自作の外部フィルターに興味を持って調べていました。
作り方はとても簡単なのですが、一番の難所と言えるのが隔壁超えです。
外部フィルターの濾過槽として使うポットやタッパーやボトルなどに、吸水と排水の2つの穴をあける必要があります。
そして、そこをホースで連結します。
要するに、ホースで壁を超える必要があります。
もちろん、外部フィルター程度の圧でしたら、穴にホースを通してシリコンを充填しておけばほぼ問題ないでしょう。
しかし、心配性な僕はこういう時使う道具について調べることにしました。どういうものか想像はつくんだけど、名称がわからないから調べるのには苦労します(^^;
ホースニップル
これ。
一番最初に頭に浮かんだけど、呼び名がわからない。
探して行ったら、「ホースニップル」というらしい。
金属製もあれば、樹脂製もあり、L字になったエルボタイプもある。
これらは基本的に工業用で、一般的な水槽やその濾過経路程度の圧なら屁でもない。
ホースニップルは、ホースを接続する側にはホース内径として8mmや10mm。一方でネジ側にはネジの規格である1/2や1/4、1/8といった仕様が記載されているはず。
後者の規格については、こちらで詳しい解説を見つけました。
参考:知って得する?豆知識
隔壁ユニオン、隔壁ソケット、隔壁継手
すべて意味合いは同じで、これこそまさにタンクの中から外へホースをつなぐときに使われる専用品。ホースニップル同様、基本的には工業用だから水槽にはオーバースペックになってしまう。
ボルトを締めこんで壁を挟み込んで、両端に上で紹介したホースニップルを取り付ける。あるいは左側の製品のように、最初からニップル状になっているものもある。
左:日本ピスコ ライトカップリング 隔壁(E7)タイプソケット CPSE7M-6
更に、ホースをボルトで締めこんで固定できるようなものもあって、これは水槽用の外部フィルター製品でも見られる構造ではあるものの、何せこういったものは工業用だから、水槽で使うような薄身のホースには合わない。
番外:汎用フィルターハウジング(濾過槽)
探して行ったら、そもそも汎用品のフィルターハウジング(濾過槽)も売ってた。これは工業用で、水槽用ではないし、水槽用としては安くもないので魅力はないけど。
給排水(実際の用途は油とか??)の口は、上で紹介したホースニップルが接続できる。
以上、ネットで調べた範囲の情報で、実際にはもっと手軽で手頃な商品がホームセンターにたくさんあると思います。
後日大きなホームセンターへ行って、よりアクアリウム向けで安価な商品を探してこようと思います。
ここで紹介したような、工業用部品を使えば、その点に関しては本当に一生、あるいは数世代にわたって使えると思います(^^;