ドリリウム

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【自作外部フィルター】ポンプの選び方とコストパフォーマンスの比較

2019年5月9日加筆修正

外部フィルターを自作するために必ず必要になるのが「ポンプ」。

 

「ポンプ」を調達する場合の方法は2つあります。 

1つ目は、ポンプが内蔵されたろ過機からポンプを取り出す方法。

2つ目は、ポンプ単体を買う方法です。

 

2つ目のポンプ単体を買う方法の方が安価に決まっている。

そう思われる方も多いかもしれません。しかし、実は価格が逆転しているケースが多々あります。

 

実際に製品をピックアップしながら紹介します。

①ろ過機からポンプを取り出す

ろ過機とポンプの価格が逆転しているのは、主に低価格帯の製品です。

低価格ということは、ポンプのスペックが低い、と思いきやそんなことはありません。

単純なポンプの流量で言えば、90cm水槽程度まで対応可能なポンプが1000円程度のろ過機に内蔵されていたりします。

 

 

ろ過機を買うと、付属品が得られるのもポイントです。

 

特にコストパフォーマンスに優れた5機種を紹介します。

価格は、執筆次点のチャームさんの価格です。

また、流量は50Hzの地域の数値です。60Hzの地域では1.1~1.2倍程度の流量になります。詳しくは製品ページを参照してください。

コトブキ工芸 ミニボックス120N

ポンプはキスゴムが装着可能で形状は直方体です。

四角い箱状のため、加工のベースとして使いやすいです。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、上から吐き出す形式です。

ポンプの吐出口にそのまま取り付けることができるL字の吐出口とシャワーパイプが備わっています。

1.8L/分という流量は最低クラスの流量で、外部フィルターとしては20cm水槽以下の小さな水槽でなくてはろ過性能が不足する可能性があります。

  • 価格:798円
  • 定格消費電力:2.3W
  • 流量:1.8L/分
  • コード長:1.0m

水作 スペースパワーフィットプラスS

定番の投げ込み式フィルターである水作のパワーフィットプラスです。

ろ材容量が大きなMサイズがありますが、ポンプ性能は同じです。

ポンプはキスゴムが装着可能で形状は三角柱です。コーナーに取り付けるようになっています。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、上から吐き出す形式です。

上側にある吐出口には最初からL字の吐出口が備わっており、横方向に排水します。また、この吐出口は90度の首振りが可能で、なおかつ流量調整も可能です。シャワーパイプが付属します。

 

3L/分という流量は小型のポンプとしては必要十分以上の流量です。

例えば、GEX メガパワー2045という小型の外部フィルターがあります。

名前の通り20~45cm水槽に対応したコンパクトな外部フィルターですが、ポンプ性能は2.3L分です。(現実的には45cm水槽にはろ過性能不足?)

もし3L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、45cm水槽あたりがろ過性能の上限になると思います。

  • 価格:969円
  • 消費電力:2W
  • 吐出量:3L/分
  • コード長:1.2m

GEX イーロカ PF-201

よくカスタムベースにされる悲運のフィルターです。

とにかく安くて付属品が多いため、カスタムするためにまとめ買いする人もいるほど。

 

ポンプはキスゴムが装着可能で形状はやや丸みを帯びた直方体。

フィルター最上部にポンプが備わり、下から吸って、下から吐き出します。

ポンプ底面に吸水口・排水口が両方あるという珍しい形式です。

これもカスタムベースにされる理由のひとつかもしれません。

 

下側にある吐出口には最初からL字の吐出口が備わっており、横方向に排水します。

シャワーパイプが付属します。流量調整も可能です。

 

3L/分という流量は、先ほど「水作 スペースパワーフィットプラスS」の項目で説明した通り、必要十分以上の流量です。

流量だけ見れば、45cm水槽あたりまで対応できるろ過器を製作できるでしょう。

  • 価格:740円
  • 消費電力:4.6W
  • 吐出量:3L/分
  • 電源コード長:1.4m

GEX イーロカ PF-381

基本的な説明は上記「GEX イーロカ PF-201」に準じますが、付属品が異なります。

シャワーパイプは2本付属します。

ホース(内径13mm)を吐出口つなげることができます。

これは他のフィルターでも可能ですが、本製品では商品紹介ページに記載があることから、メーカーとしてもカスタムベースに使うことを想定しているのかもしれません。

 

5.6L/分という流量は、この手の製品のなかではかなり多い部類です。

例えば、GEX メガパワー6090という外部フィルターがあります。

名前の通り、60~90cm水槽に対応した外部フィルターですが、こちらの流量が6L/分です。

一般的に、「60~90cm水槽対応」と記載されている場合、90cm水槽ではろ過能力が不足するケースが多いです。(生体が少ない場合には90cm水槽でもOKでしょう)

 

もし5.6L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、60cm水槽あたりがろ過性能の上限になると思います。

  • 価格:982円
  • 消費電力:5W
  • 排出量:5.6L/分
  • 電源コード長:1.4m

GEX イーロカ PF-701

基本的な説明は上記「GEX イーロカ PF-201」「GEX イーロカ PF-381」に準じますが、更にシャワーパイプが1本増えて3本付属します。

 

