前回の天板裏の仕上げを、アルドボス3度塗りで終え、十分に乾燥もしましたので、表面の仕上げを始めます。先日の記事にあげた通り、葉節を木屎で埋めてあります。また、今回は早速サンダーの出番です。
まずはサンダーに付属のやすりから、一番粗い60番をセットします。
手の作業に比べてずっとらくちんです。また、綺麗に仕上がっている気がします。粉が舞わないのも素晴らしいですね。音は静かなのですが、振動がでます。強固な机を使っていれば問題ないでしょうが、僕の作業机は強固さのかけらもありません。板の下に毛布を2枚重ねで仕込んだところ、振動はぴたりと止まり。近隣への迷惑も防げました。木もずれるけど。
夢中になっていたのと、特に代わり映えもないので写真はありませんが、60番→120番→240番とサンダーでやすり掛けをし、最後に手触りを確認しながら軽く320番でハンドサンダーを使ってやすり掛けをしました。
そして、一度濡れぶきして木の表面を湿らせます。
木裏ですが、こちらを天面に使いますので、裏よりも入念に仕上げます。
乾燥後、改めて手触りを確認しながらハンドサンダー&320番で仕上げのやすり掛けを行いました。
間を空けず、そのまま塗装に移ります。
一度目の塗装は、吸いが良いのでたっぷりと塗ります。すぐにオイルを吸い込み、乾いた面が出てきますので、何度も塗っていきます。1度目の塗布でいかに吸わせられるかが大事だと、どこかで読みました(^^;
20分程度置いて、しっかりとふき取ります。
1度、1時間ほどおいてしまったことがありましたが、オイルが粘りをもって、ふき取りに苦労しました。そのままだと、粘性の個体のようになって、手触りもべたべたするし、取り除くのにも苦労するし、取り除いた後の表面の状態も良いとは思えません。
これで丸1日以上乾燥させ、2度目、3度目と仕上げていきます。
その後、クノスで表面保護と艶出しを行う予定です。
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