【知識ゼロから始める家具作り#18】ドレッサー編6 - 引き出し製作
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このブログの開設のキッカケであり、第一目標であるドレッサー(化粧台)製作の様子をお送りします。
2016年11月末に開始し、ドレッサーを送る妻の誕生日である翌6月を目標に製作を進めます。DIYや家具作りに関する知識が全くのゼロの私が、果たして約半年でドレッサーを作り上げることが出来るのか!?間に合うのか?使い物になるのか?見苦しくないように仕上がるのか?不安しかありません。
ドリルを手に入れただけの知識ゼロの私が、ドレッサーと言う大物を作り上げるまでの様子を知識ゼロから始める家具作りシリーズとしてまとめています。
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このブログとDIYを始めたキッカケであり、第一の目標であるドレッサー作りです。
前回の記事では鏡の取り付けを行いました。
今回は、後回しにしていた引き出しの製作を進めます。
引き出しの素材
当初、すべて桐で揃えていたのですが、特に底面に関しては負荷がかかりそうです。
「桐の箪笥」ともなれば開け閉めの頻度も低く、丁寧に扱うかもしれませんがドレッサーの引き出しですから、日々バタンバタンするわけです。
そうすると他が良くても底だけはこすれてすり減ったり痩せてしまうのではないか?と不安になったわけです。
▼そこで、水槽台でも使った赤松を購入しました。
引き出しを作ろう
引き出しを作ります。
まずはズレないように丁寧にボンドで張り合わせ、直角を出しつつ仮釘で留めます。
更に、ハタガネで固定しつつ背板と側面の板を取り付けます。
乾燥を待って、木ネジを打ち込みます。
僅かなズレが全体のズレにつながりかねないので、できるだけ慎重に木ネジを打ち込んでいきます。
▼本体に収め、サイズ感を確認。
引き出しを載せるレール(ただの角材だけど)の位置もマーキングしていきます。
続いてレール(ただの角材)に固定用の下穴を開けます。
これを本体側に固定。
これがわずかにでもずれると、引き出しが綺麗に収まらなくなります。
ここで一旦、ボンドの乾燥を待ちます。
引き出しを仕上げる
本体側の乾燥を待つ間、引き出しを仕上げます。
表側の板はうっかり注文を間違ってカットしていない状態で届いたので、手でカットしていきます。
ゼットソーのソーガイドを使って、慎重にカットしていきます。
カットが済んだ板を、引き出しに取り付けていきます。
木ネジが剥き出しで見苦しいですね。
ここはちょっとアイディアがあって、あえてこのようにしています。
引き出しの面が桐一色では寂しいと考え、木ネジの頭を隠しつつアクセントを入れるために太鼓鋲と使って見ようと考えたのです。
太鼓鋲とはこんなやつです。
実は近所のお店では実物を見つけられておらず、まだ購入していないのですが、最終的にこれでネジの頭を隠しつつアクセントとする予定です。
引き出しの調整
さて、先ほどの写真。
微妙にずれてしまっています。
いくら丁寧に作業しても、ずれてしまうだろうと想定済みですので、こんなものを用意しています。
1mm厚の木のシートです。
素人ではどんなに頑張ってもずれると見込んで、最初から調整用に買ってありました。
これを少しずつ入れながら調整を繰り返し、最後にすべろうを塗布します。
すべろうは木材同士の滑りを良くするための蝋の一種のようです。
引き出しの開閉をスムーズにするため、これをよく塗り込んでおきました。
引き出しと脚の取り付け
続いて今回完成した引き出しと、既に完成していた片方の脚を天板に取り付けます。
天板を支える脚は、左側が今回作成した引き出し、右側がツーバイ材の頑強な脚です。
強度としては申し分ないと思います。
しかし、脚と脚の間は桐の天板だけで重さを支えます。流石に30mm厚ですから、桐とはいえ、よほどのことがなければ問題ないでしょうが、補強を兼ねて幕板を入れることにします。
▼幕板は2x2材を使ってシンプルに枠を組み、これを脚に固定します。
この幕板と脚、引き出しを天板に固定します。
ボンドをたっぷり使って貼り付け、更に天板側から木ネジを打ち込みます。
天板側にネジの頭がたくさん見える形になりますが、今回は天板に桐の板(15mm)を2枚重ねして使います。
元はと言えば桐の厚板が見つからずに2枚重ね構造にすることとしましたが、結果的に組立が楽になりました。
重石をたっぷり乗せて、数日待ちたいと思います。
▼こちらに続く