インストール済みのアプリケーション一覧や、タスクマネージャーに「Fresco Logic VGA」「Fresco Logic USB Display Driver」あるいは「Fresco Logic VGA Tray」などという名前を見かけますが、これはいったい何なんでしょうか？
Fresco Logic VGAとは
「Fresco Logic VGA」とは、Fresco Logic社が開発しているソフトウェアです。
Fresco Logic社のホームページ（http://www.frescologic.com/）を見ると、USBの通信に関連するソフトウェアを開発している会社であることがわかります。
インストールされたアプリケーションとしては「Fresco Logic USB Display Driver」という名前であったり、タスクマネージャー上では「Fresco Logic VGA Tray」という名前であったりします。
「Fresco Logic VGA」の機能は、USBとVGAやHDMI端子の通信と変換です。例えば、HDMI端子が不足している時に「それでも外部モニターを接続したい！」となったとき、以下のようなUSBの変換アダプターが市販されています。
こうした製品を使用する際に、ドライバーのようなものとしてFresco Logic VGAが使用されることが多いです。特に安価なメーカー不詳の製品では、Fresco Logic VGAを使用しているケースが多いです。
Fresco Logic USB Display Driverを消していいの？
アプリと機能を確認するとFresco Logic USB Display Driverというアプリケーションがインストールされていることが確認できます。
これは、先ほど紹介したようにUSB経由で外部モニターや映像出力をするために必要なものです。もし以下のような変換アダプターを使用して、USB経由で外部モニターや映像出力（プロジェクターなど）を接続している場合には削除すると動作しなくなります。もしそうでなければ削除しても構いません。
スタートアップのFresco Logic VGA Trayは消していいの？
タスクマネージャーのスタートアップを確認すると、「Fresco Logic VGA Tray」を確認することができます。
Fresco Logic USB Display Driverとは違い、これは目的が不明ですが不要なものです。※Fresco Logic社に問い合わせをしてみたのですが、返答が得られませんでした。もし返答があった場合には追記します。
「Fresco Logic VGA Tray」をスタートアップで無効化した場合でも、USB経由の外部モニター出力は問題なく行えます。おそらくドライバーのアップデートを確認するなど、一般的な機能を有したものかと思いますが、無効化して構いません。
