静かなジグソーテーブルを作ろう①
ドリリウムは移転しました。
約5秒後に自動的にリダイレクトします。
静かなジグソーテーブルを作ります。
事の発端も何もないのですが、我が家はDIYに適した環境とは言えず、普段のDIYを死ぬほど気を使って作業をしています。万が一にでも音が隣家などに響かないように細心の注意を払っています。何か新しい類の道具や作業をする際には、必ず隣の部屋、ベランダ、外などから入念に音をチェックします。ドリルはインパクトドリルを使わずドリルドライバーを使っています。
そんな静音DIYerにとって厄介なのが切断です。
切断は手鋸を基本としていますが、それでも音が気になることがあり、作業を諦めたり、一瞬だけ作業して後は数日後、なんて非効率なことをしていました。先日購入した糸のこ盤も、静かは静かですが、やはり音が気になったのでお蔵入りになっています。
切断には手鋸のほか、テーブルソー、丸鋸、スライド丸鋸、ジグソー、糸のこ盤、バンドソーなどがあり、おそらく構造的に最も静かなのがバンドソーになると思います。モーターの回転をそのまま車輪に伝えて車輪がバンドを回すだけです。次点で糸のこ盤になるのではないでしょうか。糸のこ盤はモーターの動きをクランクで上下運動に変えています。
一方で最もお手軽なのがジグソーです。
しかし音がうるさい。小型な分どうしても本体からの音はやかましいものになりがちです。切断音は刃の種類にもよりますが、やはりうるさいでしょう。
また、手で上から押さえつける都合上どうしても周囲に振動が伝わります。
そんな中ジグソーの音量はどんなもんかとYoutubeを見て回っていると、ジグソーテーブルなるものを作っている方が大勢いることを知りました。僕も、切断は据え置きのテーブルタイプの方が都合が良いですし、テーブルにすることでジグソーの本体からの作動音を抑えられるのでは?と考えました。
そこで先日、ヤフオクでBOSCHのPST650PEを落札しました。
今回も結局お蔵入りになる可能性があるので、中古で5000円程度で購入したものです。そこまで古くなく、状態が良く、ワンタッチでブレードの交換ができるという条件で見つけました。
テーブルの構造は2重の箱型で、箱の内外には吸音材や制振材を配置する予定です。
ちなみに、そのまま使うと最低スピードでは静かですが、木材にあてるとブレードが止まってしまいます。最大スピードではかなりの音量で、掃除機どころの話ではありません。比較的高音が多く、振動のように伝わることはありませんので、ある意味対策は楽かもしれません。