また、更に流量は増加して9.5L/分という流量を確保しています。

例えば、GEX メガパワー9012という外部フィルターがあります。

名前の通り、90~120cm水槽に対応した外部フィルターですが、こちらの流量が8.5L/分です。

 

もし9.5L/分のポンプを使って外部フィルターを自作すれば、90cm水槽あたりまで不足なくろ過できるろ過器が自作できるでしょう。

  • 価格:1440円
  • 消費電力:8W
  • 吐出量:9.5L/分
  • 電源コード長:1.4m

まとめ

これまで紹介した5機種をまとめました。

f:id:katamichinijikan:20170331111911p:plain

それぞれの項目で最も優れた数値は赤字にしています。

 

一番右に、価格に対する流量を追加してみました。

1円あたりの流量を示したもので、高いほど価格の割に流量が多いということになります。

 

結果としては「GEX イーロカ PF-701」が最も優秀。

とはいえ、毎分9.5Lの流量が多すぎるケースも多いでしょう。

その場合には「GEX イーロカ PF-381」のコストパフォーマンスが優れています。

 

ひとつ注意点があります。

外部フィルターを自作する場合、設置場所にあわせてポンプの最大揚程を考えなければなりません。

ポンプの最大揚程が、ポンプと水槽の高低差以上を上回っている必要があります。

しかし、ここまで紹介したポンプは投げ込み式フィルターに内蔵されるポンプです。

そのため、最大揚程が明記されていません。

あまり高低差があると表記通りの流量は確保できないと考えた方が良いでしょう。

 

  • 一番安く済むのがGEX イーロカ PF-201」(毎分3L & 740円)
  • もうちょっと流量が欲しければ「GEX イーロカ PF-381」(毎分5.6L & 982円)
  • 更に流量が欲しければ「GEX イーロカ PF-701」(毎分9.5L & 1440円)

②水中ポンプ単品を買う

続いてポンプ単品を買う方法です。

ポンプ単品を買う場合には、テトラの交換用ポンプとエーハイムのポンプが有名です。

 テトラの交換用ポンプ

定番中の定番の外掛けフィルターである、「テトラ オートワンタッチフィルターシリーズ」の交換用ポンプです。

▼誰もが一度くらい使ったことがあるかもしれません。

 

35cm水槽まで対応した「AT-30用の交換用ポンプ

50cm水槽まで対応した「AT-50用の交換用ポンプ

60cm水槽まで対応した「AT-60用の交換用ポンプ」 

など、いくつかのバリエーションがあるのですが、いずれも先ほど紹介したGEX イーロカシリーズの内蔵ポンプと比べると流量に比べて価格が高いです。

また、GEX イーロカシリーズを始めとした投げ込み式フィルターからポンプを取り出す方法には「最大揚程がわからない」という欠点がありました。

これは、テトラの補修用ポンプにも言えることです。

 

そのため、カスタムベースとしてあえて テトラの交換用ポンプを選ぶ理由は少ないと言えます。

 

エーハイムのポンプ

テトラのポンプと違って、単体で販売されているポンプです。

これまで紹介したポンプと異なり、最大揚程が明記されているのがポイントです。

また流量も非常に大きいです。

製品名 流量(毎分) 最大揚程

価格
2019年5月11日時点
Amazon.co.jpにて

エーハイム コンパクトオン 300 5L 0.6m 1368円
エーハイム コンパクトオン 600 10L 1.0m 1963円
エーハイム コンパクトオン 1000 16.6L 1.4m 2458円
エーハイム コンパクトオン 2100 35L 2.4m 6940円

これまでのポンプでも同様の注意が必要なのですが、ポンプは水を持ち上げるのが苦手です。

 

例えば、水中でポンプを稼働させればその流量は最大限引き出されます。

しかし、水を持ち上げようとすれば流量は高低差に応じて落ちます。

ポンプの性能として表示されている最大流量は、ポンプと水が同じ高さにある場合に発揮されます。高低差が生まれた場合は徐々に流量が下がります。

それ以外のポンプ 

毎分3L & 740円の「GEX イーロカ PF-201」が圧倒的コストパフォーマンスを誇っていたため、ここではそれを超える水中ポンプを探してみました。

チャームさんでは取り扱いがないため、Amazonから探し出しました。

 ノーブランド 毎分5.3L  410円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

 ノーブランド 毎分3.3L 430円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

 ノーブランド 毎分6.6L 920円(2017/5/6時点・Amazon.co.jpにて)

怖いですね。

上記あやしいポンプたちはUSプラグとなっていますが、USプラグであれば日本でそのまま使えます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

コストパフォーマンスで考えるとGEXのイーロカが圧倒的です。

 

小型~中型の自作外部フィルターを製作する場合や、高低差のない環境で使用する場合にはGEX イーロカシリーズからポンプを取り出す方法がベストでしょう。

しかし、本格的な自作外部フィルターを製作される場合には、最大揚程が表示されているエーハイム コンパクトオンシリーズがオススメです。

ブログを書いている人

カタミチ

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