【鳥の巣箱にスズメバチ】要注意!5月・6月は空の鳥の巣箱は封鎖してください。
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スズメバチが巣作りを始める季節になりました。
多くのスズメバチは春の終わりから夏の初めにかけて巣作りを始めます。巣作りを始めるために、女王バチが巣に適した場所を探して飛び回るのもこの時期です。この時期は女王バチが単独で巣作りに適した場所を探すため非常に臆病で、刺されることはほとんどありません。また、巣作り初期の女王バチも同様に警戒心が強く臆病で、巣の撤去も刺されるリスクが低く容易です。
あまり知られていませんが、スズメバチの寿命は基本的に1年で、巣作りを始めるこの時期には女王バチしかいません。そのため、女王バチが巣を1匹で作り卵を産み、幼虫を育てきるまでの間は女王バチ1匹で巣を作り守るのです。
この女王バチが生んだ子供たちが成長して活発に活動し始めるのが夏真っ盛りの8月~9月ころとされ、スズメバチの攻撃性が高くハチに刺される被害が多いのもこの時期です。
さて、1匹で巣作りから子育てまで行う必要のある女王バチは、この5月~6月の時期に出来るだけ安全に巣作りができる場所を慎重に吟味します。1匹のスズメバチがお庭を探し回るようにうろうろしていれば、巣作りに適した場所がないか探している証拠です。この時に巣作りの場所として最高に適しているのが空の鳥の巣箱なのです。
既に鳥が住んでいる場合にはスズメバチも警戒して巣をつくらないのですが、この空になっている巣箱はスズメバチにとって最優良物件と言っても良い場所です。
そのため暑さを感じ始める5月ころに、空の巣箱を庭に設置しているような場合には絶対にこれを塞ぎましょう。テープで塞ぐだけでも十分です。小鳥たちの巣作りも、気温が上がり始めることには大抵終わっていて、夏の間に空の巣箱を置いておいてもそこに住み始める鳥はまずいません。
暑くなってきたころに空の巣箱があれば閉じる。
鳥の巣箱を設置する場合には絶対に覚えておきましょう。