栓の一部を取り外す
- 分岐水栓を取り付ける
- 水栓を元に戻す
厄介なのは1と2だと考えています。
外したものを戻すことは難しくないのですが、外す際に固着に悩まされることは容易に想像できます。(1は元栓を締めるのであれば、固着の心配はないでしょう)
そこで、水道回りに有効な固着対策を調べてみました。
その1:勢いよく回す
固着に有効なのはじわじわ力をかけるのではなく、一瞬の衝撃です。
ネジ等を回す時に、回す方向にハンマーなどでトントンと叩いてやる、あるいは一気に勢いよく力をかける方法が有効です。
しかし、水道回りの取り付け強度や部品強度はあまり高くありませんから、成人男性が力の限り回そうとすると、周辺や部品にゆがみが出る可能性があります。また、万が一かみ合いが悪く舐めてしまうと難易度が飛躍的に向上します。
その2:潤滑剤を使う
クレ556やラスペネなどの潤滑剤を使う方法です。
基本的に水道回りに使うのは良くないようですが、どうしようもなければ使うしかないでしょう。
その3:叩く
「その1」で上げた通り、一瞬の衝撃を加えることで固着が解けることがあります。
その為の工具として、貫通ドライバーというものがあります。
これは昔からあるもの、そして昔からある方法です。
ドライバーのお尻をハンマーでたたき、ネジ等に衝撃を加えて固着を解きます。
貫通ドライバーは、ドライバーの先端部分からお尻まで金属が1本通っており、通常のドライバーより効率よく衝撃を与えることができます。
その4:熱による収縮を利用する
金属は、高温になると大きく、低温になると小さくなります。
この作用を利用して、固着を解きます。
水道回りをバーナーで炙る訳にも行きませんから、給湯器の上限の温度のお湯をしばらく出して水道回りの温度を上げてから、急冷するのが有効でしょう。
これに「その2」の潤滑剤を併用するのも有効と思われます。
この作用を利用した商品もあり、例えば有名どころのクレの凍結浸透ルブというものがあります。
普段からDIYをする人であれば、この機に1本買ってみるのも良いかもしれません。
あるいは体に吹きかけるコールドスプレーとか、虫を凍死させる殺虫剤でも代用できるかもしれませんね。
さて、いったいどうなることやら。