木屎による木の補修(葉節をちょっと埋める)
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先日、木の割れ対策をまとめました。
その中で、木の粉(おがくず)と炊いたお米を混ぜ合わせる方法も紹介しました。この情報をこちらのサイトから得たのですが、木の粉とお米を混ぜたものを木屎(こくそ)と呼ぶそうです。
天然木一枚板オーダー家具工房長野信州・黒姫のとっこやさん » 「木屎(こくそ)」について ~先人の知恵から生まれた素晴らしい補修材~
「屎」とは見慣れない感じですが、辞書で調べると「糞」と同じ。ようするにうんちです。木糞と書くよりは・・・・うーん?ただ、お米と茶色い粉を混ぜるわけですから、なるほどストレートでわかりやすい名前です(^^;
さて、ふと思いついて、お手軽ということもあり試してみました。今回は小さな葉節にあいた穴を埋めてみようと思います。木は樟の木ですが、粉はブラックチェリーの粉を使います。節を埋めるのであれば、濃いめの色の木の粉を使った方が良い気がします。ちょうど、先日のスプーン作りで削った粉が掃除機に入っています。
炊いたお米です。
粉を混ぜていきます。
よく混ぜて、混ぜては粉を足し。
木屎、木糞らしくなってきたおがくず米を、この葉節の穴に詰めていきます。
表面が埋まるだけでなく、奥まで埋まるようにしっかりと力をかけ、こすりつけるように。
軽く拭って、完成です。
これを乾いた後、やすりがけすればなかなか良い感じになりそうですね。悪くない方法です。